ショスタコーヴィチ:24の前奏曲(ヴィオラとピアノ版)、アウエルバッハ:アルカナム キム・カシュカシアン、レーラ・アウエルバッハ
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年01月13日
ぼくがカシャカシャと愛称するキム・カシュカシアンが引き篭もりの彼氏を街へ誘い出したかのようじゃないか 全24景からなる叙情劇を見た後の余韻が残っている ピアノ独奏曲をアウエルバッハがDUOへ描き変えたら モノローグ劇が煌めくダイアローグ飛び交う情景を展開し始めた 静から動へ モノクロからカラフルへ 内から外へ音楽が語り出した 元々ショスタコーヴィチの原曲の中に宿っていた精神ではあるが 対話を体現してこそ音楽は生きた言葉になる アウエルバッハのアイデアは想像を超えて有意義な試みだったと言える それもカシャカシャのヴィオラあってのこと 抜けの良い美音を響かせるヴィオラは健在で その表情変化の驚くべき多様さに今更ながら感嘆の声を上げる それにしても美しい音だ いつまでも鳴らし聴いていたい できればそっとして誰にも教えたくない程美しい3人の方が、このレビューに「共感」しています。
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