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ベートーヴェン(1770-1827)

CD 【中古:盤質A】 交響曲全集、序曲集 シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団(5CD ハードカバーブック仕様限定盤)

【中古:盤質A】 交響曲全集、序曲集 シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団(5CD ハードカバーブック仕様限定盤)

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検索結果:19件中1件から15件まで表示

  • ★★★★★ 

    Schonefeld  |  奈良県  |  不明  |  2021年03月21日

    これは強烈なベートーヴェン 録音も良いし 言うことなし と言いたいところだが いくつかベートーヴェンの全集を持っていれば追加購入をお勧めするが 初めて購入という人にはお勧めできない これがベートーヴェンだと思われてはちょっと違うと思う シャイー自身がトスカニーニ、カラヤン、ガーディナーに次ぐ4つ目のベートーヴェン全集と言っているというようなことが書いてあった そういうことを含めてファーストチョイスにはお勧めできないが この鮮烈な音に出会うとなかなか他では満足できないですよ

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  • ★★★★☆ 

    いやみなぶらいあん  |  神奈川県  |  不明  |  2017年11月01日

    ラトルと並びモダンオケを振り説得力のある現代的解釈を示した好例。テンポは確かに速いが(特に8番)全てが一様に速いと言う訳ではない。ワーグナーやマーラーらのせいでベートーヴェンのロマン主義的な拡大解釈が一般化し、それをワルター、フルトヴェングラーらが開花興隆させたのだが、70年代からのピリオド楽器での新たな解釈・奏法の採用や以降のそれらと現代オケとの折衷的な演奏と、昔ながらのロマン的な解釈の3潮流の中にあって、シャイーの演奏は最も支持をされやすいタイプの物だと先ずは思った。速いテンポによる活き活きとしたフレージングやリズムから導き出される音楽の推進力が1番の魅力で、特に弦のヴィヴィッドな響きや音形は今までに聴けなかった表現。ベートーヴェン独特のスタッカートやスフォルツァンド、クレッシェンドの強弱や緩急の現出がとても鮮やかで力強い。8番の速いテンポやシャープなフォルテッシモが生み出す表現はこの曲の今までのイメージを完全に覆す。7番、1番、6番も表現はそれぞれ異なる同様な素晴らしい演奏だが、3番、5番に関してはその辺りの表現が今ひとつ徹底していず、革新的と言える程の成果を挙げてはいない。1番残念だったのが9番で、この脱古典形式的なまた脱古典派機能和声的な型破りの曲を扱うにしては、表現の採用の徹底がなされていず、失敗しても良いからここは合唱も含めて思い切った実験がなされて然るべきだと思った。この辺りはラトルがオケの自主性と併せてかなり上手く説得力を持った結果を導き出していた。何れにせよシャイーで初めて古典派のシンフォニーを聴いたが素晴らしい出来で、改めてこの指揮者の大きな才能に感服した。満を持して録音しただけのことはあり、序曲も特にコリオランの(あとはエグモント)出来が素晴らしい。3番、9番が徹底されていたら文句なく星5だった。

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  • ★★★★★ 

    ミシェル・スズキ  |  静岡県  |  不明  |  2015年02月07日

    この全集が出て初めて聴いた時はその演奏の速いテンポについて行けず、そこそこ聴いてお蔵入り。シャイーについては別に悪い印象はなかったのですがこのベートーヴェンは速い、それだけと思っていました。その後、他の色々の演奏を聴き二年余り、オーディオ装置の整備も行い最近久々に聴いてみました。すると、不思議なことにテンポの速さもそれほど気にならず聴き通しました。音量も大きめで聴くと内声部や管楽器の細部の動きも明瞭に聴き取れ録音の優秀さもよく分かりました。一過性の感覚ではなく何回か聴きなおしていくうちに自分の感性も変わるものだと思い、あらためてこの全集の価値を再認識した次第です。今後もベートーヴェン演奏を語る上で無くてはならいものと思いました。

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  • ★★★★★ 

    影の王子  |  大阪府  |  不明  |  2013年08月28日

    まず、3年間にわたる丁寧なセッション録音によることを特筆したい。それにより高音質な全集になった。「速い」という指摘をされているが、ジンマンやラトルのような”「無理」して「急ぎ」ました”感、軽薄さは皆無。それはオーケストラの響きがやや暗くそして重厚感のあるものだからだろう。もちろん、それは指揮者とオーケストラの意志疎通が上手くいっているからこそ。個々の曲が全て最高とは思われないが、全9曲の出来のムラの少なさ・コンセプトの明確さ・高音質と「全集」としての存在意義はかつてないほど大きいと思う。

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  • ★★★★★ 

    ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年04月30日

    録音の良さ、主要序曲をすべて含む親切さ、演奏水準の高さ、価格を考えれば、既に数セットの全集をお持ちの方にも、自信をもってお薦めできるセットである。既に幾人かの方がお書きのとおり、「フル編成LGOの、重心の低い響きをそのままに、快速演奏をすると、どんなにものすごいことになるか」を聴くスリルを味わえるのがこのセット最大の魅力だ。とはいっても、一本調子の快速テンポというわけではなく、歌うところ、立ち止まるところではしっかり適切な音楽づくりをしている。9番4楽章のフーガをもっと快速で(ガーディナー並みに)やってくれれば申し分なかったのだが。

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  • ★★★★★ 

    ケニチ  |  愛知県  |  不明  |  2012年11月11日

     すみずみまで制御の行き届いた,かつ力強さに事欠かない模範的な演奏.全体的に速いテンポだが,単に譜面研究の結果であるだけでなく,シャイー自身の趣味が反映した積極的な音楽であるように思う.スタンスは,「当時の演奏を再現する」のでなく,「今ようやく正確に演奏される」.録音も極めて優秀.使用楽譜は,ペータース版をベースにした折衷版.  とくに,第3,4,5,7番の華やかな曲作りが印象に残った.

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  • ★★★☆☆ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2012年10月12日

    シャイーの評価の分かれ目は、結局はこの早いテンポにどれだけの説得力を有していると感じるか、ということでしょうか。流行の小編成・快速演奏とは異なりひたすら速い・軽いものだけを目指しているのではない、ということはわかりますが、その設計の合理性は残念ながら理解できませんでした。トスカニーニの現代版という声もあるようで、また粗末な録音ではトスカニーニのやっていることがよく判らないことも事実ですが、私は1930年代録音の巨匠のCDの方を選びます。

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  • ★★★★☆ 

    しゅてるん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月12日

    第8の第2楽章後半寄りで1小節抜けているのと第4代8の両端楽章が早すぎてがさつになっている所、逆に第2番台2楽章は2、30秒位速いテンポで短くなって、田園の第4、5楽章がカラヤンやアバドのディジタル録音ぐらいの演奏時間であってくれれば…という所を除き満点の5点。 第1番はおそらくこれからのベートーヴェン第1番のスタンダード演奏となっていくだろう引き締まった早さの23分弱。 他にも意外な復古表現やまさかの繰り返しもあるなど音楽そのものを楽しむことができる人のための全集。

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  • ★★★★☆ 

    CHOPINIST  |  大阪府  |  不明  |  2012年04月03日

    まず速い速いという意見がありますが、最近のパーヴォ・ヤルヴィなどに比べれば驚くほどの速さではないのでは?というのが第一印象。たしかに私が今まで聴いていたハイティンク&コンセルトヘボウ、C.デイヴィス&シュターツカペレ・ドレスデンに比べれば格段に速いのですが(笑) レコード芸術でも言われていたとおり、速いのに速いと感じないのは、「音が濃い」から。とくに第5番まではピリオド・アプローチ的な部分も多いのですが、そのうえにアンサンブルをしっかり鳴らしているので、かつてのピリオド演奏にありがちだった「軽さ」を回避しているのもシャイーのすごいところ。『田園』ではこの強力なアンサンブルをフルに生かして森の情景や荒れ狂う嵐を表現しています。落ち着いて聴くのには向いていないかと思いますが。第8番は第1楽章冒頭から少し速すぎる印象。聴いているとお尻が浮きそうになります。『合唱』についても賛否両論ありますが、私はこの曲に対してあまりこだわりがないので、コメントは控えさせていただきます。いずれにしても、伝統のオーケストラ、ゲヴァントハウスをこのレヴェルまで引き上げたシャイーには拍手を送り、今後の活躍にも期待したいと思います。

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  • ★★★★★ 

    sisina  |  千葉県  |  不明  |  2012年02月25日

    もう多数の方が述べている通り、基本的にはラトルやヤルヴィに連なる新世代の全集だが、モダン楽器であったり必ずしもベーレンライター版に固執せずにシャイーのこだわりを感じさせるものと言える。特筆すべきは非常に情熱的なところだろうか。聴いていて、もしトスカニーニが現代に甦ったらこのような演奏をするのではないかと感じた。

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  • ★★★★★ 

    銀盤の狐  |  千葉県  |  不明  |  2012年02月10日

    ここにあるのは無機質な音ではなく、シャイーと団員が作り上げた有機的な音楽だ!

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  • ★★★★★ 

    mravin  |  埼玉県  |  不明  |  2011年12月28日

    レコ芸評が芳しくなかったので、それでは、と購入してみた。一聴して重厚で渋いが艶っぽさがあるコンビチュニー/ゲバントハウスOの音が鳴っているのを懐かしく感じた。演奏は速いが細部まで指揮が行き届いていて十分聴き応えがある。個人的には1番から5番が気に入り繰り返し聴いてみたいと思う。5番終楽章のピッコロの旋律や内声など、全ての交響曲に言えるが、普段聴こえにくいパートが聴き取れて明晰で面白い。6番以後は疾風怒濤な感じが私の感性に合わない部分もあるが、個人的な感情が入りにくい無駄が無い音楽作りなどそれはそれなりに傾聴に値し納得もできる。8番の2楽章など、ピッチカートが鳴っているのがきちんと聴き取れたりなど、テンポとリズム感がお見事。蛇足だが、レコ芸評のお二人にはシャイーのようには上手く見事に振れないし楽団員も納得させることはできないだろう。音楽が速いだけで人間性が軽いなどと決めつけるのも困ったものだ。ちなみに、初めて聴いたときにはガーディナーの全集のように無駄がない音楽作りが似ているな、と私は感じた。近年希に見る興味深く面白い全集だった。

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  • ★★★★☆ 

    宇野珍会長  |  埼玉県  |  不明  |  2011年11月21日

    注目のリリースということで、早速購入して聞いてみた。まず音色は概ねマズア時代の素朴なもので、奏法によって煌びやかになることはあったとしても、基本的には鄙びてかつ質感のあるよい響きだ。解釈はピリオド奏法を随所に盛り込んではいるものの、モダンスタイルは貫いている。ただ、ナンバーによっては「ほとんどモダン」「ほとんどピリオド」と傾向が分かれてしまうようだ。本当はピリオド云々というものではなく、現代音楽の側面から見たアプローチ、というのが正しいといえよう。 結論が先送りでは読みにくいと思うので、ここで一応の結論を書いておきたい。ベトベンのコレクターのぼくからいわせると、特に珍しいものは感じず、強いて言えばペーター・エトヴェシュが猟奇的に振ったベートーヴェンを、少し大人しくしたようなものだ。しかもシャイーはやりたいことを強調してくるので、それ以外の部分が特徴に乏しくなっている。しかも録音編集でそれを強調している始末だ(どうやっても内声部に埋もれるフレーズがなぜ最も目立つ?裏青盤と違いすぎる)。特に第4番ではその傾向が顕著だ。あと、レビューではテンポについての意見が多いようだが、ぼくには「早いが自然」という印象だ。特に田園のテンポ設定は絶妙で、シャイーにはこういう才能があったのか、と感心してしまった。これはスケルツォのトリオを聴けばわかるはずだ。あまり長くなるといけないので、まとめに入りたい。いささか猟奇的なベートーヴェンだが、現代的な解釈の標準として万人にお勧めしたいといえよう。

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  • ★★★☆☆ 

    kuniko89  |  愛知県  |  不明  |  2011年11月15日

    速過ぎる。オーケストラのアンサンブルは見事に揃っているし、響きも深く美しい。ただテンポが異様に速くて、すわり心地が悪い。ポクウッドやガーディナーのベートーヴェン交響曲演奏が出て以来、ラトル、アバドの2度目の全集も然り、スコアにコダワリ過ぎではないだろうか。指揮者自身の音楽性は、何処へ行ってしまったのか。

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  • ★★★★★ 

    錦糸公園  |  東京都  |  不明  |  2011年11月05日

    まだベートーヴェンでこのような演奏が可能だったのか?!ベートヴェンの交響曲を聞いてこれだけ心躍らすのは久しぶり。大御所の時代から、古楽、新古典と軽みへの流れに、どうも違和感を覚えていたけれども、シャイーはこれらを昇華させ新たな表現を開拓した。演奏は時間が示す通り一見快速。しかしながら、低音の豊かな響かせ方、効果的なホルンとティンパニの使い方が、流麗さだけに流れてしまわず、べートーヴェンらしい重厚さも兼ね備え、聴者の心をぐっと掴んでくる。私見ながら、シャイーは、エロイカを古典の集大成として一気に疾走する。終楽章などは崩壊寸前に倒れんばかりの勢い。これが4番以降、特にこういう演奏だと5、7番の終楽章も飛ばしまくるのかと思いきや、豊かな響き、明快なアーティキュレイションを駆使しながら、テンポについては、抑制の効いた大人な面も見せる(一般的な演奏からすると決して遅いわけではないけれども)。マーラーの全集は、あたりはずれが多少あったけれども、この全集については、完全に脱帽。序曲集も気合が入っており、コリオランなど冒頭から心が鷲掴みされる。初回前提版のパッケージも凝っていて、トータルで見て、数年ぶりにいいCDに出会えました。コリン・デイビスの全集とともに私の2大全集となりました。多くの人に是非聞いて欲しい演奏です。

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