交響曲第3番『西海岸の風景』、管弦楽のための『勝利』、3つの夜想曲 ネーメ・ヤルヴィ&エーテボリ響
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ぴたすみん | 大阪府 | 不明 | 2018年07月01日
マイナー交響曲好きにとっては、なかなかにメジャーな曲ではあるのですが(なんちゅう日本語や!)、先行のディスク(EhrlingやRasilainenのディスク)はとっつき易いメロディ、曲自体の流れを優先するあまり、ハリウッドのサントラか、大河のテーマ曲みたいになっていました。それはそれでいいんですが、でも、Yarvi父のこの演奏は、この曲が持つ不協和音すれすれを狙ってるとしか思えない管弦楽の響きをあぶりだして、作曲年代に見合った交響曲であることを認識させてくれます。全集の他の曲もそうなのですが、ポピュラリティよりも曲の実相を認識させる方向に進んでいるのはいいことだと思います。氏の他のアッテルベリのナンバーは、突進驀走系の名演ですが、この3番はゆったりしています。最終楽章の盛り上げは「これでもか」という感じで気に入っています。いずれにしても、この愛すべき交響曲を、好事家が「こんなんあるで」という佳曲としてではなく、感動的な名曲として演奏してくれているので、☆5つです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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