silver  |  岐阜県  |  不明  |  2022年04月16日

ローカルの楽団が、豪快に挑んだニールセン。所々洗練されてないアンサンブルが響くが、その分面白さは随一。何事も一生懸命が一番である。田舎臭さがあるが、楽しい。

 

レインボー  |  不明  |  不明  |  2019年11月04日

テオドレ・クチャル指揮、ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団による、ニールセンの交響曲全集です。 クチャルと、ヤナーチェク・フィルはブリリアントにはスメタナとドヴォルザークというオケにとって地元の作曲家による作品を録音したのですが、どういうわけかこれだけ、デンマークの作曲家が取り上げられていました。 しかし、どの曲も、充実した内容と、推進力のある分かりやすい音楽作りで、名演と言ってよく、初めてニールセンを聴く人からだいぶ聴いているというヘビーなファンまでお勧めできる内容となってます。 録音、音質は良好。

 

ユローヂィヴィ  |  大阪府  |  不明  |  2017年09月07日

ニールセンの交響曲はとてもエネルギッシュでユーモアもあり、たいへん魅力的だ。 クチェルの指揮もヤナーチェク・フィルの演奏も素晴らしい。 このコンビでシベリウスは交響曲全集を録音して欲しい。 名演奏を聴かせてくれるのでは。 録音も透明感があって綺麗だ。

 

のろま  |  東京都  |  不明  |  2011年04月06日

ブロムシュテット＆SFSOのレビューで、当盤よりも録音がいいと書かれた方がいますが、私はむしろ当盤のほうが、新しいこともあって録音がいいように思えました。ホール・トーンが美しく捉えられているので、包容力や、北欧の澄んだ空気さえも感じられますが、残響が長すぎて音がダンゴになるということはありません。第6番は、木管がクローズアップされている点など、今までの「シャープでドライ」というイメージを覆す、ウェットさも併せ持った仕上がりで、安心感と人間臭さもあり、これを聴いて初めて好きになりました。第4番のみ迫力不足というご意見には同感ですが、値段を加味して星5つ。

 

HJM  |  神奈川県  |  不明  |  2010年10月09日

決してダレないテンポとリズム感。惰性で流れない指揮に天性の才能を感じる。ニールセンが苦手な人にこそ聞いてほしい。

 

北国の春  |  さっぽろ  |  不明  |  2008年03月12日

パスタで云えば　アッサリ塩味風味と云った所か　其れで居て　旨味も酷も感じられ　聞き終わった後は　スッキリとした清涼感が漂う　 クチャル　何とも不思議な棒振りだ 　この人　ショスタコーでも聴いたが　中々好いかも

 

かな  |  東京  |  不明  |  2008年02月08日

これは驚き！安くてこんなに良い演奏なんて匆々ない。ナクソスにありがちな「値段の割りに良い演奏」というのではなく、仮に1枚3000円でも十分満足できる名演。クチャルという指揮者は初めて知りましたが、素晴らしいの一言！

 

たけちゃん  |  福島県  |  不明  |  2007年10月08日

最高ですね！！他のﾚﾋﾞｭｱｰの方々の仰るとおり｢演奏・録音共に素晴らしい｣｢驚くべき全集｣です。私にとっても近年最大の｢掘り出し物｣となりました。ﾌﾞﾛﾑｼｭﾃｯﾄ､ﾔﾙｳﾞｨ指揮の全集もそれぞれﾊｲ･ｽﾀﾝﾀﾞｰﾄﾞな好演奏でしたが、このｸﾁｬﾙ盤は前述の両者指揮の演奏には無かった｢野趣｣に溢れ返った、繊細さと豪放さを併せ持った名演奏です。ｸﾄﾞｲようですが演奏、録音ともに 文句無く｢最高｣ﾚｳﾞｪﾙです。価格も究極の超HIGH-CP。これはｱﾝｹﾞﾛﾌ氏のﾄﾞｳﾞｫﾙｻﾞｰｸどころの騒ぎではないでしょう。

 

オーディオマン  |  大阪府高槻市  |  不明  |  2007年09月22日

確かに演奏・録音共に素晴らしいと思う。かつてデッカのブロムシュテット盤を持っていたがアメオケの機能美が逆にピンとこないものにしていたと思う。その点、こちらは共感に溢れる解釈で一気に聴いてしまった。クチャルってなかなかいい指揮者だ。オケの技量も十分満足。よく演奏される4番もいいけど、個人的に大好きな5番、それ以外もこんなにいい曲だったんだ、と再認識させられた。この値段なら絶対買い！。

 

ひろ  |  愛知  |  不明  |  2007年07月22日

これは掘り出し物。ヤナーチェク・フィルの存在すら知らなかったが、これぞニールセンの音だ！こんな名盤が埋もれているとは・・・

 

よかろうもん  |  福岡市  |  不明  |  2006年03月19日

これは驚くべき全集だ。東欧のオケということで一抹の不安もあったが、全く杞憂に終わった。とにかく全編に滾る熱っぽさが素晴らしい。クチャルの解釈は速めのテンポで緊張感溢れるもの。オーケストラも十分すぎるほどの技巧と適度に鄙びた雰囲気があり、アメリカのオケなどよりよほどニールセンの本質を掴んでいる。なかでも終始叩きまくるティンパニが巧すぎる。すべてベストを狙う名演といってよいが、唯一４番のみエネルギーが不足している。残念！