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ヴェルディ(1813-1901)

CD 『アイーダ』全曲 ニコラウス・アーノンクール&ウィーン・フィル、ガイヤルド=ドマス、ラ・スコーラ、他(2001 ステレオ)(3CD)

『アイーダ』全曲 ニコラウス・アーノンクール&ウィーン・フィル、ガイヤルド=ドマス、ラ・スコーラ、他(2001 ステレオ)(3CD)

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    1970年代  |  東京都  |  不明  |  2015年12月23日

    初めて買ったのはカラヤン新盤だった。その盤と当盤はいくつかの共通点を持つ。カラヤンは「アイーダはグランドフィナーレの壮麗さに気を奪われてはならない。その直後に奏でられるおお我が故郷の美しさにこそ気づかねば」といっている。また、アイーダトランペットを新調するために、ヤマハに「ツタンカーメンの王墓から出土したラッパ」の徹底的な研究を行わせている(アーノンクールが復元したのはヴェローナ初演時のもの)。しかし両者はまるっきりまったくの別物だ。 アーノンクールはその室内楽的美しさを徹頭徹尾貫き通す。時にソロで奏でさせたり本当に緻密で繊細な音が紡がれていく。激情的なドマス、軽いスコーラ、本当はこっちが主役に違いない重厚なボロディナ。オーケストラのうねる波の中に歌手の歌声を溶け込ませるのがカラヤンなら、アーノンクールは歌手がオーケストラと絡みあって歌が抜きんでて聞こえてくる。カラヤンのように美を追求するのではなく、リアルで生々しく、時にグロテスクでさえある。 今まで数々のアイーダを聴いてきたが、これは幾度も聴きたい名盤。安売りしてもらうのが申し訳ないくらいの奥深い「アイーダ」である。幕開け直後のチェロ・ソロとバス歌手の絡み、「勝って帰れ」や、「死は覚悟の上!」と啖呵を切るアモナズロなどの、従来とは異なるテンポ設定。凱旋でラダメスが登場する際の祭司の幽霊みたいな合唱とフガフガフガと妙に貧相に聴こえてくるファゴット、あまりに悲劇的な響きの第二幕幕切れと冷酷にも楽譜どおりにぶった切られるラストの音。すべてにおいてカンペキである。 「清きアイーダ」でスコーラの声が遠くなるが、これはスコアどおりのppにするため。あくまでアーノンクールは楽譜に忠実なのである。

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    pie  |  名古屋市  |  不明  |  2008年03月05日

    アーノンクールは嫌いです。でも、これは良い。めちゃくちゃ良い。このオペラが豪華絢爛さを追うものでないことを、そして大変な傑作であることをはじめて知りました。暗い音色、軽い声の歌手陣等最初はどうなることかと思いますが、クライマックスでの切れ味は凄く、いつものアーノンクールのような頭でっかちではない面白さを堪能できます。掛け値なしに「アイーダ」のベストだと思います。

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    operazanmai  |  kyoto.japan  |  不明  |  2005年05月02日

    アーノンクールの古楽演奏は好きだが、オペラとなると・・・・と長年想っていたが、これは全く別。希代の名演。かのアイーダ・トランペットの音を聴くためだけにでも買う価値があるかも。幾度聴いても飽きないし、オペラを知らない人までも耳をそばだて「良いっ!!」と賛嘆する盤など、そう有るものではない。

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    ゆー  |  福島市  |  不明  |  2005年01月10日

    ほんとうにすばらしい! アーノンクールというと好き嫌いが分かれる指揮者かも知れないが、好きなら絶対買って損しないかも。 歌手も立派で特にアイーダがいい。

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