【中古:盤質AB】 ヴァイオリン協奏曲集 ユリア・フィッシャー、アカデミー室内管弦楽団
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ニャンコ先生 | Tochigi | 不明 | 2013年05月07日
レーベルを移籍してジャケット写真の化粧が濃くなったが、演奏の自然さ、音の柔軟さは変わらない。デッカの録音も、そうした彼女の音楽上の美点をしっかり捉えている。オーケストラがヴァイオリン左配置の現代型、奏法もこれまでの彼女のバロック録音(といってもバッハ無伴奏だけだが)と同様純粋に現代型である。ASMFにしては少人数の感じがはっきり出たコンパクトな響きにまとまっているのがとてもよい。たしかに、緩徐楽章のテンポの遅さは、バロック音楽の基本(第1楽章の四分音符=第2楽章の八分音符、等)を逸脱している。全体として、私のようなフィッシャーファンを喜ばせる魅力満載の出来だが、「バッハのヴァイオリン協奏曲全曲を1枚で聴ける新録音盤」の第一推薦とするには躊躇する。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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angelico | 東京都 | 不明 | 2011年05月15日
皆さんの高い評価にちょっと驚きつつ、久しぶりに聴きなおしてみました。全曲にわたって、1、3楽章はとてもいいですね。軽やかで、クールだけど愉悦感も溢れてます。でも緩徐楽章はどれもテンポ設定が遅めで、 間延びして聴こえてしまうのがちょっと残念。「字あまり」という感じで、モタモタしています。きれいだし、たっぷり歌おうという意図なんでしょうが、バッハのコンチェルトにとってとても大切な、全楽章を通じたパルスの安定という面からすると、ちょっとどうかなという気がします。なので、おまけで★4つ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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gairo | 北海道 | 不明 | 2010年04月19日
ユリア・フィッシャー初体験。で、うれしい衝撃を受けた。H.ハーンがバッハを腑分けし、そこから緻密に理路整然と組み立てる趣だとすれば、J.フィッシャーはバッハにするりと入り込んで、その内側から充溢させていくとでも表現できようか。バッハの内部に分け入るその手際は鮮やか、というより本能的な感性の鋭さを感じさせるもので、そこでバッハとフィッシャーは一体化し、どこかバッハでどこがフィッシャーなのかもはや見分けがつかない。ここまでならどうと言うこともない。本質的に驚くべきことは、そこから得も言われぬ愉悦感がそこはかとなく滲み出てくるところだ。その愉悦はあまりにも自然であまりにも純粋であまりにも濃密で、人間をそのまさに中心から慰撫し暖める力に満ちている。音楽の救世主になる予感。9人の方が、このレビューに「共感」しています。
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良い演奏 | 兵庫県 | 不明 | 2009年06月01日
これは抜群に楽しい録音だ。美しい音、淀みのない演奏、確かなバッハの解釈(オーソドックスです)。フィッシャーのみならずアカデミー室内管弦楽団の弦も潤い十分。ただ音楽を楽しめば良いCDです。5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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桐嶋屋勝造 | 愛知県 | 不明 | 2009年04月25日
不安定なところが全く無い美しくのびやかな演奏です。 細かな音の動き・繋がりが曖昧にならず、聴いていて私はとても心地よく感じました。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ピコッチル | 静岡県 | 不明 | 2009年04月24日
バッハの協奏曲,およびフィッシャーのVoを聴くのはこのディスクが初めてなので実際どの程度自分が理解できてるか微妙ですが,このCDは良いと思います.曲とヴァイオリン(オーボエも)が耳にスーッと入ってきてとても心地がよいです. 彼女の音色は透明で繊細かつ芳醇,そんな風に感じました.年齢が1つ先輩ってなだけなのにこんなに1つの楽器で誰かを魅了できていることにすごくうらやましさを感じますが,是非これからも応援していきたいアーティストです.4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 2009年03月08日
輸入盤を入手(笑)。大変よいバッハ。小気味のよいテンポで、センスのよさが光る。耽溺はしていないが、歌もある。ASMFは、オーソドックスだが、いつものようにスタイリッシュで、安心して聞ける。録音も清涼感万点。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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tokiwa7jp | 千葉県 | 不明 | 2009年02月21日
輸入盤はセールもあり1,500円、「日本盤のみSHM-CD仕様!」で3,000円。発売開始直後の過度の?評価も沈静しつつあるSHM-CDだが、きっと輸入盤の2倍の良い音だろう(爆)ある意味期待だが、わたしは輸入盤で十分ですw5人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古物好き | 大阪 | 不明 | 2009年02月07日
この人の実力は、古物好きとしては悔しいが、第一級。ベルリンフィルに呼ばれるか否かは、別要因。すなわち集客。指揮者の話だが、小澤のような人でも、まだ集客が見込めるから、ベルリンやウィ−ンは呼ぶ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Kei | 横浜 | 不明 | 2009年01月27日
フィッシャーの演奏は的確な技術に裏打ちされた趣味の良さに最大の特長があり、バッハでもそれが良く生かされて素晴らしい。これまでのクライツベルグとのコンビはチャイコフスキーのようにプラスに働く場合と、モーツアルトのように限界を感じさせる場合とがあったので、Decca移籍でもっと幅広い個性の指揮者との組み合わせが可能になることは楽しみである。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ひかり | 東京都 | 不明 | 2009年01月24日
音楽っていいなと素直に思わせてくれる一枚。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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古物好き | 大阪 | 不明 | 2009年01月10日
上手さに舌を巻く。単に上手いだけでなく、安定感もあるし、音色も揃っている。安心してバッハを任せられる演奏だ。今の若い人は、と言えなくなる。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kazu | 東京 | 不明 | 2009年01月05日
これまでのユリアに比べて、強い個性が乏しい気がします。でも、緩徐楽章での美しさは、特出すべき出来栄え。オーボエを入れたコンチェルトなど、完全に脇役に徹しているかのようだ。一見品が良いだけのように思われるが、実はよく考え抜かれた演奏をしている。でも全体的にもっとハジケテもいいような気がする。今後のユリアの変遷が楽しみでもあり、不安でもある。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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バイオリン好き | 東京 | 不明 | 2009年01月04日
[続き]新しい門出を、この先の期待を込めて、本当の意味で「すばらしい」とつけさせて頂きました。 ただ・・・SACDではないのがとても残念で、マルチチャンネルで聴けない上、やはり聴覚上の広がりも少ないような気がします。 次回はヤニーヌヤンセンのようにDeccaレーベルでもSACDで出していただけるよう、切に願っております。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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バイオリン好き | 東京 | 不明 | 2009年01月04日
まず、移籍後第一弾としてバッハを選んだのはJuliaFischerらしいと思いましたが、なにやら大きなお金の動きも感じました。移籍後に慣れていない環境からなのか、それまでのCD(Pentatoneの8枚)と比べ、JuliaFischerの「Make Music」が聴こえて来ない気がしました。 自分の音楽を創る為に全力でぶつかる彼女の良さが出ていないような・・・。 Decca移籍後、多分クライツベルクと離れてしまった(?)のも大きいのでは、とも思います。クライツベルクとJuliaFischerのコンビはとても素晴らしい音楽を生み出していただけにとても残念ですが、[続く]1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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