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プロコフィエフ(1891-1953)

CD ピアノ協奏曲第2番、第5番 オリ・ムストネン、ハンヌ・リントゥ&フィンランド放送交響楽団

ピアノ協奏曲第2番、第5番 オリ・ムストネン、ハンヌ・リントゥ&フィンランド放送交響楽団

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    白文鳥  |  愛知県  |  不明  |  2021年07月07日

    プロコフィエフは正直苦手な作曲家のひとりでした。シンフォニーは5番以外駄目。コンチェルトはヴァイオリンの2番とピアノの3番なら数あるコンチェルトの中でも好きな部類に入りますが他はどうも。確か中学2年だった1972年、ロジェストヴェンスキーがアンコールでやったタイボルトの死をテレビで観て、怖くなった苦い思い出もあります。前置きが長くなりました。ベートーヴェン全集でとても良い印象を持ったムストネンが、フィンランドの実力者リントゥと組んだ2枚を買い求めました。風信子氏の詩情溢れる文章を信じて間違いはなかった。無機的な響きの中にも、何処か温かさを感じるのはムストネンのタッチのなせる技。2番は実に痛快な名曲と盤歴50年目にして初めて気づいた次第。地味な組み合わせに思えてしまうのが残念ですが、プロコフィエフとの邂逅に貢献してくれた当盤に感謝します。

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年11月02日

    ヘルシンキ・ミュージック・センターでの演奏は繊細で広大なソノリティーを生み出す 融通無碍なる表現力を諸楽器に与えている これでこそプロコフィエフ最後のピアノ・コンチェルトが語るものを聞くことができる 当初作曲者が協奏曲に列ねることを躊躇ったらしからぬ異形の五楽章曲が面白い 協奏曲嫌いのわたしはほくそ笑む 第5番は実際は三楽章曲だ 第三楽章までを第一楽章と見ると途端に伝統的協奏曲の形に収まる ピアノとオーケストラの個々のパートとが一つの地平を目指して歩いている 中心ではあるがピアノがアンサンブルと肩を組んで歌っている否語り合っている 音楽はこうありたい いつ果てるともなく”饗宴”は続く 尽きせぬ思いを語り合う対話のようだ 一度コンサートで聴きたいものだ ピアノが主役で大立ち回りをする第2番と組み合わされている こちらはムネストンのピアニズムを味わうに恰好の華々しさで大向こう受けしそうだ これも自然な演奏そして録音で大いに愉しめる お聴きになっては如何  

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