マーラー(1860-1911)

CD 【中古:盤質S】 交響曲集 レヴァイン(10CD)

【中古:盤質S】 交響曲集 レヴァイン(10CD)

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  • ★★★★★ 

    座頭  |  兵庫県  |  不明  |  2018年12月05日

    登場するオケが、どれも滅法うまく、全ての音符を完全に鳴り切らせている。メロディーをたっぷり歌っている一方、バーンスタインのようなドロドロの情念からは解放されているので聴きやすく、マーラーの純音楽的な魅力を伝える名盤だ。他の方もおっしゃっている通り、全集が完成しなかったことが惜しまれる

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  • ★★★★★ 

    アイル  |  岐阜県  |  不明  |  2013年09月16日

    オーケストラがよく鳴っていて、マーラーが曲を書いた際に意図したものとは少し違うところがあるかもしれないけれど、これを聴いたらマーラーも絶賛するのではないかと思います。2番と8番、それに大地の歌が無いのは残念です。引退や死亡なら仕方がありませんが、ここまでやっておきながら、完結しないのはどういう事情があるのでしょうか。マーラーの聴き比べでは、4番の歌手の出来が楽しみです。指揮者お気に入りの一流どころが起用されますが、ブレゲンは、少し地味ですが大人の歌といった感じです。

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  • ★★★★★ 

    乱筆不治  |  東京都  |  不明  |  2013年01月08日

    人には言えない理由から、最近、2セット目を購入しました。3番についての記載は、ちゃんとChicago Symphony Orchestraになっていました。発売当初購入した1セット目は、間違っていたのに。。。ポストホルンソロは、当然、Adolph Herseth様となっています。とってもHappyな気分になりました。演奏は、全体的に楽天的なもので、やや荒さが目立つところもありますが、これはこれで一つの解釈だと思います。音楽が再現芸術である以上、絶対的な解釈を定義すること自体に無理があり、ポップスやジャズに編曲されている名曲が少なからずあることを考えると、好き嫌いの問題に尽きるのではないでしょうか。嫌いな演奏であれば、無理して聴く必要はなく、ましてそれを批判する必要もないのではないでしょうか。気に入った演奏を聴いて満足するための比較として聴くのはありかな、とは思いますが。いずれにしても、Herseth様のポストホルンソロは、美しく柔らかい音色でしっとりと吹いており、これを聴くだけでも価値があると思います。

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  • ★★★★★ 

    バケペン  |  神奈川県  |  不明  |  2012年07月02日

    2番と8番が欠けているだけのマーラー交響曲集。演奏はいずれも素晴らしい。特に9番は自分にとってすべての演奏の中でもベストの一枚。元気なうちにもう一度全集に取り組んでほしいと思うが、ここに聞ける爽やかな演奏は再現できないだろうなとも思う。聞いたことのない方、お薦めです。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年07月04日

    本盤には、レヴァインが主として1970年代(第7番のみ1980年)に演奏したマーラーの交響曲のスタジオ録音がおさめられている。全集ではなく、第2番及び第8番、そして「大地の歌」が存在していないのは残念な気がするが、他方、第10番についてはアダージョではなく、デリック・クック第3稿第1版による全曲版をおさめており、収録曲については一長一短と言えるのかもしれない。演奏は素晴らしい。いずれも極めて優れた名演と高く評価したいと考える。レヴァインのアプローチは、その大柄な体躯を思わせるような骨太で迫力満点のエネルギッシュなものだ。奇を衒ったりすることはいささかもなく、あくまでも直球勝負。シカゴ交響楽団やフィラデルフィア管弦楽団、そしてロンドン交響楽団などと言った一流のオーケストラを巧みにドライブして、曲想を精緻かつ丁寧に、そしてダイナミックに描き出していくものであると言える。したがって、マーラーの交響曲の魅力をそのままの形で満喫させてくれるのが素晴らしいと言える。このようなオーソドックスとも言えるような純音楽的なアプローチは、近年ではジンマン、ティルソン・トーマス、マーツァルなど現代におけるマーラーの演奏様式の主流となりつつあると言えるが、本盤の演奏当時の1970年代においては、むしろ少数派であったと言えるのではないか。マーラーの直弟子でもあったワルターやクレンペラーによる演奏は別格として、バーンスタインによるドラマティックで劇的な演奏や、ショルティによる無慈悲なまでの強烈無比な演奏、クーベリックによるボヘミア風の素朴な味わいの演奏、カラヤンによる耽美的な絶対美を誇る演奏など、海千山千の指揮者による個性的な名演が跋扈し、アバドやマゼール、テンシュテット、インバルなどによる演奏の登場もこれからが本番という時期でもあった。そのような個性的な演奏があまた存在している中で、敢えて純音楽的に徹した演奏を行ったレヴァインのアプローチには、ある種の新鮮さを感じるとともに、現代におけるマーラー演奏の先駆けとも言える存在ではないかとさえ考えられるところだ。もちろん、レヴァインによるマーラーの演奏には、バーンスタインやテンシュテットなどによるドラマティックで劇的な演奏にように、我々聴き手の肺腑を打つような奥行きの深さなどは薬にもしたくないが、マーラーの交響曲の美しさ、素晴らしさを安定した気持ちで心行くまで満喫させてくれるという意味においては、1970年代以前に録音された演奏の中では、本盤の演奏の右に出るものはないのではないかと考えられるところだ。いずれにしても、本盤のマーラーの交響曲選集は、若きレヴァインによる爽快な名演であり、3007円という廉価であることに鑑みても、安心してお薦めできる名選集であると高く評価したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    eroicka  |  不明  |  不明  |  2011年06月22日

    少年期に何枚か買った記憶がある。レヴァインのこのマーラーチクルスはアメリカの優れたオケを明るくグラマラスに鳴らし、まるでオペラのようにマーラーの心象風景のドラマを再現するといった趣だ。役にのめりこまず距離を置いた上で、苦い葛藤や狂気を舞台で演じるかのごとき感がある。そこには共感はあっても同化はないのだが。CD時代前夜の70年代末当時、マーラーといえば、バーンスタインやワルター、ショルティ、カラヤン、クーベリック、ハイティンクらが人気全盛の中で、アバドやレヴァイン、小澤、マゼール、シャイーという当時の若手の俊英が吹き込む新風は当時の若いマーラーファンには新鮮であった(遅咲きの「新人」、テンシュテットも異質ながらその中にあったが)。あれから30年、ラトルやヤンソンス、ゲルギエフをはじめ、ハーディング、ルイジ、ネルソンス、ネゼセガンらといった多彩な次世代が、おのおの独自の解釈とオケの機能美を追求し、マーラー演奏は21世紀においては、もはや作曲者の狂気や情念は浄化、もしくはデフォルメされ、(作曲者の意図を具現化したものか否かは別として)様々な解釈がなされる「古典」と化しているが、その地平を切り開いたのは、カラヤンやアバド、レヴァインらに他ならない。その意味で、マーラー演奏史を語る上では必ず外すことのできない録音だ。声楽のある2番と8番を録音しなかったのは、レヴァインのオペラの手腕をみると、実に残念。2番は最近になってライヴ盤が出たのが救いだが、8番はいまだCDがないようで、早く録音が望まれる。それにしてもこの安さよ。ほぼ全部バラで持っていても、セットの便利さゆえにまた買ってしまった。

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  • ★★★★☆ 

    盤鬼2010  |  福岡県  |  不明  |  2011年02月12日

    アメリカナイズされた…という評は云い得て妙だな、と頷いてしまった。オケの音色が明るいというか華やかに感じ取れるところに一因が有るのだろう。渋く重厚な演奏を好む向きには少々辛口評価となるのは致し方ないだろうが、小生には存分に楽しめた。おそらくはマーラーの曲自体の持つ懐(許容度)の深さに起因するのだと思う。録音は見通し良好だが大きな広がりは感じなかった。

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  • ★★★☆☆ 

     |  東京都  |  不明  |  2011年02月06日

    レヴァインといえば、それまでの古色蒼然としたクラシック界に、見通しの良いブリリアントな響きを持ち込んだ第一世代という印象がありますが、それも音楽によって良し悪しがあって然るべきです。ただ、その個人的嗜好は別にしても、このアメリカナイズされた(さまざまなオーケストラが参加していますが)薄く刷いたメッキのような音色に陶然とすることは稀でした

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  • ★★★★★ 

    タンノイおやじ  |  東京都  |  不明  |  2010年12月31日

    お買い得ですよ、、とくに7番と4番だけでこの値段の価値ありです。レバインは音楽を楽しく聞かせてくれる指揮者です。また当時のシカゴフィラデルフィアの実力を知るにもよい手がかりになります。また6番は文学的解釈でもなく、客観主義でもない単なる楽しい演奏です。録音もよくなんでもっと早くこのCDが出なかったのか不思議です。

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  • ★★★★★ 

    だまてら  |  千葉県  |  不明  |  2010年11月14日

    約30年前、例えばフィラデルフィア管との第9番などは演奏の素晴らしさとは裏腹にRVC国内盤のプレスの悪さ、特にフォルテと内周での歪みっぽさに歯がゆさを感じていました。それから二十数年、カートリッジやトランス、そして肝心のフォノ・イコライザなどアナログ再生環境の吟味により漸く有る程度は納得できる再生音が得られて喜んでいたところこの選集のリリース!嬉しい反面、この二十数年の努力をあっさり飛び越えられてしまった事には複雑な心境です。しかし、悔し紛れかもしれませんが第9番の終楽章で弦楽器が息の長いアンサンブルを奏でる場面においては、LP再生でしか得られない陶酔感は依然として存在すると感じています。

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  • ★★★★☆ 

    やまC?  |  京都府  |  不明  |  2010年11月06日

     総じてすばらしい演奏ですね。とくにシカゴ響との演奏が、肌に合いました。7番のしっとりとして完璧な心地良さはヤミツキですね。他の演奏もすごくいいんですが、ちょっとフィラデルフィアのブラスがブリブリしすぎていて、がんばってる感が凄いんですが・・なんとなく落ち着きません。あとフレーズの流れがブツブツ切れる傾向がフィラのほうが顕著ですね、これは好みの範疇でしょう、9番なんかは気にならないですから。いい演奏を買ったなと思います。スルメのように噛めば噛むほど興味尽きない所がいいですね。 あと印刷間違いはさすがにチョットな〜、とおもいます。残念で減点1!

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  • ★★★★★ 

    symphony No.5  |  三重県  |  不明  |  2010年10月31日

    今は、マーラーのCDはそれこそいくらでもある時代であるが、70年代〜80年前半まではそうではなかった。その時代をささえたマーラー演奏の一つであるが、どの演奏も今でも(決してトップとは言わないが)トップクラスのものである。3、5、9番などは名演と言って良いと思う。 ところで、この選集であるが、今から20年以上前にクーベリックのCDの全集を手にしたときと同じようなある不思議な感覚を持たせてくれる。 このCDを手にしてから時間があれば何度も聴いているのであるが、聴いていてなぜか疲れないのである。 最近のP.ヤルヴィやノットなど1回聴くとしばらくは聴かないが、このCDに刻まれた演奏はそうではない。 この時代が自分の感覚にあっているのだろうか? とにかく、このようなすばらしいマーラー選集を復活させてくれたことに感謝します。

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  • ★★★★☆ 

    小籠包  |  神奈川県  |  不明  |  2010年10月31日

    小生、ちょっと事故りまして、このボックスを2セットオーダーしてしまいました(HMVで、年間数セットはやらかしている。HMVでも、Amazonがやっているみたいに、「このCDは以前購入しました」、というような警告を出していただきたいものです)。で、(2セット目の)包装(薄いフィルム)に、以下のようなシールが… ==引用始め== <表記に関する訂正とお詫び> 88697686092 James Levine conducts Mahler ボックス裏面/収納されているCD7・CD8のジャケット裏面/CDレーベル面の、オーケストラ名の表記に誤りがあります CD7(2) Symphony No.3 in D minor (Part I)のオーケストラ名 CD8(1)〜(5) Symphony No.3 in D minor (Part II)のオーケストラ名 誤)The Philadelphia Orchestra → 正)Chicago Symphony Orchestra 以上ご迷惑をお掛けしまして大変申し訳ございませんが、ご了承の程よろしくお願い申し上げます。 輸入元:(株)ソニー・ミュージックジャパン インターナショナル ==引用終わり== おっと〜。これは結構すごい間違えかも。このHMVのレビューでは皆さんChicago Symphonyだと思っているようですが。これ、気づかなかったら、フィラデルフィア管だと思いますよね〜。 ところで、私の場合、重複した2セット目にはこのシールが貼られていましたが、1セット目の外装のフィルムを捨ててしまったのですが、1セット目には貼られていなかったような…(あれば気づくと思います)。 さらに、iTunesにこのCDの内容を取り込むときに演奏者などの情報を(どこかの)サーバーから落としてくるのですが、どういうわけか、この#5のCD、バーンスタイン、ニューヨークフィルハーモニックになっていました(この手の間違いはよくある)。 演奏のほうは、↑の#5しか聴いておりませんが、これは結構良い演奏ですね。アメリカっぽいマーラーかと。アダジェットは、ちょっと胃もたれしそうですが、良いです。評価はこの#5の評価です。

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  • ★★★★★ 

    七海耀  |  埼玉県  |  不明  |  2010年10月30日

    いや、良いですね。DSDリマスタリングではないようだけれど、24Bitで、5番などこれまで出た輸入番のどれよりも音が良い。演奏も、むらなく高水準。特に、3番、4番、5番、6番、7番、9番が素晴らしい。中でも、5番〜7番は、現在でも1、2を争う名盤と言えるのではないか。Disc7と8でオケ表記が間違っているとの但し書きがついてまして、Made in EUということですが、この程度のアバウトさはあたりまえの西洋社会なんで(^_^)。しかし、6番の錯綜とした楽想が、見事に整然と響き、迫力にも欠けていない。ティンパニの音も見事に拾われている。1番と10番なら他にも良い演奏があると思うけれど、いずれも水準はクリアしている。あえて、不満を言えばジャケットはもうちょっと工夫があってもええんでないかということと、6番と3番がCD3枚にまたがっていることでしょうか。でも、結局演奏の中身が全て。

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  • ★★★★★ 

     |  東京都  |  不明  |  2010年09月12日

    貧乏学生時代にLPで6番、7番、10番(クック版)を無理して買ってよく聴いたものだった。 当時から「マーラーはバーンスタイン」と言う人はたくさんいたが、私はレヴァインのマーラーが最高だと思っていた。 オケの鳴りっぷりがストレートで気持ちよく、弦楽器の音の分離がよく、6番の最終楽章などで第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンが同時に異なるメロディーを奏でるところなどは鳥肌が立つほど美しいと思った。 今回のCDによる再発売は久しぶりに興奮するニュースだ。 2番と8番も、声楽の扱いは世界最高の指揮者なので、その内是非やってほしいものだ。 できればシカゴあたりでやってもらえないのかなあ。  

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