Bachs Goldberg Variations
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Xm | 岡山県 | 不明 | 2012年07月13日
ゴルトベルクはいろんな編成で演奏されることが多いのですが、ジャズトリオで演奏というのもおもしろそうだったので買ってみましたがハズレでした。 これはバッハのジャズ風イージーリスニングですね。原曲をほとんど変えずになぞるピアノにベースとドラムスが申し訳程度にリズムを刻む雰囲気だけのもの。 原曲の持つ複雑な構成やダイナミズムは消し去られ、ジャズの醍醐味であるモチーフから発展する迫力あるインタープレイ的な展開もほとんどありません。時に頑張っている所もありますが、なんか素人っぽい感じで説得力がありません。 この手のものでは、EUGEN CICEROやSVEND ASMUSSEN、GEORGE GRUNTZなどの方がよっぽどまし。 BGMとして流しておくには良いかもですが、それだったら有名処のクラシックの演奏家で十分です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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レエル | 不明 | 2008年07月04日
昔からクラシックのジャズ化は必ずしも好意的に受けとられないが、ルーシェは誠実にバッハに取り組んでいるようだ。例えば録音にしても、旋律の美しさがリズムに打ち消されぬよう近接録音にして波頭を明確にし、その不足する響きを人工的に補っている。そもそもクラビで演奏するためのものをピアノ・トリオで(インタープレイも交えながら)真正面から取り組んでいる姿は他のグループを寄せ付けない。キケロのようにしつこく無く、MJQにみられる俗化でもない。クラシカル・ジャズ・カルテットのようにグルーヴしなくても、ちゃんとジャズってる事が凄い!0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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