交響曲第3番『スコットランド』、第4番『イタリア』 パブロ・エラス=カサド&フライブルク・バロック・オーケストラ
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オジサン | 兵庫県 | 不明 | 2020年05月28日
バロックオーケストラということで弦の人数がかなり少ないものと思われますが、 その少ない弦のビブラートのかからない細い音と、菅の音が絡み合い、曲の細かいテクスチュアが見事によく「見える」のが圧巻です。表現も無理のないテンポ感が素晴らしく、またしなやかさも十分に感じられるものです。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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風信子 | 茨城県 | 不明 | 2017年09月23日
音色変転の妙ここに極まる 動機を展開し組み立ててゆく才に優れたメンデルスゾーンであるから 緊密な構造で澱みなく楽曲が進行する エラス=カサドの快速テンポが自然な流れを助けている ”賛歌”を現代オーケストラと演奏しながら ”歌”のない交響曲はピリオド・オーケストラと組む理由は偏に”音色”にあると聴いて実感した 例えば”スコットランド”のAdagioに第3ホルンとチェロがユニゾンでメロディを奏する部分の音色だ 現代楽器とその奏法では”旋律”が飛び出して聞こえる ピリオド楽器とその奏法ではオーケストラの波間に浮き沈みして見え聞こえている こうした音重なりの質の違いは楽曲の印象を違えてしまう ドラマチックな物語を想起させずにはおかなかった”イタリア”や”スコットランド”が 心象風景がもたらす明日への希望と意思の表明に聴こえる さらに歌えると好かったが メンデルスゾーンの”青春性”が直截伝わってくる演奏だった お聴きを1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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