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シェーンベルク(1874-1951)

DVD 『グレの歌』 オーディ演出、マルク・アルブレヒト&オランダ・フィル、ブルクハルト・フリッツ、アンナ・ラーション、他(2016 ステレオ)(日本語字幕付)

『グレの歌』 オーディ演出、マルク・アルブレヒト&オランダ・フィル、ブルクハルト・フリッツ、アンナ・ラーション、他(2016 ステレオ)(日本語字幕付)

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2017年06月06日

    舞台上演するとなると、超巨大編成オケをオケピットに入れるだけでも大変だが(ピットを拡張したようだ)、結果はなかなか面白い。もちろん最後のシュプレヒシュティンメも担当する女性のナレーターが第1部と第3部の前にシェーンベルクが作曲していない原詩(ドイツ語訳)の一節を朗読して状況説明を補足するという工夫があるが、それ以外はすべて原曲通り進行。演出は第1部からすこぶる的確だが、やはり観て面白いのは第3部。普通の演奏会形式の演奏でも鳥肌がたつ場面だが、舞台を埋めつくすゾンビ兵士達の男声合唱は迫力満点。しかも例によって、オランダの合唱団の実にうまいこと(ショスタコの交響曲第13番の合唱で最も良いのが毎度、オランダの合唱団であることが思い出される)。第1部から舞台上にいたヴァルデマール王の分身が実は・・・・だったというのも秀逸な工夫だし、HMVの「商品説明」に写真がある大団円の演出も文句なし。声楽的にも至難なヴァルデマールのパートを演技しながら歌いおおせてしまったブルクハルト・フリッツにまず大拍手。やや太めながら見た目もそんなに悪くない。エミリー・マギーとアンナ・ラーションは相変わらず見事。マルク・アルブレヒトの指揮も精細かつスケールも大きい。

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