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バルトーク (1881-1945)

CD Concerto For Orch, Music For Strings Percussion & Celesta: Reiner / Cso

Concerto For Orch, Music For Strings Percussion & Celesta: Reiner / Cso

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  • ★★★★★ 

    禅済  |  三重県  |  不明  |  2021年07月16日

    フリッツ・ライナーは生前は派手に目立つことはなく、いわゆる通俗名曲の録音が多かったようだが、私の中では最高の指揮者の一人だ。この二曲、特に弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽が最高。他の方々のレビューで言い尽くされているので重複は避けるが、これほど緊張感に満ちた演奏はない。カラヤンもショルティもいいが、ライナーにはとうてい及ばない。ベートーヴェンの交響曲第五番と並ぶ名演だ。ところで60年ほど前NHK教育テレビで「シカゴ交響楽団シリーズ」というのが放映されていたが、その映像残っていないかなあ。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2012年06月17日

    両曲とも、このコンビのために作曲されたかと錯覚するような名演。特にオケコンには、この曲には列挙にいとまがないほど数多の名演があるが、その中でも代表的な1枚だ。鬼のような練習でシカゴ交響楽団という名人集団を鍛え上げ、精妙なアンサンブルの粋を聴かせている。LP末期の粗悪なLPに比べれば、SACDやXRCDでの音質改善は大きく、音の分離の良さが手にとるように分かるのが嬉しい。

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  • ★★★★★ 

    演奏家歴40年  |  山形県  |  不明  |  2012年04月16日

    Bach のブランデンブルグ協奏曲をイメージして作曲されたというオケコンは,オーケストラの様々な楽器が独奏者として入れ替わり立ち替わりそれぞれ非常に目立つように書かれており,オケ奏者にとっては腕の見せどころが豊富なやり甲斐のある曲であり,シカゴ響のような腕自慢に事欠かないオケで演奏するとその面白さは抜群なものになる。特に Trumpet の見せ場には事欠かず,5つある楽章のいずれにおいても華やかな見せ場があるのだが,シカゴ響の Adolph Herseth の演奏の見事さには本当に惚れ惚れさせられる。中でも,第2楽章のコラール部分には,ブレスの取り方にまで音楽が感じられるほどで,また終楽章の最後の部分の超絶技巧を要するフレーズを軽々と吹いて見せているところなど,まさに神業というべきほどの演奏である。この演奏を指揮している Fritz Reiner は作曲者と同郷のハンガリー人であり,生前の作曲者に物心両面での援助を惜しまなかった人で,作品への理解も深く,シカゴ響の演奏水準の高さも相まって,この演奏は録音されてから 50 年以上経っても未だにこの曲のベストの演奏であり続けている。この曲の最後ほどカッコ良く終わる曲も滅多にないが,それは指揮者が目立つようにという作曲者の配慮に違いなく,この曲を委嘱した Koussevitzky や Reiner に対する感謝のつもりだったのかも知れない。

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  • ★★★★★ 

    Terry  |  東京都  |  不明  |  2011年12月28日

    40年前にアメリカプレスLPを所有、その後RCA_Victor製CDに買換えたが音悪く、再びBMGレーベルのCDに変更したものの不満足であった。今回このSACDにたどり着き、やっと本来のソースに近くなったと確信した。’55/10と’58/12のRCA_3Track_”Living Stereo”録音だが、F特・S/Nとも最新録音には及ばないものの、演奏の迫力や各楽器プレーヤの力量を余すところなく聴かせる。ライナー/CSOの演奏はとびきりの超名演で、文句のつけようがない。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年06月05日

    本盤にはバルトークの管弦楽曲の二大傑作とされている管弦楽のための協奏曲及び弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽、そして5つのハンガリー・スケッチがおさめられているが、いずれの楽曲も、録音から50年以上が経過してもなおこれまでの様々な指揮者による演奏に冠絶する至高の超名演と高く評価したい。先ず、管弦楽のための協奏曲と弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽についてであるが、これらの演奏におけるライナーのアプローチは、テンポは幾分早めであり、全体として引き締まった筋肉質の演奏であると言える。他の指揮者による演奏が、聴かせどころのツボを心得たわかりやすい表情づけを随所に施しているのに対して、ある意味ではいささかも微笑まない辛口の演奏で一貫しているとさえ言えるほどだ。しかしながら、演奏全体に漲っている気迫や張り詰めた緊張感には尋常ならざるものがあり、我々聴き手の心胆を寒からしめるのに十分なものがあると言える。また、一聴とすると何の飾り気もない各フレーズの随所から滲み出してくるような奥深い情感には、抗し難い魅力が満ち溢れていると言えるところである。これは、ライナーのこれらの楽曲への深い理解や愛着とともに、楽曲に込められたバルトークの心底にあった寂寥感や絶望感などを敏感に感じ取っていたからに他ならないと言える。このような楽曲の心眼に鋭く切り込んでいくような彫の深い表現は、バルトークと親交があり、バルトークと同じ苦難の時代を生きたライナーだけが成し得た究極の演奏とさえ言えるだろう。古今東西の指揮者によるこれらの楽曲の演奏の中でも、これほどまでに楽曲の心眼に鋭く踏み込んだ彫の深い演奏を行ったものは、管弦楽のための協奏曲については皆無であるし、他方、弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽についてはムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1965年)以外には類例を見ないところである(ムラヴィンスキー盤の音質がいささか良好とは言い難いことを考慮に入れると、本演奏こそは、前述のように同曲のあらゆる名演に冠絶する至高の超名演との評価をするのにいささかも躊躇するものではない。)。ライナーによる確かな統率の下、素晴らしい演奏を成し遂げたシカゴ交響楽団による超絶的な技量も、これらの超名演に大きく貢献しているのを忘れてはならない。また、5つのハンガリー・スケッチは、民謡の採取に生涯をかけたバルトークならではの比較的親しみやすい民族色溢れる名作であるが、ここでは、ライナー&シカゴ交響楽団が管弦楽のための協奏曲や弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽とは別人のような温もりのある演奏を繰り広げているのが素晴らしい。これだけの超名演だけに、これまでSACD化やXRCD化など高音質化への取組がなされているが、私としてはXRCD盤、そして、特に弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽及び5つのハンガリー・スケッチについては、数年前に発売されたSHM−CD仕様によるXRCD盤の方をより上位に置きたいと考える。いずれにしても、今から50年以上も前のスタジオ録音であるが、XRCD化によってきわめて鮮明な音質に蘇ったところである。現在では特にSHM−CD&XRCD盤は廃盤ではあるが、ライナーによる超名演でもあり、今後再発売をしていただくことをこの場を借りて大いに望んでおきたい。

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  • ★★★★★ 

    一人のクラシックオールドファン  |  芦屋  |  不明  |  2008年07月06日

    LPの時、ピックアップ針を落としやがて聞こえて来るバルトークの世界、これだけの緊張感をもって聴く者を覚悟させる演奏には出会ったことがありませんでした。他の指揮者による同曲はライナーインパクトの為鼻から受付けすらしなかったのが我が実情です。たヾCDになってからはこの緊張感はプレイヤーの機械的操作にまぎれトーンダウンしてしまったのも事実であります。演奏本質は変わらないので生を含めての媒体次第のところが評価を左右しますがライナーの厳しい職人魂を反映した同国系演奏として納得してしまいます。

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  • ★☆☆☆☆ 

    北国の春  |  さっぽろ  |  不明  |  2007年01月06日

    発音もいい、声もいい、でも棒読みの朗読を、聴かされている感じ。詰まんない!!!!

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  さいたま市  |  不明  |  2004年11月28日

    いわずと知れた1,2を争うオケコンの名盤。この最新ハイブリッド盤の音は、CD層に関しては、弦が滑らかで、全体にクリアになったように思いますが、ちょっと線が細くなったようにも聞こえます。装置の問題かも知れませんが。

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  • ★★★★☆ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2004年11月24日

    「SACDは、きめ細かく滑らかな再現は良いがが演奏の熱気、音の厚みの表現がイマイチ」。SACDで聴きなおしてシューズボックス氏のこの言葉通りの感想を持ちました。オケの音以外の音が全くしないのにはびっくりしましたが、特に低音が克明になった反面軽くなっている感じで、現行盤で充分と思いました。SACDと現行盤のどっちを先に聞いたかで好みが分かれるのかもしれませんが。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2004年10月01日

    ノーマルCDでの感想ですが、このオケコンの演奏は私も同曲のベストと思っています。音のパワーとアンサンブルが破綻せずに共存している唯一のディスクだと思います。パワーはあるがアンサンブルが悪い、あるいはその逆の演奏は多い中、ただ一つ満足させてくれます。SACDになってどんな音になってるか、楽しみです。

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  • ★★★★★ 

    シューズボックス  |  京都  |  不明  |  2004年09月26日

    「SACDは、きめ細かく滑らかな再現は良いがが演奏の熱気、音の厚みの表現がイマイチ」と感じていたがこの盤を聴いてそんなモヤモヤは吹っ飛んだ。相反するオーディオの諸要素を高次元でバランスさせている。ライナー/シカゴ響の名盤中の名盤「オケコン」の最上のもの(しかも驚異の低価格)。Lving StereoのSACDは全て手に入れたい。

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  • ★★★★★ 

    シューズボックス  |  京都  |  不明  |  2003年02月07日

    2曲とも驚異的なアンサンブルの精度と熱気のある演奏。ニュアンスが豊かで冒頭の低弦から唸らされた。オケコンの他のシカゴ響盤も持ってますがこれが最高!1989年の同盤(日本盤)を聞いたときは「かったるいなぁー。1955年録音だから仕方ないか」と思ったが、このLving Stereoは音質も超優秀。しかも安い。この盤でLiving Stereoにはまり半年で30枚ぐらい購入しました。

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