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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質AB】 交響曲全集&序曲集 セル&クリーヴランド管弦楽団(5CD)

【中古:盤質AB】 交響曲全集&序曲集 セル&クリーヴランド管弦楽団(5CD)

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検索結果:23件中1件から15件まで表示

  • ★★☆☆☆ 

    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2023年12月23日

    わたしにはほとんど存在理由のない全集である。例えば9番、この演奏のどこにも歓喜などなくただオケがうまくなっているだけ。それだけでうんざり。ここには古典美などどこを探してもなく、ただ現代機能主義的響きがあるだけ。心をどこかへ置き忘れたようなベートーヴェンの演奏である。

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  • ★★★★★ 

    林檎太郎  |  長野県  |  不明  |  2023年09月22日

    これほど、何度聞いても飽きの来ない、汲めども尽きぬ感興を与えてくれるセットも数少ない。清潔なアンサンブルに、音楽が前へ前へと力強く進む推進力と、未だに新鮮な印象を与えてくれる演奏群だと思う。ただ同じCBSのワルターのリミックスは、音質が話題になるのに対して、セルに関しては、余り触れられないので、一言指摘しておきたい。このセットと、その後リリースされたコンプリートボックスとでは、別リミックスで、聴感上かなり違いがある。韓国盤エディションも所有しているが、それとも相当違う。三者三様で、かなり印象が異なり、それは演奏への印象にも影響するほどだと、指摘しておきたい。当盤のレビューでも賛否様々であるが、別リミックス盤を聴くことで、その評価も変わる可能性があるのではないか、と思われるほど違うということを強調しておきたい。イコライジングで音はガラッと変わってしまう。当盤は、コンプリートボックスと比較して、上と下が持ち上げられた派手な音作りであると指摘出来る。コンプリートボックスは、落ち着いた、オーケストラサウンドとしては自然な音作りになっている。とかくCDから聞こえてくる音が演奏のすべてだと思ってしまいがちだが、単にミキサーの卓の上で作られた音かも知れないということを考えさせられる好例だ。

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  • ★★★★★ 

    座頭  |  兵庫県  |  不明  |  2021年03月01日

    ベートーヴェンの古典美を追究した全集としては、これが最高でしょうね。最晩年、EMIに移籍してからのセルが再録音していたら、違う魅力の全集が聴けたでしょうが、完成度はこれで十分です。

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  • ★★☆☆☆ 

    遊人王月曜日  |  北海道  |  不明  |  2017年10月27日

    総じてつまらなかった。まるで精密機械が演奏しているといった感じで、例えばワルターのような温かさやウィーンフィルのような美しさといったものは微塵も感じられなかった。だから聴いていてつまらない。確かに第2番での鋭い切り込みや第9番での畳み込むような推進力には魅力を感じたものの、全9曲を通じての感想といえば前記のとおりとなった。これがセルが冷たい演奏をするといったいわれかも知れない。私にとっては残念ながら一生のライブラリーとまでにはならなかった。この全集を聴く時間があれば他の演奏家のものを聴いた方が高齢の私には有意義という結論になった。

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  • ★★★★★ 

    silver  |  岐阜県  |  不明  |  2016年08月15日

    これは素晴らしかった。クリュイタンス・BPO と並ぶ、名全集である。力強さ・叙情・包容力・・全てがトップクラスの高次元で纏まっている。特に第九は歌手陣が立派で、オラトリオかオペラを演じているかのような壮麗さである。同じシリーズのラインスドルフの全集よりも、こちらのほうが素晴らしい。カラヤンの全集は、一度聴いただけで棚に仕舞い込んでしまったが、セルの全集は生涯手許に置いておきたいと思える名演揃いです。家宝にします。

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  • ★★★☆☆ 

    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2014年10月26日

    No.8は屈指の名演。ただ、それ以外はどうか。ベートーヴェンの交響曲全集は今や星の数ほどある。これが録音された当時と比べて、録音もオーケストラの質も世界的に上がっている。No.8以外は、絶賛するほどのものだとは思えなかった。

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  • ★★★☆☆ 

    憲一郎  |  Saitama  |  不明  |  2014年05月21日

    大変立派な演奏だと思いますが、録音のせいか、私には少々騒々しくてきつい。やはりアメリカのオケだからかな?若い頃エロイカを聴いてとても良かった記憶があり、期待して購入したのだが、ちょっと残念でした。

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  • ★★★★☆ 

    ひ〜ちゃん  |  東京都  |  不明  |  2014年04月29日

    あくまでも個人的な感想だが、全体的に若干テンポが早めに感じた。だからこそなのか4、7、8番は勢いよく最高の演奏に感じた。と言っても7番の2楽章なんかは程よいテンポで見事にロマン派に通じる雰囲気を出していた。5番は誰も文句なしの名演奏!そしてやはりどこかロマン派に通じる雰囲気がチラホラするところが、胸にジーンと来ました。最近ではアンプの性能が格段に良くなっているので、標準的なアンプでも音が悪いとは感じないと思います!ただ9番だけは何故か、まあまあっていう程度でした。

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  • ★★★★★ 

    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2014年04月08日

    LP時代に最初に買ったベートーヴェンの交響曲がセル・クリーブランドの7番と9番。別に演奏者に期待があった訳ではなく、第九などは要は一枚で入っているというだけの理由。エピックレーヴェルのキンキンした潤いのない音で、好印象はなかった。CD時代になって、来日公演も聞いて、このコンビの素晴らしさを理解して買ったCD(Essential Classics)は大分音が改善されたが、鮮明だが少々濁り気味の音だった。このリマスターは別盤みたいにとか大袈裟なことはいわないが、ヴァイオリンの音の柔らかさや膨らみがとりわけ60年代の録音では増して、実演の印象に随分近づいた。それとともに演奏の素晴らしさの引き立ち方は少なくない。この微妙な音の違いがこのコンビではとても大事だったということだろう。フルトヴェングラーに代表される疾風怒濤的なパトスに満ちた巨人のようなベートーヴェンではなく、清潔を極めるテクスチャーとバランスと音価と音色の微妙なバランスに心を配った細密画のような(いい意味です)ベートーヴェン。「爆演」とか品のない形容とは無縁の純音楽的な演奏で、前のcdでは気づかなかった微妙な細部が心の中に沁み入ってくる。改めてベートーヴェンがウィーン古典派の作曲家である事を納得させるが、同時に第九の規格外の大きさにも不足はない。最初からこの音で出ていたら彼らの日本での評価も断然違ったろうに。音はそれでもやはり新しい方がよいが、最初の第五(ワルターNYフィルのモーツアルト後期より少し前なんだね、日付を見ると)だって悪くない。どの曲も例外なく良くて、それは下のコメントであげられている曲が多様である事にも示されているようだが、これだけ粒の揃ったベートーヴェン全集は殆どないだろう。聞く人を選ぶかもしれないが、屈指のベートーヴェン。

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  • ★★★★★ 

    たーさん  |  神奈川県  |  不明  |  2014年04月02日

     これは買ってよかった。7枚組のLP,SBK番号の箱入り,と買い換えて今回のリマスター盤に到ったのだが,これまでのCDに比べると薄皮が剥がれたように聴こえる。演奏の本質に関係ないと言えるが,心地よさも聴く楽しみのうち。  改めて聴いてみたら演奏はもう文句なしである。感情の表出とか精神の具現とかに殆ど目もくれずにベートーヴェンの遺した音符を可能な限りの明晰さで音にして見せている。初めて聴く人には目から鱗の思いもあるかもしれない。完璧な合奏を理想としたセルの写真が「まあ聴いてごらんなさい」と言っているようだ。

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  • ★★★★★ 

    greyfalcon  |  福岡県  |  不明  |  2014年03月11日

    マスタリングに驚きました。クリーブランド管の音はビロードのように柔らかいものだったそうですが、CBS傘下のEPICの録音が硬く乾いた潤いのないものだったので、来日公演で初めて実際に聴いた人々は仰天したといいます。このマスタリングは本来のクリーブランド管の音を彷彿させる潤いのあるもので、従来の音質からは一変してます。セルの厳しい古典美はその分後退したようにも聞こえますが、私はこの優美さを増した音質には大賛成です。これが本来の音に近いんですから、当然です。このシリーズで全部出してくれないかなーと思っているくらいです。この瑞々しい音質で聴くセルの端正な古典美あふれるベートーベンは素晴らしいの一言です。

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  • ★★★★★ 

    晴釣雨聴  |  大分県  |  不明  |  2014年02月09日

    セルといえば、大阪万博の年クリーヴランド管弦楽団来日の折、セルと共にブーレーズが同行しており、そのブレーズの演奏会で私のすぐ近くに来席していたセルが 終演後ひとり立ち上がり、盛んに拍手を送っていた姿を思い出す。程なくしてセルは帰らぬ人となったのである。セルの演奏会では<エロイカ>を聴いたと思うが、あまり記憶に残っていない。当時は私もまだ若造でセルの至芸を十分理解するだけの耳を持たなかったのであろう。さて、今ここに聴くベートーヴェン交響曲全集、 何れも粒よりの名演ぞろいである。手塩にかけ鍛えぬいたクリーヴランド管弦楽団の柔軟精緻な合奏力をドライブして、過不足のない劇性と叙情の均衡の上に、楽曲の隅々にまで眼を光らせ、また清潔で温かな血をいきわたらせ、しなやかで覇気あふれるベートーヴェンを聴かせてくれる。全九曲,一気に聴かせるだけの魅力がある。音質も最新のリマスタリングが功を奏したのか、鮮度も増し、ヴィンテッジな味わいもある満足できるものである。

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  • ★★★★★ 

    mid-massa  |  三重県  |  不明  |  2014年01月18日

    皆々様の評価高きセルのエロイカを聴きたかったので購入。そしてあまりの切れ味に思わずうなってしまった。これ1曲でこの値段でも聴く価値はある。また第九はこれまでも特徴のある演奏とのことで有名だったようだが、なるほど、という感じであった。小生は個人的には人気のなさで有名な2番が素晴らしいと思うし、他にも4番、8番といった偶数曲にセルの良さが見える、いや、聴けるような気がするがいかがでしょうか?これからはまず出てこないであろうこういった指揮者の「意気」に感じて満点献上!

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  • ★★★★★ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2014年01月03日

    屈指のベト集です。カラヤンのスタジオ録音より面白い。トスかニーニ並の統率力、リズム感、ダイナミックさ。往年の巨匠すごさを感じます。こんな演奏する現役指揮者はいないと思います。クリーブランド管弦楽団の技術にも驚かされます。奇数番はもちろんですが、私としては4番が気に入っています。セルの演奏の面白さは、余白の美というか、無音の緊張感、絶妙な間の取り方だと思います。また、セルは演奏者の技巧を引き出し、鉄壁のアンサンブルと均衡美を引き出しています。批評家のランキングに登場しないのが不思議です。昔の廉価版程度の価格でこんな全集が気軽に聴けるなんて、もったいない話です。

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  • ★★★★★ 

    B&W802D  |  東京都  |  不明  |  2014年01月03日

    すばらしい全集です。しかもこの安さ。 強いて欠点を挙げるとすれば、序曲が一部しか収録されていないこととブックレットがないことくらいです。世のベートーヴェンファンよ、クラシックファンよ、この演奏を聴け!という感じですね。 それにしても当時のクリーヴランド管弦楽団の実力はすごかったんですね。弦がとても艶やかで美しく、かつキレがあります。さらにすごいのは金管・木管群の鮮やかさ。また第七番終楽章では、地を這うようなコントラバスもくぐもることがなく、刻んでいる音程がはっきりと聴きとれるなど、他の演奏では聴けないオケの響きの醍醐味いっぱいで、ベートーヴェンの交響曲の構造美・造形美が存分に引き出されています。 リズム、テンポ、フレージングなど考え尽くされたセルの意思が演奏にそのままピシリと反映され、統御されている様がすばらしく、どれを聴いても圧巻、まさに鍛え抜かれし名刀正宗といった感じです。 セヴェランス・ホールのホールトーンもうまく録れているように思いますが、遠近感というか残響の仕方がいささか平板的かなー?ひょっとしたらリマスターの際にエンジニアが手を加えているのではという気がしないでもありません。セヴェランス・ホールの実際のホールトーンを聴いたことがないので何とも言えませんが、全般的に50年も前の録音とは思えない仕上がりです。 第九の合唱付き終楽章はこれに極まりますね、オケの凄さに加えて、歌唱陣・合唱団の実力がまた半端じゃないです。

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