チャイコフスキー:交響曲第6番『悲愴』、ムソルグスキー:禿山の一夜 アントン・ナヌート&スロヴェニア放送交響楽団
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うに | 不明 | 不明 | 2021年03月11日
「悲愴」の名演あるいは評価の高いものというと、聞く前から身構えて、最初から緊張感をもって聴き、それで大いに満足するものが多いと思います。が、このナヌートさんのは、どうも毛色が違う。第1楽章はなんというか全体に緩く、ゆったりした雰囲気があります。こちらもリラックスして聴いていると、徐々に熱くなってきて、いつの間にか全曲を聞き終えて、心地よい余韻が残る感じです。ずいぶん安くなっているので購入しましたが、繰り返し聴きたい一枚になりました。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ROYCE | 神奈川県 | 不明 | 2017年12月23日
ナヌートさん80歳の時のスタジオ録音だそうだ。同時発売のシューマンに比べると録音状態、オーケストラの安定感、ともに上々。チャイコフスキーはあわてず騒がず、ゆったりとしたおおらかな音楽の運びが魅力。重厚感にも不足はないが、演奏の見通しがいいので過度に重苦しくなったり、深刻ぶったりはしない。表面的にはさらっと流した演奏のようでいて、ベテランならではの円熟味がそこかしこに聞こえるような録音といえようか。ムソルグスキーはライブ録音だそうだ。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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