無伴奏チェロ組曲全曲:モーリス・ジャンドロン(チェロ) (BOX仕様/3枚組/180グラム重量盤レコード/Analogphonic)
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greyfalcon | 福岡県 | 不明 | 2014年04月07日
何とも流麗で艶やかなバッハである。粋で華やか、パッと花が咲いたかのような艶やかさにあふれている。チェロの音色から色気を感じるというのは凄いことだ。バッハが辛気臭い、無伴奏チェロなどまっぴらだと思っている人に是非聴いてもらいたい。きっと「目から鱗」になること請け合いだ。こんなに耳に愉悦を与えてくれる無伴奏チェロはそうそうないですよ。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レオブルー | 東京都 | 不明 | 2012年03月09日
視界がひらけたような演奏。さっきから香のたつ紅茶をいれて聴き出していると、鬱もはれて、不思議に雨さえもが風情かと感じられてしまっています。艶のあるオトには、時に眠くなりがちなバッハさえも愉悦な爽快感があふれてすばらしい。やや変でしょうが、バッハは最初から難しいなぁと、如実に感じられるところです。皆様のおかげでマイ特選盤がまたひとつ増えました。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Nokton | 埼玉県 | 不明 | 2012年01月26日
みなさんお書きになっている通り、これはこの曲の最も美しい演奏です。演奏技術というものは時代と共に進化するもので、この曲も今では若手の奏者が軽々と演奏しても不思議でないのかも知れません。しかしこれ程香り高く高貴な演奏というものは技術だけで成し遂げられるものではない事を、まざまざと提示している録音です。かつてチェロを弾いていた友人が、おそらく彼の宝物のひとつであったはずのこのLPを、私の誕生日にプレゼントしてくれたのでしたが、それは未だに素晴らしい思い出になっております。この曲を初めて聴く方への、あるいは大切な日のプレゼントとしても、ぜひお勧めしたいと思います。4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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G.v.Eisenstein | BRAZIL | 不明 | 2011年11月16日
やはりこの時代のフランスのチェリストはいい演奏しますね。フルニエ然り、トルトゥリエ然り、ナヴァラ然り。。。若干オンマイクが過ぎるように思いますが、この演奏の価値をいささかも損なうものではありません。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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メヌ | 神奈川県 | 不明 | 2011年05月20日
このバッハは、流麗で高貴でチェロが無理なく美しく鳴っているので嬉しくなります。チェロの神様か妖精がバッハの楽譜を見て気持ちよさそうに弾いているようないいCDです。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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kansaist | 大阪府 | 不明 | 2010年09月20日
なんと素晴らしいバッハでしょうか。探し求めていた理想の演奏にやっと出会えた気がします。このディスクは私にとって間違いなく『無人島への1枚』です。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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les_chaumes | 京都府 | 不明 | 2009年11月13日
ACCディスク大賞を受賞した名盤。ヴアイオリンのグリュミオーと並ぶ、フランコ・ベルギー学派の典型と言うべき流麗高雅なバッハ。重々しく力強い演奏を期待する方には物足りなく感じるかもしれない。多くのそうした演奏とはまったく次元を異にする、香気流れるような演奏スタイルだ(これもまたバッハだろう)。よどみない見事なフィンガリングは、特に難曲6番に顕著にあらわれる。これほどしなやかで気品高い演奏は他にないだろう。6番ニ長調の本当の姿はこれなのだと思う。この演奏を聴いた後に、汗を散らしながらゴリゴリと勇壮に(しかも多くの場合、ややたどたどしく)弾き鳴らすような演奏を聴くと、違和感を感じてしまう。美音と高度なテクニックで知られたジャンドロンの演奏スタイルは、ともすれば優雅に傾きすぎるきらいもあった。しかしここでは適度な力強さをも感じさせ、見事にその美質と曲がマッチしている。教会などで演奏されたら、降り注ぐような気高い音が頭上の空間に響き渡っただろう様が目に浮かぶ演奏である。私にとってはこの曲最高の録音である。せっかくの好録音が無視されがちなのを寂しく思っていたが、すでに4レビューが書き込まれており、同好の士が何人もいてうれしく思う。(できれば、値段が上がってもいいからオリジナルジャケットを復活させてほしい。)3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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一人のクラシックオールドファン | 芦屋 | 不明 | 2008年12月11日
2003年東京の方のコメントで懐かしい師弟の音楽への滾る思いの共演盤(私の場合はLP)が耳に呼び起こりました。さて、バッハの弦楽器ソナタには私は何故かラテン系の奏者演奏が好きでありカザルスの弟子の一人ジャンドロンはその意味でも大らかな品格溢れる無伴奏チェロソナタ六曲を繰り広げており気に入っています。本盤1964年収録というのですから随分以前のもの、以降数多く所謂名演奏物がリリースされてもこのユーザーレビュー欄でもサポーターの多いのは心強いです。「最高」盤にランクします。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ぼなぺてぃ | Yokohama | 不明 | 2007年09月03日
この録音、最近あまり話題になりませんが、HMVレビューにあるとおり、実に美しい演奏です。MaiskyとかRostroといったモダン楽器による個性的な演奏、はたまたビルスマに代表される古楽器演奏などとは一線を画す名演奏です。 個人的には、評判のいいフルニエよりも点数は上につけたい。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ジンジャーエール | 川崎市 | 不明 | 2007年07月02日
豊かで美しく、無限の空間を感じさせてくれる演奏。奏者の体臭や、「聴かせてやろう」という気負いがまったく感じられません。この品格はどこから来ているのでしょうか。初めてこの演奏を聴き通したとき、バロック音楽や「バッハ」の世界という枠組みを越えて、「真・然・美」の空間が空から降りてきたような感覚にさえ浸りました。録音もすばらしい!2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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都電 | 東京 | 不明 | 2003年02月28日
往年のフランスチェロ界四天王の一人(あとはご承知のトルトゥリエ・フルニエ・ナヴァラ)が残した貴重な遺産。ただ、チェロの演奏技術が近年格段に向上しているので、改めて聴き直してみると、音程の甘さに不満が残る。その分、エスプリとエレガンスは味わえる。ジャンドロンの最高傑作は、カザルスの指揮によるハイドンとボッケリーニのコンチェルトである。ここでは、カザルスが乗り移ったような一生一代の名演奏を繰り広げている。このCDの復活を是非望みたい。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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