【中古:盤質A】 交響曲第1番、悲劇的序曲、大学祝典序曲 オルソップ&LPO
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tanglaw | 東京都 | 不明 | 2011年01月21日
落ち着いたオーケストラのトーンと、てらうことはないがアーティキュレーションの明瞭な音作りが組み合わさっている。手堅くオーソドックスで落ち着いた重厚な響きに欠けない。しかし「こういうバランス、テンポ以外はダメ」というような因習めいたものに拘泥することなく、作品を正面から捉えているためだろうか、端整でさっぱりとし、音楽がよく見渡せる新鮮さも持ち合わせている。いい意味でバランスのよい名演奏だと思う。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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七海耀 | さいたま市 | 不明 | 2005年04月28日
この演奏の問題点は最終楽章にある。例えば、暗雲を払うかのようなアルペンホルンの主題に至るまでの経過句が遅めのインテンポで緊張感が損なわれているし、有名な主題も遅すぎ、もとのテンポに戻しきれずに音楽が失速している。構えの大きいコーダは良いが、遅かりしという感じである。指揮者のテンポ設定のミスだ。先行の3楽章の出来が良いだけに悔やまれる。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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Chang | 千葉県 | 不明 | 2005年04月06日
冒頭のティンパニも力強く、演奏に期待を持たせる。全体的にドイツ的な解釈で軽さはない。第4楽章の有名な主題は、かなりゆっくりとしたテンポで歌わせている(その後練習記号Dの部分(5,56”)でテンポを上げるがやや繋がりが悪い)。このコンビによるロンドンでのコンサート直後の録音にも拘らず、LPOが今ひとつなのが恨まれる。残りの3曲に期待。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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