『ばらの騎士』全曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン&フィルハーモニア管、シュヴァルツコップ、ルートヴィヒ、他(1956 ステレオ)(3SACD)(シングルレイヤー)
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困ったお父さん | 三重県 | 不明 | 2021年07月09日
CDを購入したと言うより本を買ったような装丁です。ジャケットはこれがオリジナルのようですが私のような60前後の年齢以上の方ならあの「シュヴァルツコップの流し目」の写真のものの方がなじみがあるかもしれません。今回のCDはモノラルではなくステレオ録音の方の収録です。ウィーンフィルとの新盤に比べ音質では劣りますが雰囲気感は断然こちらの演奏が良いと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古き良き時代 | 大阪府 | 不明 | 2020年06月26日
1956年の録音と言うのが信じられないほどの優秀録音です。EMIファンには申し訳ありませんが、どう見てもDG・DECCAに比べると分が悪かった録音技術ですが、この作品だけは例外です。 演奏は素人の私が言うのは失礼ですが、カラヤンのDGデジタル新録と並んでこの曲の最高の名演だと確信します。少なくとも歌手では、この録音が後年のデジタル録音を凌駕しているでしょう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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nk | 東京都 | 不明 | 2019年05月21日
SACD(シングルレイヤー)で聴いてみました。空前は言わずもがな絶後の演奏と言ってよいでしょう。80年代のウィーン・フィルとのデジタル録音演奏も素晴らしいのですが、ここでは若かったカラヤン、そして表情豊かな歌手陣が素晴らし過ぎます。ウィーン・フィルとの録音よりもこっちの方が音楽的にわかり易いのは録音のせいだと思いますが…。「語り口」もウィーン・フィル盤よりもこちらの方が表現豊かだと思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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フォアグラ | 愛知県 | 不明 | 2018年06月10日
私が初めて聴いた「ばらの騎士」は当然これなのだが、良さがわからず、カラヤン新盤を聴いてますますわからなくなった。その後エーリヒ・クライバー、ベーム、クナッパーツブッシュ、それにカルロスの演奏を知り、こんなに面白いオペラだったんだと驚いた。正直高く評価されすぎの演奏だと思う。特に女声トリオがよくない。シュワルツコップは厚化粧の大年増に聴こえるが、マルシャリンは若い女性である。表情に凝りすぎる歌唱が古い。デラ=カーザだったらどんなによかったか。シュティッヒ=ランダルのゾフィーも大人しすぎるが、アコールのセットを聴くと素晴らしいソプラノだったことがわかる。ゾフィーには合わなかったということ。カラヤンの指揮は巧みだが、クライバー親子のような目もくらむ勢いがあるわけでもなく、クナのユーモアがあるわけでもない。フィルハーモニアも魅力が薄い。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ルシータ | 東京都 | 不明 | 2017年05月20日
予想以上に素晴らしい音質です。レンジは狭いものの安心して鑑賞できます。演奏については今更言う必要はありません。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ほんず内閣総理大臣 | 北海道 | 不明 | 2012年01月01日
まあいまさら縷言するまでのない名盤。大変な名演奏、というように語られてきましたが(下のレビュー群もそうですな)、なんですかねえ、すばらしい「演奏」とか「歌唱」とかいう表現ではなくて、これこそ「芸」ってものじゃないのかな。そういう表現の方が適切な気がしますね。徹底的に人工の技を究めたこのオペラは、物語・設定・登場人物そして音楽、そのどれもがまさしく舞台・劇場のものとして形作られていて、「お芝居」としての夢があるのであります。それを、最高の役者(歌手)と表現者(指揮者)が見事に再現してみせた、そんな感じではないでしょうか。カラヤンにとっても、再録音は普通の「歌劇」にとどまるものではないかな。その意味で、まさにこの時ならではの一世一代の大パフォーマンスでありました。元帥夫人がかつての若さを懐かしく想い起こすように、この演奏によって、私たちも「芸達者」たちの比類ない「芸」が楽しめた時代を想えばよいのでしょう。録音は驚異的な高水準。古めかしさがないばかりか、ヒスもなく、とても見事なもので、何の不満もありません。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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つよしくん | 東京都 | 不明 | 2011年07月06日
カラヤンは広範なレパートリーを誇る指揮者であったが、その中でもオペラの分野においては、演奏内容の水準の高さにおいても他の指揮者の追随を許さない存在であったと言える。このようなカラヤンが最も愛したお気に入りのオペラの一つは、R・シュトラウスの楽劇「ばらの騎士」であったと言うのは論を待たないところだ。カラヤンは、本盤におさめられた演奏のほか、同曲の録音をDVD作品を含め、ウィーン・フィルとともに2度にわたってスタジオ録音を行っており、それらも素晴らしい名演であるとは言えるが、カラヤンによる同曲の演奏の最高峰は、まさしく本演奏であると言える。それどころか、本演奏は、様々な指揮者による同曲のいかなる名演にも冠絶するとともに、カラヤンが行った数多くのオペラの録音の中でもトップの座を争う至高の超名演と高く評価したいと考える。本演奏は、何と言ってもカラヤンの指揮が素晴らしい。壮年期のカラヤンならではの颯爽とした音楽性豊かな指揮ぶりが見事であり、第1幕の終結部の元帥夫人がオクタヴィアンに諭す場面の表現の何とも言えない味わい深さや、第3幕の有名な三重唱は至高・至純の美しさを誇っていると言える。カラヤンがその後ウィーン・フィルとともに行った録音では、これらの箇所においてはとても本演奏のような魅力はないと言えるところであり、カラヤンとしてもこれは空前にして絶後の絶妙な表現と言えるのではないだろうか。歌手陣も豪華極まりないと言えるところであり、元帥夫人のシュヴァルツコップを筆頭に、オクタヴィアン役のクリスタ・ルートヴィヒ、オックス男爵役のエーデルマン、そしてゾフィー役のシュティヒ=ランダル、ファニナル役のヴェヒター、さらには歌手役のニコライ・ゲッダなど、これ以上は求め得ないキャスティングの素晴らしさ、そしてその歌唱の凄さにただただ圧倒されるのみである。オーケストラはフィルハーモニア管弦楽団であるが、本演奏ではウィーン風の実に味わい深い名演奏を繰り広げており、いささかの不満を感じさせるものではないと言える。録音も、従来盤でも比較的満足できる音質であるが、同曲演奏史上最高の歴史的超名演でもあり、今後はHQCD化、そして可能であればSACD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望んでおきたいと考える。6人の方が、このレビューに「共感」しています。
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エレーデ | 宮城県 | 不明 | 2010年09月23日
まず音質の良さには驚いた。56年録音だが大変聞きやすい。60?70年代のろくでもない録音と比べると、古さは否めないが、当時のEMIの技術の高さが伺える。歌手陣も、マルシャリンのシュヴァルツコップを中心に、ルートヴィヒ、エーデルマン、ヴェヒター、ランダル、歌手役にまでゲッダを起用する豪華さ。またカラヤン若き日の爽やかながら落ち着いた指揮は、豪華な歌手陣をまとめることに成功している。シュトラウス最高傑作の決定盤と言っても差し支えないだろう。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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平成生まれのワグネリアン | 大阪府 | 不明 | 2010年04月08日
50年も前の録音ですが今聞いても十分通用する音質、名演だと思います。とっても優美なRosenkavalierで大満足。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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paxdomini | 京都府 | 不明 | 2009年05月25日
古い録音なので今まで買ったことがありませんでしたが、値段がとっても安いので買ってみることにしました。元々カラヤンの新盤が私のベスト盤だったので、テンポ設定やら表情の付け方やら、しっくり入っていくことができました。ゾフィー役がもう一つですが、シュヴァルツコップフにしてもルートヴィッヒにしても素晴らしい。これからじっくり聞き込みます。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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燕の巣 | 静岡県 | 不明 | 2009年05月16日
言わずと知れた歴史的名盤。99年のEMI盤も持ってますが、2001年リマスターに釣られて再購入。弱音の場面ではヒスノイズが耳に入りますが、半世紀前の録音とは思えない位、リマスターに成功してます。EMI盤の3分の一程度の値段で買えますし、オペラ・ファンなら必携の名盤・・・。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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オペラかじり虫 | 西宮市 | 不明 | 2009年03月20日
定評のある音源が、今回正規ライセンスのBrilliantレーベルでまとまって発売されるのは嬉しい。ウィーン・フィルではないにせよ、カラヤンの十八番中の十八番。極め付きとはこういう録音に申すものです。同曲異盤を聞き比べるためには、こういった企画は大歓迎!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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コッペリウス | さいたま市 | 不明 | 2008年12月29日
カラヤンの颯爽とした演奏に惹かれる。VPOのように音色に魅力こそないもののPOは大いに健闘している。ただ、初めて聴いたときは大感激だった主役の二人、特にシュバルツコップの元帥夫人は、回数を重ねて聴いていく内に表情が付きすぎているように思えてきた。歌うというより語りすぎて鬱陶しい。やや古びてきたかなと思わずにはいられない。ぼくは新録音の方を高く評価する。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Strausisst | 香川県 | 不明 | 2008年03月30日
カラヤンの完璧な名演の一つ。第1幕の終わりの元帥夫人がオクタヴィアンに諭す場面の切なさ、第2幕の有名なワルツ、そして第3幕の天国へ導かれそうな至高の三重唱における響きテンポどれも理想的である。カルロス・クライバーはゆっくりとしたテンポが苦手でこの3つの場面では我慢しきれなくて速くなってしまっているのに対して、カラヤンはしっかりと落ち着いたテンポでじっくりと歌わせている。20世紀最高のオペラ指揮者カラヤンの凄さを十二分に堪能できる大傑作である。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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たけかわ | 豊中 | 不明 | 2007年03月23日
すっかり古い録音になってしまいましたが、シュヴァルツコップを中心とした女性陣のすばらしさを満喫できる最高のセット。カラヤンの伴奏も雰囲気たっぷりで、オペラ指揮者の面目躍如。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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