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ヘンデル(1685-1759)

CD イタリアン・カンタータ集〜愛の妄想、ルクレツィア、炎の中で マクダレーナ・コジェナー、マルク・ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊

イタリアン・カンタータ集〜愛の妄想、ルクレツィア、炎の中で マクダレーナ・コジェナー、マルク・ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊

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    一人のクラシックオールドファン  |  兵庫県  |  不明  |  2010年08月05日

    後年はバロック・アリア集をバック・・マルコン指揮VBOと録る機会が多かったコジェナーなのですが本盤はミンコフスキ/MLとの共演による1999年ライブ録音(コジェナー当時26歳)のヘンデル若き頃(イタリア駐在時)のイタリア語による?カンタータ三曲です。私は三曲とも初めて聴いたのですが何れも女の情念に絡ませたギリシャ神話に縁るカンタータで所謂キリストを主題にしたバロックカンタータとは歌詞とともに雰囲気を異とするものであります。HWV99(レシタティーボ含む9曲でタイム34’17)、HWV145(同8曲、同17’05)、HWV170(同4曲、同16’15)の三曲なのですが曲によってはヴァイオリン、チェロ、フルートなどのソロ伴奏がコジェナーの確かなメゾソプラノのアリアを更に効果的な仕上がりにさせております。また彼女の音程の安定さと感情表現のその確かさは余計彼女の知性を際立たせるように思いました・・・知情バランスとも申せましょうか・・・。そして単に落ち着きとは別に例えばHWV170「炎の中で」の烈しい歌唱ぶりはそのテクニックとともに思わず聴き入ってしまいます。バロックアリアへの彼女のメゾソプラノという音域が各国語発音の成否は別にして繰り返しになりますが落ち着いた情緒に誘い入れてくれます。ライブ録音ということなのですがなる程古楽器アンサンブルと相俟って落ち着いたコンサートだった雰囲気がうかがえる素晴らしい盤です。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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