RN  |  東京都  |  不明  |  2018年08月14日

アバドのデビュー盤がウィーンPO.とのベートーヴェン交響曲第7番(当時DECCA)で若々しいフレッシュな演奏が気に入っていました。このベルリンPO.との演奏は、フレッシュさは当然無くなり、何となく薄い演奏に聞こえてします。 アバドの演奏は、ラヴェル、ロッシーニ、ムソルグスキーなどは大好きなのですが、この全集はもう一つ何かたれないように感じました。アバドは幾つになってもはつらつとした演奏をしていたように誤解していたのかもしれません。最後の録音でメンデルスゾーンは昔と同じ、透明感の優れた良い演奏でしたが。

 

abbadondon  |  栃木県  |  不明  |  2017年10月11日

どうもアバドという指揮者はベートーヴェンとは合わないのだろうか？ ウィーンフィルとの来日ライブでは超名演を残したのに、 ウィーンフィルとの旧盤もこの小編成のベルリンフィルとの録音も 前者は統率力の不足、後者は小編成に酔っている印象を受ける。 ベルリンフィルといえばカラヤンの数々のベートーヴェンがあり 一長一短はあるものの名盤が並んでいる。 アバドファンとして聴いたことが無かったので廉価盤を買ってみたが、 少々がっかりした。

 

磯巾着  |  埼玉県  |  不明  |  2017年03月20日

ベートーヴェンの交響曲全集は６つ所有していますが、このアバドの全集が一番気に入っています。最後に購入したので、一番最初に出会っていれば良かったのにと思っています。すべての演奏と録音が素晴らしいです。シャイーの全集と迷っている方がいらっしゃるのなら、迷わずこのアバドの全集をお薦めします。

 

Ulaanbaatar  |  宮城県  |  不明  |  2016年04月03日

レビューを読んで購入しましたが，一日で全曲聴き終わりました。カラヤンのような早いテンポで，歯切れの良い全集でした。DGにしては録音も良く、なかなか聴き応えがありました。アバドもさることながら，やはりベルリンフィルは上手いですね。

 

ニャンコ先生  |  Tochigi  |  不明  |  2013年05月26日

単純に、「現代楽器、小編成の超うまいオケがライヴで録音したベートーヴェン全集」として、１年に１回くらいは聴き通して楽しんでいる。ウィーンフィルで全集を入れた頃のアバドは、クレッシェンドするとアッチェレランドがかかってしまう−−結果として、いわゆる「ロッシーニクレッシェンド」になってしまう−−癖が抜けきっていなかったが、ベルリンフィルのシェフを務めてから、さすがにこの癖が抜けているのがよい。

 

モーリス  |  埼玉県  |  不明  |  2012年10月12日

アバドは如何してこの第９だけ旧録音のものにしたのだろうか？ＤＶＤのライヴからのＣＤ化だそうだが、他の曲ならいざ知らず殊第９に関しては多少の傷は有ってもあらゆる意味でライヴの方が良いと思われるが、余程気に入らない箇所が在ったのだろう。そうなると２０００年の旧全集は廃盤になるらしいからこの全集が本人納得のベストになる。ＤＶＤをお持ちの方も同一でもＣＤ化になると 又違うしこの価格なので推薦します。

 

マラ３マニア  |  東京都  |  不明  |  2011年09月11日

アバドのベートーヴェン交響曲全集はこれが最高だと思います。アバドが前２回の全集と比べ、何かが吹っ切れている。とても楽しいベートーヴェン。最高です。

 

乱筆不治  |  東京都  |  不明  |  2011年06月18日

アバドらしい、良く整理された美しい響きと、快適なテンポ、歯切れの良いリズムの、爽快なベートーベンです。個人的には、もう少し重厚な感じが好きですが、ライブ故の気持ちのノリも良く、BPOも熱演しているので、これはこれで評価すべき演奏だと思います。

 

hihi  |  東陽町  |  不明  |  2008年10月21日

ベートーヴェンの3,5,7,9以外の派手さがあまりない交響曲って好きじゃなかったのですが、これを聞いて好きになりました。率直な感想。

 

音楽人  |  川崎市  |  不明  |  2008年07月17日

（続き）第7は87年VPO盤とも比較し今回が最高。反面、全体に金管（特に第3・第9ﾎﾙﾝ）、ﾃｨﾝﾊﾟﾆ（特に第8、第9）は今一歩。緩徐楽章で推進性を重視しセルをも総じて上回る早さだが。テンポは大きな要素であり、ﾍﾞｰﾄｰｳﾞｪﾝに精神性を求める小生としては、深く内面に沈潜しそこから飛翔する表現ないしそれを感じさせる演奏を求める（例えばｸﾚﾝﾍﾟﾗｰ）。ｲﾝﾃﾝﾎﾟでの流れに委ねず適度なｱｺﾞｰｷﾞｸﾞが必要（もちろんｲｯｾﾙｼｭﾃｯﾄのようなテンポ一定の演奏でも心に響くが）。小生にはこの深い「歌」が聞こえて来ない。いずれにせよ、一切の先入観を排して傾聴すべき。

 

音楽人  |  川崎市  |  不明  |  2008年07月17日

「巨匠」による最新録音の全集。闘病後にこの全集を完成させたアバドのベートーヴェン演奏に賭ける並々ならぬ意欲を感じる。 全般に正統派アプローチによりアバドの意志が率直に表出しており、VPO盤のような均衡を重視したものとは異なる緊張感を随所で感じる。BPOの弦楽部の圧倒的な演奏力、木管の暖かさ、そして曲に応じた全体の微妙な表情の差異は素晴らしい。第1、第4、第5、第7、（第3の第1楽章）が特に名演と思われる。小生は1960年代のVPOとの第7におけるアバドの若い感性と指揮力に惹かれてクラシックの世界に嵌まったような人間。第7につ

 

ぴょんすけ  |  Japan  |  不明  |  2008年07月05日

輸入盤の箱にも書いてあるが先のスタジオ盤の全集は生産中止になるとのこと。つまり今後アバドBPO盤といえばこれということになる。それはアバド自身の意向に拠るものらしい。確かにこの全集の完成度と熱気を聴けばそれも納得である。解釈自体はスタジオと変わりは無いが、録音のクオリティとライヴの緊張感がこの一連の演奏を特別なものにしている。癌を乗り越えたアバドの精神力も演奏に如実に現れている。全く持って素晴らしい全集の登場だ。

 

Abbadian  |  東京都  |  不明  |  2008年06月30日

　同時期収録のﾗｲｳﾞDVDを持っているが，欧州収録ソースによくある，映像と音が微妙にずれる代物で，視聴していて非常に気持ちが悪い。映像は興味深いが，音は最上とは言えず，諸手を挙げて「最高！」とは言えなかった。それに比べこのCDは，音が格段に良く，演奏に漲る生命力，誇張やﾃﾞﾌｫﾙﾒのない鮮やかで引き締まった造詣，そしてBPOの最上のｱﾝｻﾝﾌﾞﾙが堪能できる。これは確かに，ｽﾀｼﾞｵ盤を上回る素晴らしい名演だ。音だけに集中できる良さが再認識できたのも大きな収穫，

 

豆柴  |  兵庫県  |  不明  |  2008年06月16日

すごいとは聞いていたけれど、癌の克服という体験がそれほどに演奏に反映されるのだろうか？とあまり期待しない様にして聴いたのだけれど、本当に素晴らしいです。 推進力が爽快感と謂うより、官能性に結び着いた演奏、エロイカはグロテスクになりそうな処をギリギリ艶やかなものに仕上げています、お薦めです、是非聴いてみてください。

 

John  |  Pohang(South Korea)  |  不明  |  2008年06月15日

This is the best Beethoven’s Complete symphonies in my life. (It is better than any other symphonies) I haven’t heard just like this sound. I have believed Abbado since his debut and also, he didn’t disappoint me. I’m so glad to have this record and I want to recommend this record!