【中古:盤質AB】 カール・リヒター/“ A Universal Musician
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おんがくか | てんごく | 不明 | 2009年02月08日
ヘンデルのホ長調組曲がお目当てで買った。モダンチェンバロでレジストを駆使した全盛期のリヒターには比べ物にならないほどゆったりした演奏だが、じっくりと聴いていくと、ピリオド楽器で表面的にあっさりと弾き流してばかりいる現代の奏者には到底及ばない奥深さがある。もう一つの聴きものは、ブラームス、リストのオルガン曲である。バッハとは異なり、作曲者の指定もしくはそれに近いレジストによるオーソドックスなロマン派のオルガン演奏だが、実に堂々とした素晴らしい演奏。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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グラシル・たけちゃん | 埼玉県上尾市 | 不明 | 2007年10月12日
今まで注目されにくかった録音を集めたいわゆるリヒターの補完集。とはいうものの、リヒターファンなら大体所有しているであろう録音もそこそこ含まれており、重複は必至。これは減点。しかし、隠れた録音を聴くのは眠っていた宝箱を開ける愉しみと同様。ヘンデルのチェンバロ曲は最初期の録音で、LPでしか聴けなったもの。以後のリヒターとは全く異なるリズムの安定感、繊細なテクニック。気味が悪いくらいだ。アリア集も美しい。やや冗長な演奏もあるが、総じてリヒターの醍醐味は存分に味わえる。ファンは必携。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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