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リスト(1811-1886)

Blu-spec CD 2 『リスト・アルバム〜ピアノ・ソナタ、『愛の夢』第3番、メフィスト・ワルツ第1番、他』 カティア・ブニアティシヴィリ

『リスト・アルバム〜ピアノ・ソナタ、『愛の夢』第3番、メフィスト・ワルツ第1番、他』 カティア・ブニアティシヴィリ

商品ユーザレビュー

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    テリーヌ  |  Hyogo  |  不明  |  2018年02月12日

    恥ずかしながら最近までBuniatishviliを聴いたことがなく、ようやく演奏に出会い、感激しました。ユーチューブで視聴できる演奏も聴いてみましたが、(このCDにはない)ペトルーシュカなど驚愕の迫力でした。

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  • ★★★★★ 

    SeaCrow  |  東京都  |  不明  |  2014年12月12日

    全般的に速めのテンポの演奏で、確かにアルゲリッチを彷彿とさせる面はあるように思いますが、若い頃のアルゲリッチがもっと野性味を感じさせたのに比べると、ブニアティシヴィリの方は、ある種の思索的な一面も見受けられるように思います。ヴィジュアル面の売り方なども含め、ちょっと「知能犯」的な感じを受けてしまう、というのは穿った見方に過ぎるでしょうか。とはいえ、演奏そのものは大変気に入っています。今後の録音にも期待します。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2012年11月11日

    愛と悲しみと美、悪と夢の音楽。とてつもない技術、鍛錬と、心、この目に見えぬ感性を、形にし、我がものとし、持続的で、繊細にして、強靭な表現力を持つこの若い娘。愛を失い、愛と夢を求め、死を見つめ、闇と邪悪なものと闘い、独自な音楽と、官能、憑依性を持って、姿を現した。過ぎ去りゆく一瞬一瞬を、永遠にする能力を持つ、稀有な存在の登場。さあ、売らんかな。

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  • ★★★★☆ 

    marco  |  東京都  |  不明  |  2011年09月03日

    冒頭の「愛の夢」が効いている。手垢にまみれた名曲ピースから、これ程までに「果たせない」愛の姿を浮き彫りにした演奏があっただろうか? 期待をもって次の難攻不落のソナタに聴き進む。猛烈なスピードが、それ自体愉悦を持っているのだが、表現がやや表層的。そして前半部の最も破滅的で暗く混沌としたピークが至極あっさりと終了した時に、私はああこんなものかと少し落胆した。しかし後半部のフーガが開始され、スピードの愉悦に追い打ちをかけるように亀裂と軋轢が重層的に加わり、それがどんどんと加速され、とんでもないストーム状の高揚を呈示した後に主題再現部へと到達した時、彼女のソナタの真骨頂はここにあったのだとわかった。後は野となれ山となれではあるが、この曲に関しては巨匠の演奏でもどこか不備があるのだから、たとえ部分的ではあってもオリジナルな表現を呈示し得ただけでも価値があると思う。メフィスト以降は、弱音でスローな部分の叙情性が素晴らしかった。蛇足だが、ヴィジュアルの売り方やDVD付USA盤の値付け等のプロモーションのあざとさが残念。

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  • ★★★★★ 

    パパムーミン5145  |  東京都  |  不明  |  2011年08月31日

    悪魔的な彼女。  BSで、彼女のライブを観た。リストだけではなく、ショパンや、ラフマニノフ(第3協奏曲)なんとストラヴィンスキー(ペトルーシカ)等々....そう、ユジャ.ワンと、かなり似かよったレパートリーだった。しかし、ワンが、かなりクールに、難なく弾いてしまうのとは対照的に、彼女は、かなり、没入して弾きあげるのだ。ペトルーシカでは、難技巧とはお構いなしに、随所に即興性を見せて、奔放に聴かせてしまう。中でも、ロ短調ソナタでは、そんな表情は、譜面に書いてないというところまで、音を紡いでゆく。また、その演奏姿が、何かに憑りつかれているようだった。ワンとは対照的に、悪魔的な彼女。はっきり言って実演タイプ。デビューCDだそうだが、その、桁外れの魅力は、パッケージに収まり切っていない。確かに音だけでも十分凄いのだが。彼女の本当の凄いところは、これから明らかになるだろう。

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  • ★★★★★ 

    Marthy  |  POLAND  |  不明  |  2011年07月06日

    彼女は、どこかのインタヴューで「(前略)・・アルゲリッチに憧れる・・(後略)」と語ったそうですが、この手の発言をするほとんどのピアノ弾きは、アルゲリッチのコピー・パフォーマンス(実際にはコピーすらできていないが)だけに終わっているような気がします。しかし、ブニアティシヴィリは、彼女独自の音楽をしていると思います。また彼女の演奏は、ピアノ演奏におけるテクニックとは何なのかと言う事を伝えてくれる気がします。

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  • ★★★★★ 

    Marthy  |  POLAND  |  不明  |  2011年07月06日

    彼女は、どこかのインタヴューで「(前略)・・アルゲリッチに憧れる・・(後略)」と語ったそうですが、この手の発言をするほとんどのピアノ弾きは、アルゲリッチのコピー・パフォーマンス(実際にはコピーすらできていないが)だけに終わっているような気がします。しかし、ブニアティシヴィリは、彼女独自の音楽をしていると思います。また彼女の演奏は、ピアノ演奏におけるテクニックとは何なのかと言う事を伝えてくれる気がします。

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  • ★★★★★ 

    流れ星  |  不明  |  不明  |  2011年06月23日

    耳を澄ませば、リストの世界観が見事に立ち現れる。空間構築力と描写力が抜きんでた演奏。この点において、リヒテルをも彷彿とさせる。

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2011年06月18日

    ユジャ・ワンといいブニアティシヴィリといい、ソロ・デビューのアルバムでロ短調ソナタを弾くなんて、一昔前の常識から言えば正気の沙汰とは思えないが、結果は大成功。指の回りの見事さはいまさら言うまでもないが、音楽に対する踏み込みの良さが半端じゃない。はっきりとテンポを速める冒頭主題の確保部からして、早くもスケールは極大。フーガ風の展開から最後のクライマックスまでの、一音たりとも弾き逃すまいという気概も凄い。フォルティッシモを強く叩き過ぎるため音が歪む、叙情的な部分がやや淡白(クレーメルのように、ロマンティックになることを故意に避けていると思われる)など、まだ望みうることがないではないが、現時点でも超弩級の才能であることは明らか。何よりも評価したいのは、主要主題が様々な調で「変容」を繰り返した末、ほぼ無調に至るという曲の構造を彼女が完全に把握していて、それをちゃんと聴き手に伝えてくれることだ。その証拠に、ソナタの次に「メフィスト・ワルツ第1番」と「悲しみのゴンドラ」を並べて、その推移を「再演」してくれている。

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