ドヴォルザーク(1841-1904)

CD 【中古:盤質AB】 Slavonic Dances: Szell / Cleveland O

【中古:盤質AB】 Slavonic Dances: Szell / Cleveland O

商品ユーザレビュー

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2024年03月23日

    好きでないセルだが、このスラヴ舞曲の演奏は素晴らしいと思う。音楽的であたたかくボヘミヤを思い浮かべさせる響きで魅力ある演奏だ。ライナー・VPOも同じような雰囲気を持った演奏でどこか共通している感じがするのが不思議である。共に本曲を代表する演奏と評して良いだろう。本場物のセイナ・チェコPOの演奏より、録音はやや古くなったがこのセルのほうが本場物という感じで、指揮者の能力差が出て演奏密度もはるかに上である。

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    ルシータ  |  東京都  |  不明  |  2017年12月17日

    他の方々がコメントされている通り、素晴らしい演奏と録音です。言うことありません。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年09月11日

    全盛時代のセル&クリーヴランド管弦楽団による演奏の凄さを味わうことができる圧倒的な超名演だ。セル&クリーヴランド管弦楽団は、「セルの楽器」とも呼称されるほどの鉄壁のアンサンブルを誇った名演奏の数々を展開した稀代の黄金コンビであった。すべての楽器セクションがあたかも一つの楽器のように聴こえるという精緻にして正に完璧な演奏の数々を繰り広げていたところである。もっとも、そうした完全無欠の演奏が、ある種の技量に偏ったメカニックな冷たさを感じさせたのも否めない事実であり、とりわけ1960年代の半ば頃までの演奏にはそうした演奏があまた散見されたところだ。もっとも、理由はよくわからないが、ドヴォルザークやスメタナなどのチェコ音楽、そして独墺系の作曲家の中ではとりわけシューマンの音楽については、1960年代後半以降の最晩年の演奏において垣間見せた、情感豊かで柔軟性のある円熟の名演の数々を披露していたと言える。特に、ドヴォルザークやスメタナなどのチェコ音楽には、ハンガリーの隣国の音楽ということもあり、深い愛着と理解を有していたと言えるのかもしれない。本盤におさめられたドヴォルザークのスラヴ舞曲全集も、実に素晴らしい圧倒的な超名演だ。いずれの楽曲も一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブルを駆使した、正に完全無欠の演奏を展開しており、おそらくはオーケストラ演奏としてパーフェクトなものとさえ言えるだろう。それでいて、1962〜1965年にかけての演奏であるが、この時期のセルの欠点でもあったある種のメカニックな冷たさなどはいささかも感じさせず、どこをとってもチェコの民族色溢れる豊かな情感に満ち溢れているのが素晴らしい。ドヴォルザークのスラヴ舞曲全集の名演としては、クーベリック&バイエルン放送交響楽団による演奏(1973〜1974年)や、ノイマン&チェコ・フィルによる2度目の演奏(1985年)などが掲げられるが、本盤のセル&クリーヴランド管弦楽団による演奏も、これらの名演に肉薄する圧倒的な超名演と高く評価したいと考える。音質は、1960年代のスタジオ録音であるものの、従来盤でも比較的良好な音質と言えるが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤はとてつもない鮮明な高音質であったところだ。セル&クリーヴランド管弦楽団による鉄壁のアンサンブルを駆使した完全無欠の演奏の凄みを味わうには望み得る最高の音質であったとさえ言える。もっとも、当該SACD盤は現在では入手難であるが、仮に中古CD店で入手できるのであれば、多少高額であったとしても、当該SACD盤の購入を是非ともおすすめしておきたい。

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  • ★★★★★ 

    ラトル ロワイヤル  |  HONG KONG  |  不明  |  2010年03月28日

    このジャケットを見ると青春時代が蘇ってくる。どんな曲でも聞き始めがセルだと他の指揮は受け入れ難いことが多く、ベートーヴェン『英雄』、メンデルスゾーン『イタリア』等、40年近くの歳月が過ぎ去っても、私の身体の中を脈々と流れ続けるセルの情熱を感じる。セルの音楽に偏見を持つ人も多いが、このスラブ舞曲の聴き比べをして欲しい。人間味溢れるこの演奏から、セルの偉大さが伝わってくるであろう。万博の年(70年)の夏、セルの訃報に接し、信じられない思いの中で、このスラブ舞曲を繰り返し聴いた。今でもこの曲を聴くたびに、天国でこの舞曲を奏でるセルを思い出している。私にとって、至極の時間である。

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    ジンジャーエール  |  川崎市  |  不明  |  2007年07月24日

    セルの棒にかかると、どの曲にも、きちんと起承転結がある文章を読んだように、作品として味が出ます。名短編エッセイ集を読み通したようなさわやかな感動が残ります。ただの「舞曲」にしないのがセルです。ノイマンもクーベリックも、私は大好きな指揮者なのですが…スラヴ舞曲だけはダメでした。セルの「人格」を一番感じさせ、音楽の品位について考えるきっかけを与えてくれた演奏です。音質は透明感と空間性にすぐれ、演奏の質にみごとに合っています。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2007年03月06日

    もっと濃厚に民族色満々に演奏するスタイルもあるだろうけど、それで全曲は聴き通すのはきつい。特に第2集はそれでいくと重い。その点セルの演奏は、そこはかとない情緒、共感がすばらしく、決して早いテンポじゃないけど、ぐいぐい前進する勢いがあって、感動して楽しみながら全曲聞き通せます。すばらしい名演。ところで繰り返しがある盤とそうでない盤があるとかいう話しをききましたがどうなんでしょう?

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