カール・ベーム独EMI録音集(19CD)
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レインボー | 不明 | 不明 | 2022年04月26日
カール・ベームが独エレクトーラに録音した音源をBOX化したものである。 戦前のドレスデン国立歌劇場管弦楽団時代の音源と、戦後すぐ位に録音されたウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団との音源を収録したもの。 グラモフォンやデッカに録音した後年の録音は現在もCD化されていますが、独エレクトーラの音源はかなり遅れて、平成8年頃に新星堂企画、当時の東芝EMIの製造で発売されたアルバムが最初であった。 ただ、ノイズがあり時代を考えれば仕方はないが鑑賞には不向きであった。 このBOXは全編にわたり音質は聴きやすく改善されており、非常に聴きやすい。 もちろん強奏時に割れかけたりする曲もあるが、それはごく少数。 この時代のベームのレパートリーは後年にも録音のある作品のほかにこの時代にしかないものも多い。 特にイタリア物など珍しい。 演奏も後年の悪く言えば弛緩気味になった演奏とは違い、非常に力強くダイナミックで、オケを隅々まで把握して引っ張っており、デッカやグラモフォンでしか知らない人には新鮮。 CDはBOX物らしく、厚紙に入っているほか、ライナーが付いています。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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かずさん | 山口県 | 不明 | 2017年12月14日
素晴らしい企画。だがSP未発売に終わってたウィーンフィルとのモーツァルト交響曲第26番、「ハフナーセレナード」のメヌエット。そしてヨーゼフ・シュトラウスの「女心」が収録されてなかったことにはがっかりした。音源紛失か。ワーナーさん、何とかこれらの音源を探して是非CD化お願いします!!3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ネコパパ | 愛知県 | 不明 | 2017年06月29日
ドレスデン時代のCDはS堂から発売されて以来久々です。 S堂盤はノイズカットなしで発売され、音質は良好でしたが、個人的には我慢が必要でした。 今回のワーナー盤は適度なノイズカットが施され、いくらかは音への影響はあるでしょうが、非常にうまくいっていると思います。ものによっては本当にSP原盤かと思うくらいダイナミックレンジも広く鮮明です。 ベームの演奏は既にスタイルが確立され、後年と同じ響きとリズム感があり、それに活力が加わります。彼の演奏に共感をもつ人には、ぜひ聴いて欲しいセットです。13人の方が、このレビューに「共感」しています。
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