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マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質A】 交響曲第9番 カラヤン&ベルリン・フィル(Live)

【中古:盤質A】 交響曲第9番 カラヤン&ベルリン・フィル(Live)

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  • ★★★★★ 

    海尾水  |  神奈川県  |  不明  |  2021年07月12日

    第4楽章での弦のうねりは第5番の同楽章と比べると大分弱い。カラヤンならもっといける感はするもどかしさはある。クライマックスでのパワー感は最強クラスではある。

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  • ★★★★★ 

    ハッチ  |  愛知県  |  不明  |  2021年03月20日

    マーラーの9番はベルリンフィルの2枚のアルバムが双璧だが、 バーンスタイン盤かカラヤン盤かは意見が分かれる。 同じオケでもバーンスタインの自然体と カラヤンの格調高さは以て異なる。 カラヤンはマーラーについて全曲録音していないので、 もう少しマーラーの演奏が聴きたかった。

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  • ★★★★☆ 

    ロールパン  |  広島県  |  不明  |  2017年11月26日

    なんというか…自然すぎるんですよね。サラサラと流れていく感じ。スコアを見る限りもっと驚くべき内容を秘めた曲なのに響きは丸められ、調和されています。非常に個性的で好きな人も多いでしょうが…私も初めて聴いたときはあまりの弦のしなやかな美しさに驚嘆したものです。不思議なのは技術的に完璧だとか、完璧に近いとおっしゃる方が多いことですが、ここ最近の録音は聴かれているのでしょうか?なんだかんだで30年以上前のオケの水準ですから、あちらこちらに乱れや綻びが見られますが…別にそれがダメという事は決してありませんが。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2017年02月19日

    今更この盤について書くのは、気が引けるのですが、カラヤンは、小澤征爾さんに、交響曲史上の最高峰の交響曲と、言っていたそうです。’79年にセッション録音しましたが、バーンスタインのベルリン芸術祭、4月の2日間の壮絶演奏の影響があってか、思い通りの演奏にならなかったようです。 ’82年、カラヤン、べルリンフィルは、年頭から、この曲を頻繁に取り上げ、5月のベルリンフィル創設100周年のコンサートでも、ベートーヴェンの英雄、合唱、モーツアルトのジュピター等とも演奏。この時は、リハ徹底成らずか、やや粗い処も見受けられました。8月には、ザルツブルグでも演奏、これは、変貌してカラヤン、ベルリンフィルらしい、テヌートの見事な演奏になっていた。そして、更に、9月、くしくもベルリン芸術祭での最終日の本拠での演奏のライヴ録音がこれ。セッションの予定もあったらしいが、カラヤン、ベルリンフィルには珍しい一発(修正はしているでしょうが、)録音。ようやく、多くの演奏体験を経てのカラヤン、ベルリンフィルの、録音に3年を掛けた、R.シュトラウス「薔薇の騎士」と並ぶ、全霊を掛けた最高峰の演奏盤。カラヤン、ベルリンフィルの本領発揮の最終回答。人間ここまでやれるのだ。この盤に影響を与えたバーンスタインのマーラー9番も、どれでもいい、もうひとつの20世紀の最高峰マーラー演奏として聴いてみる事もお勧めする。

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  • ★★★☆☆ 

    Kaori  |  長野県  |  不明  |  2015年01月03日

    本演奏をそれこそ20年ぶりぐらいで聴き直したが、あーこんな演奏だったっけ、というのが率直な感想です。アンサンブルは完璧に近いのですが、ぼくの魂を鷲掴みにするような+αがない、何かが足りない、そう思うのでした。20年前はもう少し興奮して聞いていたような気がいたしますが、どうしたことでしょう。皆さん多くの方がお書きになっておられる、冷たい黎利な刃物のような演奏というのはなんだかわかる気がしますが、この曲にそのコンセプトはなんだか合わない気がするのですね。ずーっと冷静に聴き終えました。試しに3回続きて聴いてみたのですが、結果は同じでして。ただ単に自分が年をとったということだけなのかもしれませんね。

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  • ★★★★☆ 

    abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2013年02月03日

    ベルリンフィルにはマーラーの9番のCDがたくさんあり、 その中でも優秀な録音のひとつ。 決して感情的にならず、俯瞰で楽曲を見つめそれを 世界一のアンサンブルで織っていく。 私はベルリンフィルの中ではアバド盤が一番ではあるが カラヤンのライヴもその次に好きな演奏だ。

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  • ★★★★★ 

    感傷詩人  |  岐阜県  |  不明  |  2012年09月07日

    既にたくさんのレヴューがあるので、多くを加える必要はない。完璧なメカニクスのみが表現できる形而上的な美しさがここにある。

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  • ★★★★★ 

    直ちゃん  |  東京都  |  不明  |  2012年06月24日

    最近「ラトル・ベルリンフィル」の第九を購入し、レビューを書き込みました。ラトルの演奏の録音は素晴らしい。しかしそれはラトルの力量によるものではありません。BPOの合奏も素晴らしかった。ラトルの解釈にも文句をつけることはできなかったので5つ★にしました。しかし、この「カラヤン盤」は発売当初に購入し、何度も聴き続けてきました。いちばん大きな違いは何かと問われれば「録音の時期の違い」のみであると言って良いと思います。もし「カラヤン」が今の時代に生きていて、ラトルの録音レベルでこの第九のCDを作成したとすれば、もっとディテールの部分がはっきりと聴き取れる演奏になっていたに違いないと思います。ラトルの録音は「ハイビット」で、「カラヤン」の録音は年代からしておそらく「16ビットレベル」の録音ではないかと思われます。カラヤンのこの演奏で特筆すべきことは「自然で違和感の無いテンポ」、そして「各楽器間の音量のバランスの良さ」だと思います。全く文句のつけようのないこの素晴らしい演奏が「ライヴ」で残されていたことは我々音楽ファンにとって、これ以上にない幸福であると感じます。確かに「第4楽章」があっけなく終わってしまっているのですが、4つの楽章を通して聴いてみて、全く違和感が無く「我々が本当に聴きたい演奏」になっていると思います。「このカラヤンの演奏をもし生で聴くことができたのであれば「自分は『カラヤン』を感じるのだろうか、それとも『マーラー』を感じるのだろうか?」と自問自答したくなるような演音楽に仕上がっています。これこそが、まさに「マーラー」自身が望んでいた演奏である、と言っても過言ではないと思います。

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  • ★★★★★ 

    masato  |  新潟県  |  不明  |  2012年04月27日

     先にレビューされておられる方と同じく,私もこの演奏を夥しいカラヤンの演奏の中のベストと考えています。そして,私にとってのマーラーの交響曲第9番のベストでもあります。のみならず,もしかしたら耳にしたことのあるクラシックアルバムの中でベストかもしれない…(これは少し悩んでしまうところですが…)。  バーンスタインの演奏も大好きですし,ワルター,クレンペラー,バルビローリ,ジュリーニ,ヴァント…多くの名演奏にも親しんできました。新しい世代の,シャイー,ティルソン・トーマス,ジンマン…本当にきりがないくらい。その名演奏たちになく,カラヤン盤から感じられるものは…“研ぎ澄まされた鋭利さ”…と言えばいいでしょうか…。鋭利な演奏は他にもありますが,このカラヤン盤は“冷たさ”を伴うものです。“玲瓏”という言葉が一番いいのでしょうか…。指揮者の研ぎ澄まされた解釈の下,研ぎ澄まされたオケが,これ以上研ぎ澄ますことが無理のような作品を演奏する…終始,金属的な下手な触れ方をすれば手を切ってしまうような鋭さ。が,それは決して単なるメタリックな感触とは違います。単なる金属ではなく,熱く熱し,精魂込めて叩き込んだ名刀の感じです。研ぎ澄まされた“鋭利”を見事形にした,正に“菊一文字則宗”の演奏版の風情。  この後,カラヤンの作り出す音楽たちは“黄昏”ていく(衰え,弛緩とは思いたくない)。これだけ終始緊張感に貫かれた,恐ろしく研ぎ澄まされた,鋭利な演奏を残した。後は,素晴らしい思い出を懐古しながら,ゆっくりと黄昏ていくしかないだろう…(その黄昏色に染まった演奏たちも,みな一つひとつが輝いている)。その分岐点となった,カラヤンにとっても重要な,大切な記録であったのではないかと思う。

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  • ★★★★★ 

    うさ二郎  |  愛知県  |  不明  |  2012年01月15日

    このカラヤンの演奏は、何かに取りつかれたかのように美しくもあり燃え上がる演奏である。所々ミスがあるが、そんなことはどうでも良くなってしまう。 ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団の演奏と比較をしたが、ゲルギエフの演奏は緩すぎる。 やはりこの曲には、切迫感や緊張感が欲しい。カラヤンにはそれがある。 カラヤン嫌いの方もぜひ聴いて欲しい演奏。

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  • ★★★★★ 

    音楽ばか。  |  北海道  |  不明  |  2012年01月13日

    カラヤンの演奏にはレベルが高いものが多いが、僕にとって彼の録音こそ最高という物は非常に少ない。そんな中にあって、この曲に関してはこの演奏が1番だと思っている。この曲は1番好きな曲なので、様々な演奏を聴いた結果、である。 この曲の代表的な演奏と言えば真っ先にバーンスタインが挙げられるだろうが、彼のマーラーの中で唯一好ましいと思えない曲がこの曲で、まさに死の影に怯えてもがき苦しむような表現も一つのやり方であろだろうけれども、僕の抱くイメージとはかけ離れているし、作曲当時のマーラーはすこぶる体調が良く、精力的に演奏活動をしていたし(おびただしい量の演奏会をこなしている)、妻アルマもまだグロピウスには出会う前。アルマとの関係は冷え切っていたかもしれないが、表現の対象をあまりに死の恐怖などに向けることには疑問を覚える。これはワルターの「青空に溶けいる白雲のように消えていく」に賛成であり、その言葉を最も具現化した演奏会が当演奏だと思う。 カラヤンには批判が非常に多く、その事に関しては省略するが、あながち間違いではないと思う。でも僕のカラヤンの見方は少し違い、彼自身「ポーカーフェイス」であり、演奏においてもなかなか感情を表に出せない人だったのではないかと感じている。よく言われる初心者御用達の一面以外にも、かなり謎めいた部分も存在している。こういう人となりは非常に共感できるし(ひょっとして最近よく言う草食系的な若者だから?笑)、いつもはあまり表に出てこない彼の感情がかなり込められていると感じられ、なおかついつものフォルムは決して崩すことはないという絶妙なバランスをもって奇跡のような演奏に仕上がっている。 俗にいう「クラオタ」なる者は、こういう時に口を揃えて5月1日ライブの海賊版を持ち出して正規盤のこの演奏を冷たいと非難するのだが、こういう人は大概(当然心から好きな方もいらっしゃるとは思うが)普通の人が聴くことはまずないような海賊版を持ち出して、自分のコレクションに自己満足していて、その証拠にそういう人が進める演奏はほとんど海賊版であり、他人と感動を共有する気が全く無く、単に自慢したいだけだとわかる。 そういうオタクのおかげで5月の海賊版を所有している僕も呆れたものだが、この演奏はちょっとカラヤンフォルムのフォルムから外れ気味でカラヤン本来の魅力は差し引かれているように感じる。しかし9月ライブの本演奏では5月の演奏に聴かれる熱気と、いつものカラヤンのクールさ、そして就任から30年近くもの間磨き続けた前代未聞の音の美しさを加味して今までの人生の集大成ともいえる演奏を成し遂げている。僕にとってのカラヤンのベストCDは、誰が何と言おうがこの演奏である。

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  • ★★★★★ 

    カワサキヤ  |  東京都  |  不明  |  2011年12月16日

    カラヤン一代の超名演。これを生で聴いたら心身がどうにかなってしまうのではと思うほどの、演奏、そして録音です。ことに第4楽章の弦楽器群が聴かせる波打つような美音の慟哭は、カラヤンとベリリン・フィルの最高到達点。わたくしは、何度聴いても感極まって茫然となってしまいます。カラヤンがライヴでみせる、ここ一番の怖ろしい底力で、ベルリン・フィルがグイグイとうねりながら押してきます。その音色のエレガントでいて強靭なさまは、とうてい言葉で表現できるものではありません。いつもこうという訳にはゆかないし、東京でのベートーヴェン・チクルスの何曲かのような軽く流した演奏もあるので、カラヤンが嫌いという方も大勢いると思いますが、このフィナーレを聴けば、カラヤンとベルリン・フィルがいかに比類なき存在であったか、容易に理解されましょう。ベルリン・フィルが汗びっしょりで弾いている数少ない録音です。

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  • ★★★★★ 

    karajan fan  |  北海道  |  不明  |  2011年10月05日

    カラヤンの到達したマーラーへの彼岸。 この演奏については、親カラヤン派の中にも否定的な評価者も居るだろうし、アンチカラヤン派でも肯定的な評価者も居るだろう。 この演奏を聴くと唯一カラヤンが思い通りに出来なかった作曲者だったと感じる。 カラヤンがスタジオ録音では実現できないと判断した唯一の曲なのだろう。 79年のスタジオ録音から3年余り、再録音としては余りにも期間が狭すぎる理由は、この曲に対する美意識の再考なのだろう。 アンチ派が唱える音楽のぶつ切りと貼り合わせではマーラーという作曲家の芸術は再生できないと感じたに違いない。 カラヤンは79年にスタジオで録音したディスクとこのライブディスクは全く違うものと言いたいのかもしれないし、それを私達に問うているのかもしれない。 わたしも両方のディスクを良く聴くが、両方ともカラヤンらしいアプローチであると感じる。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年04月23日

    本盤におさめられた演奏は、マーラーの第9演奏史上最も美しい演奏であるだけでなく、カラヤン&ベルリン・フィルが成し遂げた数々の名演の中でも究極の美を誇る至高の超名演と高く評価したい。カラヤン&ベルリン・フィルの黄金時代というのは1960年代及び1970年代というのが大方の見方だ。1982年末になると、ザビーネ・マイヤー事件が勃発し、カラヤンとベルリン・フィルの関係が修復不可能になるまで悪化するが、それ以前の全盛期のカラヤン&ベルリン・フィルの演奏はそれは凄いものであった。一糸乱れぬ鉄壁のアンサンブル、ブリリアントな金管楽器による朗々たる響き、桁外れのテクニックを披露する木管楽器、雷鳴のように轟くティンパニなどを展開するベルリン・フィルをカラヤンは卓越した統率力で纏め上げ、流麗なレガートを駆使して楽曲を徹底的に美しく磨きあげた。そうして生み出された演奏は、正にオーケストラ演奏の極致とも言うべきものであり、かかる演奏に対しては、とある影響力のある某音楽評論家などは精神的な内容の浅薄さを批判しているが、それを一喝するだけの圧倒的な音のドラマの構築に成功していたと言える。本演奏は、前述のザビーネ・マイヤー事件が勃発する直前にライブ録音されたものであり、カラヤン&ベルリン・フィルが構築し得た最高の音のドラマがここにあると言えるだろう。スタジオ録音に固執しライブ録音を拒否してきたカラヤンが、本演奏の3年前にスタジオ録音した同曲の演奏(1979年)を、当該演奏も完成度が高い名演であるにもかかわらず、本ライブ盤に差し替えたというのは、カラヤン自身としても本演奏を特別視していた証左であると考えられる。マーラーの第9には、バーンスタイン&COA盤(1985年)やワルター&ウィーン・フィル盤(1938年)といった、マーラーが同曲に込めた死への恐怖と闘いや生への妄執や憧憬を音化したドラマティックな名演があり、我々聴き手の肺腑を打つのはこれらドラマティックな名演であると言える。これに対して、カラヤンによる本演奏は、それらのドラマティックな名演とはあらゆる意味で対極にある演奏であり、ここには前述のような人間のドラマはいささかもなく、純音楽的な絶対美だけが存在していると言える。しかしながら、その圧倒的な究極の音のドラマは、他の指揮者が束になっても構築不可能であるだけでなく、クラシック音楽史上最大のレコーディング・アーティストであったカラヤンとしても、晩年になって漸く構築し得た高峰の高みに聳えた崇高な音楽と言えるところであり、バーンスタイン盤などの名演との優劣は容易にはつけられないものと考える。本演奏については、数年前に他の交響曲とのセットでSHM−CD化が図られたが、音質の抜本的な改善は図られなかったと言える。カラヤン&ベルリン・フィルによる究極の超名演であり、可能であれば、現在評判のシングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化を図るなど、更なる高音質化を大いに望みたい。

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  • ★★★☆☆ 

    ほんず内閣総理大臣  |  北海道  |  不明  |  2011年04月03日

    セッション録音に続き、このライヴ盤も超久々に聴いてみました。意欲と力感にあふれた名演だと記憶していましたが…。この盤の後、実演およびディスクでこの曲の名演をたくさん聞いたせいか、むしろ不満が感じられてなりませんでした。やはりどうも「不慣れ」感があって、特に第1楽章は手探りが続いているような印象です。第2・3楽章も特に特徴は薄く、第4楽章はさすがにオーケストラの能力を生かして渾身の演奏になっていますが、それでもどこか曲の内包する世界と距離があるように思えました。全体としては特別に優れた演奏とは言えないなというのが結論です。技術的な破たんなどはもちろんないわけで、何だかぜいたくな希望だったかもしれませんが、でもこのコンビが最高の力を以て臨めばもっとホントに恐るべきものができたのではないかなという気はします。編集で丸くさせられたかな。だとしたら残念。

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