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ラヴェル(1875-1937)

CD 【中古:盤質A】 『ダフニスとクロエ』全曲 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル

【中古:盤質A】 『ダフニスとクロエ』全曲 フランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクル

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    saitaman  |  埼玉県  |  不明  |  2022年06月25日

    「ダフニスとクロエ」はデュトワ&MSOなどの名演がいくつもあるが、このフランソワ=グザヴィエ・ロト&レ・シエクルも非常に良い。ピリオド奏法を取り入れているという特徴はあるが、そのような物珍しさを一旦脇においても、曲全体の物語性を大切にした気合の入った演奏で、強く引き込まれる。

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    mari夫  |  東京都  |  不明  |  2018年05月15日

    いやぁ、ロトとレ・シエクルは凄い!楽器が初演当時に近いから良いというのではない。私も含めて楽器にそんなに詳しくない者からすれば、「幻想交響曲」ほどにピりオド風には聞こえないことは事実。そこは「春祭」と同じ。ただ、奏者のうまいこと。フランスには何処にそんなに名手が一杯いたんだと思う位。ロトとオケの一体化した音のバランスの良さこそがこの演奏の生命だ。声部が実に透明に良く聞こえるのは古い楽器と奏法のせいばかりではない筈。冒頭の神秘的なフルートやダフニスとクロエを囲む群舞のシーンの美しいこと。合唱だけのシーンは時澄み切った声部の絡みが見事。いわゆる第二組曲の「朝」も弦の細かいパッセージが実に効果的だ、これってこんな曲だっけというような衝撃力がある。ブーレーズが初めて指揮者として登場してきた頃そんなにいわれたが、ロトの素晴らしいのはただ聞こえるだけではなくてそれが詩情にあふれていること。録音も目覚ましいし、往年の巨匠たちを凌いで、この曲のベストワンといって憚る所はない。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年04月17日

    何と言う壮大さ 劇場が楽堂が鳴り響いている ピリオド・スタイルによる演奏がもたらす発見はタイムマシン効果による驚きだ ラヴェルが創作し20世紀初期の道具が現出して見せた音楽世界の色や艶そして匂いまでが放つ光彩に晒されついに飲み込まれた 中学生の時この舞踏交響曲を初めて聞き圧倒された記憶が蘇る クリュイタンス&パリ音楽院O.の演奏だった あの日から僕の世界は新たなものになった そして音楽が生きる糧となった 今も涙が溢れてくる‥ 以後”ラヴェル”はわたしが音楽を摂取するとき美意識の水底となった 音の好みもパリのオーケストラの色が感性の襞に染みついた レ・シエクルが奏でるピリオド楽器の音色に懐かしい心の故里の音を聞くようだ 温かい心情と記憶が湧き出てくる 記載によれば ホルンがラウー製3本とアントワーヌ・クルトワ製1本とある ラウーはD.ブレインが愛用したことで知られるイギリスの工房だが クルトワはフリューゲルホーンのメーカーとして名を成す ここでも使われているトロンボーンもあるがコルが使われるとは想像を超えた そうだフランス・オーケストラの響きの中核はこのサクソルン族金管楽器の響きを内包したホルンの音色とレガート奏法にある ロトが目指したものは復古ではない 百年前には確かに存在した”美”を以てラヴェルの真影に迫ろうと言うものだ ここに「ダフニスとクロエ」は生き生きと蘇った これから古典となる価値を示して余りある これまでも何ものに対しても上げなかった声音で最大の推薦を述べたい   

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