モーツァルト(1756-1791)

SACD Sym, 39, 40, Etc: Szell / Cleveland O

Sym, 39, 40, Etc: Szell / Cleveland O

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    robin  |  兵庫県  |  不明  |  2024年01月19日

    セルの40番を高く評価する人はまあまあいるようだ。無駄のない整然として、 引き締まった響きにこの曲の神髄があらわれているらしい。聴いていて私の理想とする40番の演奏とは相いれないと思った。感性はひとそれぞれで、それはそれでよいと思うが、ハイドンでもベートーヴェンでもシューマンでもセルの創り出す音楽は響きだけの感覚的な美しさだけで勝負していると思う。余談だが、チェリの海賊盤CDで聴いた40番は音に深さがあってすばらしと思った。(正規録音のはイマイチ)

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    遊人王月曜日  |  北海道  |  不明  |  2016年06月13日

    もう廃盤になっているようですが、すばらしいモーツァルトです。39番はその荘重さや躍動感が見事であり、私にとってはベスト盤です。40番も素晴らしいですが、隙がないのがやや残念。ワルターのような遊び心、クレンペラーのような美しさがもっとあればよかったと思いますが、それにしてもなかなかの名演です。そしてモテットがまたいい。ラスキンは決して美声ではないが、人間味があって、とても味わいがあった。私のこのCDはDSDマスターのものだが、高音がキンキンしていて、やや気になった。自然なマスタリングが一番いいと思うのですがね。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年09月02日

    実に引き締まった筋肉質の演奏であると言える。正に、セル&クリーヴランド管弦楽団の全盛期の演奏の凄さを味わうことができると言えるだろう。セルは、先輩格である同じハンガリー出身の指揮者であるライナーや、ほぼ同世代でハンガリー出身のオーマンディなどとともに、自らのオーケストラを徹底して鍛え抜いた。セルの徹底した薫陶もあって、就任時には二流の楽団でしかなかったクリーヴランド管弦楽団もめきめきとその技量を上げ、ついにはすべての楽器セクションがあたかも一つの楽器のように奏でると言われるほどの鉄壁のアンサンブルを構築するまでに至った。「セルの楽器」との呼称があながち言い過ぎではないような完全無欠の演奏の数々を成し遂げていたところであり、本盤の演奏においてもそれは健在であると言える。モーツァルトの交響曲第39番及び第40番の名演としては、優美で情感豊かなワルター&コロンビア交響楽団による演奏(1959、1960年)(第40番についてはウィーン・フィルとの演奏(1952年))や、それにシンフォニックな重厚さを付加させたベーム&ベルリン・フィルによる演奏(1962、1966年)が名高いと言えるが、セルによる本演奏はそれらの演奏とは大きく性格を異にしていると言えるだろう。むしろ、第39番については、即物的な演奏でありながら随所に繊細な表情づけが施されたムラヴィンスキー&レニングラード・フィルによる名演(1972年)にも通じるものがあるのではないかと考えられるところだ。もっとも、演奏の即物性においては、本演奏はムラヴィンスキーほどに徹底しているとは言い難いが、演奏全体の造型の堅牢さにおいてはいささかも引けをとるものではない。そして、各フレーズにおける細やかな表情づけも、ムラヴィンスキーのように徹底して行われているわけではないが、それでも各旋律の端々からは汲めども尽きぬ豊かな情感が湧き出してきており、決して無慈悲で冷徹な演奏には陥っていない点に留意しておく必要がある。いささかオーケストラの機能美が全面に出た演奏とは言えなくもないところであり、演奏の味わい深さという点では、特に第40番については、クリーヴランド管弦楽団との来日時のライヴ録音(1970年)に一歩譲るが、演奏の完成度という意味においては申し分がないレベルに達しており、本盤の演奏を全盛期のこのコンビならではの名演と評価するのにいささかも躊躇するものではない。併録のモテット「エクスルターテ・イウビラーテ(踊れ、喜べ、幸いなる魂よ)」も、ソプラノのジュディス・ラスキンの名唱も相まって、素晴らしい名演であると評価したい。音質は、録音年代が古いこともあって、従来盤は今一つ冴えないものであったが、数年前に発売されたシングルレイヤーによるSACD盤は、これまでの従来盤のいささか劣悪な音質を一新するような、とてつもない鮮明な高音質に生まれ変わったと言えるBlu-spec-CD盤も発売されており、それも十分に良好な音質であると言えるが、所詮SACD盤の敵ではないと言える。もっとも、当該SACD盤は現在では入手難であるが、セルによる素晴らしい名演でもあり、可能であれば、中古CD店などで購入されることを是非ともおすすめしておきたいと考える。

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    Gewitter  |  不明  |  不明  |  2011年03月24日

    Symphonie Nr. 39 @08:25, A08:23, B04:02, C03:54, Symphonie Nr. 40 @08:13, A08:43, B04:56, C04:39

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  • ★★★★★ 

    NOBO  |  東京都町田市  |  不明  |  2007年06月15日

    これは、インスピレーションに導かれたクリスタルのような名演だ。視角により透過光の微妙な変化が複雑な色相を呈する。まさに天上にいたる心地。喜びと悲しみが表裏一体となった演奏。凡百のアルバムとは一線を画す。

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  • ★★★★★ 

    カバポチ  |  横浜市  |  不明  |  2006年09月04日

    LP時代から愛聴してきた「セルの39&40番」だが、この輸入盤のSACDは 音質が超優秀!改めて、セルの魅力を再認識しました。それにしても、ソニーのSACDは、何故、輸入盤と国内盤の音質がかくもギャップがあるのか?この機会に、他の愛聴盤も、USA盤で買い直そうかな?

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2005年11月15日

    ハギレの良い活き活きとしたモーツァルト。僕が好きなのは39番。3楽章中間部の第2クラリネット。セルの薫陶を受けてまさに機械仕掛けの伴奏をしています。そして4楽章のコントラバス。8分音符の刻みが4弦から5弦にズドンと落ちるのがはっきりわかる瞬間があって興奮します(マニアックすぎ?) 40番も精緻で完璧な演奏。「エクスルターテ・イウビラーテ」がまた大超名演です。セルのモーツァルトには神が宿っています。

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