少女隊

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    u.f.o.313  |  不明  |  不明  |  2021年05月07日

    まさにバブル時代が始まろうとしていた1984年はY.M.O.が散開して日本のポップ界の行方が混とんとしていた頃でもある。そして、セントフォー(エアロビ・アイドル)、工藤夕貴(ポスト中森明菜)、そして少女隊(アーティスティック・アイドル)の3組が4億円やら5億円やらのビッグマネーで大々的にデビューを果たした時代でもある。その中の少女隊は歌番組に出る機会が諸事情によりほとんどなかったということもあり、一種カルト的な人気を持つようになり、当時としては異質なアイドルでもあった。 ただ、その大きな特徴は何よりファッションやパフォーマンスや音楽性が玄人好みであったということ。アイドルなのに…だ。デビュー時に12インチシングルをリリースしたことだけでもおもしろいのだが、そのなかに、後のFENCE OF DEFENCEメンバーであり、Y.M.O.散開後に細野晴臣がいち早く結成したユニット「F.O.E (Friends of Earth)」にも参加した西村麻聡による壮大なインスト曲「ELECTRIC CITY」を収録していることも驚きであった。アイドルの12インチなのに、インストの長尺曲が収録されているという…。また、後に企画ものアルバムとしてリリースされた「FROM S」では、西村麻聡のみならず、F.O.E.つながりの細野晴臣や越美晴(Miharu Koshi / コシ・ミハル)も楽曲提供をしている。本作には越美晴による楽曲「Space Magic」も収録されているので、ファンであれば、ぜひ聞くべきだ。ちょうどY.M.O.ロスだったあの時代、少女隊というアイドルの中にその残像が見えたのが個人的には嬉しかったのをよく覚えている。その他、アイドル路線の楽曲もみな完成度が高いので、良質なポップアルバムとしても、本作をお勧めしたい。

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