【中古:盤質AB】 ハイドン:交響曲第88−90番 カール・ベーム
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千葉のアリアドネ | 千葉県 | 不明 | 2009年10月24日
ベームのハイドンといえばオラトリオ「四季」(VSO、67年、DG)が唯一のものだった。ハイドンを多くとりあげてきたとは言えないベームがなぜ四季を録音したか不明だが、精気あふれた剛毅な演奏は高く評価され、各国のレコード賞を受賞。そのイメージで聴きだすとあまりの優美さに面食らうかもしれない。構成はしっかり配慮しているのだが、V字の第二楽章など実に情緒豊か。有名で無い曲も含めハイドンがこれほど美しく、魅力があるとあらためて感じいった次第。是非お勧めしたい。60年代のこのコンビはどんなハイドンを聞かせてくれたのだろうか。聞きたかった。3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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西郷 | 東京都 | 不明 | 2007年11月18日
生前あれだけの人気だったのに、最近ではとみに影の薄くなったベーム(ウィーンではもっとひどいとも聞くので日本ではまだ認知されている方か…)。 しかし、このハイドンは文句なく素晴らしい。せかせかせず、古き良き時代のハイドンがのんびりと心地よく流れていく。ウィーンフィルも、ベームの音楽を信頼し、そして自分達の音楽に絶対的な自信を持ち、その美点を思う存分に発揮しているような演奏だ。いつまでもその響きに浸っていたい一枚。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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KURO | 福岡 | 不明 | 2006年02月25日
最近モダン楽器によるハイドンの演奏を久しく聴かなくなってしまった。それだけ古楽器によるCDが増えたということだろうか。そんな中、今回のベームのシリーズでちょっと手にしたのがこれである。落ち着いた渋みのある演奏で、思った以上になかなかのものだと思った。良質な音楽を聴く喜びを味わえる一枚である。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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