【中古:盤質A】 Doktor Faust: Nagano / Lyon Opera.o
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ユローヂィヴィ | 大阪府 | 不明 | 2011年05月28日
序曲の後に朗読される文章にこの作品が目指すもの全てが語られている。 後はそれらが音楽で表現されているかを味わうだけだ。 序幕での悪魔たちの対話には合唱が付けられ、グノーの歌劇『ファウスト』よりもていねいに創られてある。 グノーの作品ではメフィストフェレスとの契約はある意味、歌劇ならではの面白さがあるが、ブゾーニの作品ではシリアスで音楽にしても宗教的な美しさがある。 エピソードとエピソードの繋ぎに難があるものの音楽も素晴らしい。 ブゾーニ自身の手による台本も素晴らしい。 ファウスト博士を歌うディートリヒ・ヘンシェルが素晴らしい。 また引退したフィッシャー・ディスカウが語りで録音に参加している。 歌劇『ファウスト』や歌劇『メフィストーフェレ』の印象があるためかメフィストフェレスはイメージとしてバスが歌いそうだが、ブゾーニはテノールの役にしている。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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