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ワーグナー(1813-1883)

Hi Quality CD 『パルジファル』全曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル、ペーター・ホフマン、クルト・モル、他(1979-80 ステレオ)(4CD)

『パルジファル』全曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィル、ペーター・ホフマン、クルト・モル、他(1979-80 ステレオ)(4CD)

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  • ★★★★☆ 

    kuzu2001  |  東京都  |  不明  |  2022年01月09日

    デジタル初期の録音をアップコンバートで似非ハイレゾ商品にしない姿勢はむしろDGの良識なのでしょう。カラヤンの新し物好きが仇になった感はありますが、この時代は業界全体が未熟なデジタル技術に雪崩を打っていたので致し方ありません。この素晴らしい演奏をSACDやBDオーディオ、あるいはハイレゾ配信で聴きたい思いは私も他のレビュアーと同じですが、そのためには並行録音のアナログマスターの発見が条件でしょう。どこかに眠っていることを祈る思いです。

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  • ★★★★☆ 

    更年期障害  |  島根県  |  不明  |  2021年09月18日

    リマスタリングされてなくても、面割りが改善されれば(2幕3幕をそれぞれCD1枚に収録)買うのだが (面割りで減点)。 「カルメン」や「トスカ」も同様。

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  • ★★★☆☆ 

    コッペリウス  |  埼玉県  |  不明  |  2021年07月14日

    最初の発売時は7千円を超えた金額を支払って購入したと記憶しているので、ずいぶん安くなって驚くしかない。が、このCDはパルジファルの屈指の名盤であり、カラヤンの数多の録音の中でも最高のものの一つだと思う。Erdingerさんもお書きになっているが、なぜ Blu-rayオーディオや少なくともSACDで発売しないのだろうか? もっと高品位の音質のメディアで発売してこそはい意味があるように思えるのだが。とても残念で仕方がない。

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  • ★★★★★ 

    海尾水  |  神奈川県  |  不明  |  2021年07月10日

    カラヤンはこの曲を録音するためには70歳を待たなければならないと考えていたということもあって、演奏内容からしても、まさに満を持した録音とはこういうもかという最高もの。

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  • ★★★★☆ 

    Erdinger  |  神奈川県  |  不明  |  2021年05月13日

    Blu-rayオーディオディスクがセットされないのがちょっと残念。

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  • ★★★★★ 

    マンボウ  |  兵庫県  |  不明  |  2021年03月01日

    カラヤンとベルリンフィルの魅力が全て注ぎ込まれた超名演にして、故にこのコンビの最上のディスク! 合唱はいつも起用していたウィーン楽友協会ではなくベルリンドイツオペラだということからも、カラヤンのこの録音に対する意気込みが感じられる。 聴き始めたら最後まで聴かずにはいられなくなりかねないので、全曲(4時間強!)聴ける時間の余裕が無いと中々手をのばせない。…が、敢えて私がオススメする部分は前奏曲と第一幕の後半。前奏曲は本当に絶品で、14分があっという間に過ぎる様に感じる。 とにかく波の満ち引きの様に、pppからfffまでのダイナミクスをなめらかで美しく変化させるベルリンフィルの見事な技術に脱帽!最敬礼!! 過去のバイロイトでクナッパーツブッシュを始め数々の巨匠が演奏し、その他の歌劇場などでもこれまで何度もライヴ上演されて来ているが、演奏とデジタル録音の技術、そしてカラヤンの卓越した棒さばきが結集したこのディスクこそがパルジファルの頂点に立つものであると確信して止まない。

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  • ★★★★★ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2017年06月21日

    もうあまりに有名な演奏だが、前奏曲開始すぐのクレッシェンドからして、指揮者のみならずオケも気合の入り方が並大抵ではない。この指揮者にはむしろ珍しく表現意欲が全面に出ており、満を持してのレコーディングであったことを感じないわけにはいかない。ただ美しい音響などというこの指揮者の音楽への通俗的な批判のあてはまるレヴェルではない。正直カラヤンは、楽曲の把握の厳しさなどは、50年代の方が充実していたように思うが、これは別格だ。初心に返った気合とその後の円熟の二つを併せ持ったような演奏である。あらゆるオケのパートが、ことばのように実に雄弁にドラマを語る。奏者は極度の緊張を要請されたに違いない。実際「ことば」を担当する歌手達はそれに追随することに困難を覚えているかに聞こえてしまうほどだ。モルのグルネマンツが若者達に語る昔話しは素晴らしく感動的だが、それを打ち破るかのように巻き起こる撃ち落とされた白鳥をめぐる騒ぎの鮮やかなこと。場面転換の音楽はクナの神秘的な音楽の起伏とは対照的に、明確な指揮者の意識によって統率された輝かしい音楽だ。クナが影の法悦を描くとしたら、カラヤンは光の眩惑を描いている。アムフォルタスの苦悩のモノローグも目覚ましく雄弁だが、あくまで人間のドラマとして描かれている。歌手ではモルとファン・ダムは好演。主役のホフマンは一幕は冴えず、二幕の「覚醒」あたりから良くなるのは、音楽の通りで納得。この「覚醒」のクライマックスは、ヴェルディの「オテロ」の最後に似た所があるが、ホフマンはちょっぴりドミンゴのオテロを思わせる(私だけか知らん?)。ただクンドリーのヴェイソヴィッチはとてもソプラノ的な声なのはいいとしても、カラヤン好みの透明な美声(ヤノヴィッツとか)なのは分るが、この役にはちょっと明るすぎるのではないか?ニムスゲンも立派な声だが、昔のナイトリンガーなどと比べると、やや凄みに欠ける。「聖金曜日の音楽」では「指輪」でもいわれた音の塊に光を通すカラヤンの至芸がもう一段スケール・アップされて音楽がドライブされる。ホフマンもここは素晴らしい(ヴィッカースでなくて良かった)。その後の場面転換の音楽もベルリン・フィルの威力全開の底力が凄い。最後のところも張りつめた緊張が徐々にピークに向って解放されていくカタルシスを感じさせるが、これもカラヤンには珍しいことではないだろうか?彼としても会心の出来だったろうと思わざるを得ない。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月06日

    カラヤンは、クラシック音楽史上最大のレコーディングアーティストであり、膨大な数の録音を行った。とりわけオペラはカラヤンの絶対的な得意分野であり、遺された録音はいずれも水準が高く名演も数多く存在しているが、その中でも最高峰に君臨する名演は、本盤におさめられたワーグナーの舞台神聖祝典劇「パルジファル」ということになるのではないだろうか。それどころか、同曲の数々の演奏の中でも、クナッパーツブッシュ&バイロイト祝祭歌劇場管による名演(1962年)と並ぶ至高の超名演と高く評価したい。もっとも、本演奏はクナッパーツブッシュによる演奏とはその性格を大きく異にしていると言える。クナッパーツブッシュによる名演がスケール雄大な懐の深い人間のドラマであるとすれば、カラヤンによる本演奏は、同曲の極上の絶対美を誇る旋律の数々を徹底して美しく磨き抜いた圧倒的な音のドラマということができるのではないだろうか。本演奏は1979〜1980年のスタジオ録音であり、カラヤン&ベルリン・フィルの黄金コンビがその最後の輝きを放っていた時期のものだ。当時のカラヤン&ベルリン・フィルは、鉄壁のアンサンブル、ブラスセクションのブリリアントな響き、桁外れのテクニックを示す木管楽器、雷鳴のように轟きわたるティンパニなどが一体となった圧倒的な演奏に、カラヤンが流麗なレガートを施し、それこそオーケストラ演奏の極致とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築を行っていたと言える。本演奏においてもそれは大いに健在であり、どこをとっても磨き抜かれた美しさを誇るいわゆるカラヤン・サウンドで満たされていると言える。おそらくは、同曲演奏史上、最も美しく磨き抜かれた演奏と言えるところであり、とりわけ有名な「聖金曜日の音楽」における極上の美しさには、身も心も蕩けてしまいそうになるほどだ。このようなカラヤン&ベルリン・フィルが構築した絶対美の世界にあっては、歌手陣や合唱団もそれに奉仕する一つの楽器に過ぎないとも言えるところであり、これほどまでに美を徹底して突き詰めた演奏は、カラヤンとしても空前にして絶後の出来であったとも言えるのではないだろうか。正に、本演奏は、マーラーの交響曲第9番(1982年ライヴ)と並んで、稀代のレコーディングアーティストであるカラヤンが構築し得た究極の美しさを誇る至高の超名演であると高く評価したい。もっとも、歌手陣も、カラヤンが構築した美の世界の中のおいて素晴らしい歌唱を行っていると言える。とりわけ、パルジファル役のペーター・ホフマンとグルネマンツ役のクルト・モルの歌唱は圧倒的であり、花の乙女役のバーバラ・ヘンドリックスやアルト独唱のハンナ・シュヴァルツなど、脇役陣にも目を光らせたカラヤンならではのキャスティングにも抜群のセンスの良さを感じることも可能だ。録音は、カラヤンにとっての初のデジタル録音であり、従来盤でもきわめて優秀なものであると言えるが、同曲演奏史上最高峰の超名演であるだけに、今後はSHM−CD化、そして可能であればシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  東京都  |  不明  |  2011年05月15日

    これはオペラではなく、舞台神聖祝典劇。上演すること自体が宗教儀式なのです。カラヤンの、ひたすらに美しい音楽に浸りましょう。青みがかった音質も魅力的。

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  • ★★★★★ 

    よかろうもん  |  北九州市  |  不明  |  2008年09月24日

    確かにこの演奏は凄い。録音の魔術か、まるでこの世のものとは思えない雰囲気が全篇に漂っており、この長い曲が一気に聴きとおせてしまった。曲を感じさせず、純粋に音そのもので恍惚に浸れるような演奏だ。特に場面転換の音楽は秀逸。幽玄で彼岸を思わせる神秘的な世界がぐいぐいと伝わってくる。クーベリックやケーゲル、ブーレーズなども良い演奏だが、指揮者の解釈というか、音楽を感じさせてしまう点が惜しい。この曲は、「音楽」ではなく、「音」そのもので感動させられなければならない。

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2007年10月06日

    ホフマンの後年の不調はロックを歌ったせいだという誤解が多いようで心外。数年間の短い間にワーグナーもロックも極めたのはすごいことだと私は思う。カラヤンの指揮はタメが効いていて、同じ遅目でもレバインなどとは格が違う。このコンビの最後の輝きにふさわしい曲目だろう。この曲はクナのバイロイトの51年盤とベルリンの42年盤(3幕のみ)が最高だが、ステレオでということであればこの録音か、少しすっきり目だがクーベリックだろう。面切りが直っていないのは返す返す残念。

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  • ★★★★★ 

    為朝  |  京都府  |  不明  |  2006年11月10日

    完璧な演奏にして深い内面性…先輩格のクナッパ‐ツブッシュの演奏をも凌駕したカラヤン渾身の記録。秘儀参入劇にはやはり、これくらいのクオリティが有るべきだ。

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  • ★★★★☆ 

    たか  |  東京  |  不明  |  2006年09月02日

    素晴らしい演奏だと思うが2幕と3幕はそれぞれ1枚ずつに収まるはず。リマスターして出しなおしてほしい。

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  • ★★★★★ 

    ジューン  |  東京  |  不明  |  2006年07月05日

    何度聴いても心を揺さぶられます。タイトルロールのホフマンをはじめとする歌手の歌もオーケストラの演奏も心にしみます。『タイトルロールのホフマンは、順調に成長していればイエルザレムと双璧をなしたであろう人ですが....』との評がありますが、ここにイエルザレムを持ち出すとは笑止です。ホフマンのポピュラー活動と病気引退の恩恵をもっとも被ったのがこの人。並の歌手。

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  • ★★☆☆☆ 

    伊東洋輔  |  神奈川  |  不明  |  2006年05月19日

    私はクナッパーツブッシュ盤をレヴューで酷評し、一部のヒトから批判されたが(勿論反論した)、では 同曲の最高の演奏は・・と聞かれると困る。やはり世評の高いこのカラヤン盤も馴染めない。重厚な美しい響きなどはクナッパーツブッシュとは比較にならないが、雰囲気が鈍重で、晩年のカラヤンの悪い所が出てきている。もし10年早く手掛けていたら 、違う結果が出たかもしれない・・あの透明感がかった指環の様な。しかし本当にこの作品の最高の演奏って誰のものですか?許センセはクーベリックとケーゲルを絶賛していたが・・(まだ未聴)。

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