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ヒンデミット(1895-1963)

CD 弦楽四重奏曲全集 ジュリアード弦楽四重奏団(3CD)

弦楽四重奏曲全集 ジュリアード弦楽四重奏団(3CD)

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    風信子  |  茨城県  |  不明  |  2017年09月04日

    わたしが旅の途中 東北の小ホールでJSQを聴いた時 すでにロバート・マンはいなかったが 緻密なアンサンブルは堅持されていた 見ず知らずの異土の人たちに混じってその妙技を愉しんだ 多くの町民が感動してロビーで大量のCDを購入していたのが印象に残った ここに聴くロバート・マンがいるJSQのヒンデミットは明快だ 七つの曲の美質を的確に言い当てていて間然とするところがない 実に分かりやすく三枚のCDを一気に聴いてしまった ヒンデミットの音楽は何を語るのだろうか 明確な印象を担ったテーマが生成され能動的に展開しそうあるべき帰結点へ至る音楽は 生まれるべくして生まれ出会うべくして出会うものたちとの時を刻み運命を全うする個と社会とのいきさつを見るようだ 抒情の語を排し情緒の句を掬わず存する物事と人を描く 実存の音楽は決して無機質ではない よく見聴きし分かりそして忘れないことから始めてこそ 生きる意味としての笑みも存在する価値としての涙も見え聞こえてくるではないか ヒンデミットの音楽はいつもわたしに生きる意味を語りかけてくる お聴きを     

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    フォアグラ  |  愛知県  |  不明  |  2017年08月14日

    ヒンデミットの弦楽四重奏曲全集は彼の作曲技法の変遷がよくわかるという点でも興味深いものだ。モロに後期ロマン派の1番、2番から表現主義の難曲3番を経て我々が良く知るヒンデミットの新古典主義的作風にいたる4番までたった6年。ヒンデミットに限らずこの時代の音楽状況の激変が伝わる。評価の低いアメリカ時代の6番、7番も十分面白い。録音は1995〜97年で、ジュリアードのロバート・マン時代の最後期にあたる。ときにマン75〜77歳。心配された技巧の衰えは殆ど感じないのは立派だが、心なしかアンサンブルは粗めに感じる。しかしそれがヒンデミットの音楽をドライに傾きすぎなくしており、聴きごたえのある演奏になっている。

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