【中古:盤質A】 交響詩『海』、管弦楽組曲第1番 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2019年02月17日
30〜32歳で”牧神の午後への前奏曲”を書くまで 不思議なことにドビュッシーの管弦楽曲は悉く失われている ディヴェルティメント「バッカスの勝利」 管弦楽組曲 交響組曲「春」と孰れも作品名辞典には”紛失か或いは焼失”と記載されている ”春”はドビュッシーの生前に四手用ピアノ譜からビッセールが編曲して今に至る 管弦楽組曲は不完全な形で近年発見されマヌリが補筆完成した それをロト&レ・シエクルが初演し 録音がこうして届けられた 作曲者21〜22歳の作品であって 10年後に開眼する印象主義音楽にはなり得ていない ドビュッシーらしからぬ音楽と聞こえてしまうが 若書き以上の魅力がある 後半は代表曲”海”を聴く インプレシオニスムの傑作は聞き応えがある オーケストラも真価を発揮して音色に遊ぶ 想像の翼は羽搏き広野や蒼穹を飛び回る あらゆるものを見 あらゆる音を聞き取る このフランス・ピリオドを再現したオーケストラは特別の時間と空間を齎す もしまだなら あなたも如何3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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sunny | 兵庫県 | 不明 | 2013年07月17日
先ほど、プロムスでの、このコンビの「春の祭典」を聴き、それから、このCDを聴いた。ピリオド・アプローチもここまで来ましたか。これまでの演奏が、陳腐に聴こえてしまうほど新鮮、刺激的。本来、古く、戻っている筈なのに、今生まれたかのように、若々しく、攻める勢い、生命力に溢れています。音楽に、未来はありました。もう、戻れません。少々、粗いと感じる位で、それがまた、宜しい。もう、老人は、去るのみ。新たな才能、彼らの時代が、やってくる。ブリュッヘンさんや、レオンハルトさんが生きていて、この演奏を、聴いてどう思うだろうか。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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