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メンデルスゾーン(1809-1847)

CD 交響曲全集、弦楽のための交響曲全集 トーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団(6CD)

交響曲全集、弦楽のための交響曲全集 トーマス・ファイ&ハイデルベルク交響楽団(6CD)

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    てつ  |  東京都  |  不明  |  2018年03月03日

    ミンコフスキの演奏会のために3番と4番を聴き比べて見た。クレンペラー、カラヤン、ショルティ、アバド、マーク、レヴァイン、ブリュッヘンにアーノンクール、あとネゼ=セガン。でもとにかくダントツで良かったのがファイ。ファイはピリオドアプローチで、全ての音を聞かせようとする。これはネゼ=セガンも同じなのだが、セガンはテンポを犠牲にする時があるのに対し、ファイはテンポありきなのが凄い。イタリアだけとってみても、第一楽章コーダのアッチェランドとか、第四楽章冒頭のたたみ込みとか、聞いてて快哉を叫びたくなる。作り込み全てがツボにハマる。スコットランドでも、生気溢れるリズムが充溢。第二楽章など他では聞けない。このアプローチが宗教改革でも生きる。冒頭コラールのバランスの良さを聞けば、ファイの目指すところがわかる。多分ハイデルベルグ交響楽団はメジャーオケに比べ弦が弱いのかもしれないが、それを逆手に取りこれだけの演奏を成し遂げたファイに賛辞を惜しまない。メンデルスゾーンの交響曲はファイが小生の知る限り一番良い。過去の巨匠はメンデルスゾーンからここまでの生気を引き出していない。ファイはハイドンでもそうだが、とにかくトコトン全部やるという指揮者。もっと評価されて然るべきと思う。その路線ではクルレンツィスと双璧かもしれない。ところでこのファイの演奏、ホグウッド校訂版かどうか、聞いててわかりませんでした^^

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