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Buddy Rich

CD Rich In London

Rich In London

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    ♂猫Junn-Junn  |  東京都  |  不明  |  2016年02月14日

    バディ・リッチ54歳時のライブ演奏アルバム。 自分は、映画『Whiplash』(2014/邦題:セッション) を観て、Buddy Rich(バディ・リッチ/1917-1987)という人がいたのか、 と興味が湧いたというか… 今まで自分は、ジャズ系でも、 デューク・エリントンはピアノとか、 ベニー・グッドマンはクラリネット、 サッチモことルイス・アームストロングはトランペット、 バードことチャーリー・パーカーはサクソフォン、 とか…そういう人達の楽曲は色々聴いたことがあったものの、 ジャズのドラマーの人っていうのに、 着目したことって、なかったなぁ、と思って… だから、機会があれば、バディ・リッチの作品も聴いてみたいな、 と思っていたので、今回 「Rich In London」 「Swingin’New Big Band」 「Three Classic Albums Plus」 の3作品を購入。 「Three Classic Albums Plus」 が中々入荷せず2ヶ月余り待ったけれど、漸く入荷して全部揃ったんで、 遂に手許に届き… 少し確認してみると、 「Swingin’New Big Band」は、1966年のライブアルバム、 「Rich In London」は、1971年のライブアルバム、 「Three Classic Albums Plus」は、 1954〜1957年にかけて発売された4つのスタジオアルバム 「The Swinging Buddy Rich」(1954)、 「Buddy and Sweets」(1955)、 「The Wailing Buddy Rich」(1955)、 「This One’s for Basie」(1957)、 を2枚のCDに収めた、という作品だ、と分かったので、 「Three Classic Albums Plus」→ 「Swingin’New Big Band」→ 「Rich In London」 の順にとりあえず、聴いてみることに。 で、全体的な印象としては、 別にバンドマスターがドラマーのバディ・リッチだからといって、 ドラムが主体的に引っ張る曲ばかりをやっているわけじゃなくて、勿論、 最初から最後までドラムがぐいぐい引っ張って駆け抜けるような曲もあるけど、 基本的には、 トランペットとかピアノとか他の楽器の見せ場というか聴かせ所も色々とある、 クラシックでスタンダードなジャズの中で、 存在感のあるドラムが全体をしっかりと支えて、聴かせ所では、 特に凄みを発揮しているなぁ、という印象。 その中で、この「Rich In London」は… …このライブ演奏をしてた頃は54歳で、それであの演奏ってのも、 体力的にも凄そうだな、と素人考えでも思うけれど、 きっと、 単に若さと勢いの力だけであの高速のドラム捌きをやってるんじゃなく、 幾つか演奏動画も視てみたけど、無駄な力が入っていない、 無駄のない動きで的確に高速に持続的に叩き続けている、みたいな印象 だったんで、磨き抜かれた円熟の境地に達したドラム演奏技術 を身につけていればこそ、 という感じの演奏だから、もはや年齢は関係ないってことなのかな… とも思ったり。 この作品内でのメインの聴き所は、最後に披露された「Time Being」 って曲だろうけど…ドラム捌きの凄さも堪能出来るしね… でも…ドラム捌きの凄さとか、そういうのとは別に…それの1つ前の曲 「Theme from Love Story」 ってのが、TVとかCMとか、デパート等での館内に流れてるBGMとか、 色んな場所で使われてるのを聴いたことがある、 けっこう多くの日本人に馴染みのあるメロディなんじゃないか、 というヤツだったんで、印象深かった。 1971年の年末っていうと、 映画『Love Story』(1970/邦題:ある愛の詩) が公開されて丸一年、みたいな頃、 この年の初春のアカデミー賞ではアカデミー作曲賞を受賞した、 そういう映画だったみたいだから… まぁ、当時の状況としては、その年に話題になった曲、 って感じで、演奏曲目に入れたのかな… と。 「Swingin’New Big Band」を聴いた時には、 短めの曲(…ある意味では標準的な長さの曲…人間の集中力の持続時間は、 3分程度だ、という観点に立てば…)を数多くって感じの演奏曲群 で、勿論、じっくりと聴けば、どの曲でもドラム捌きは凄いんだけど、 基本的にバンドの楽器全体の調和を最重視した曲 をお客さんに聴かせている感じで、 どうだ、この俺の高速連打で長尺のドラムソロは! というような部分は、 余り、前面には押し出してないって印象…で、 そこが少し、物足りない感じもしてたんだけど、この 「Rich In London」 は、「Three Classic Albums Plus」の頃の魅力と 「Swingin’New Big Band」のよさとを、 足して2で割ったような、いい塩梅の演奏曲の配置に、 なっていて… スローでまったり系の曲も、箸休め的に配置されてるけど、 基本、聴いててテンション上がる系のアップビート系を軸に据えていて、 4〜6分半の曲を軸に展開してるんで各曲での、 ドラムの聴かせ所も「Swingin’New Big Band」より多めで、 そして、締めの「Time Being」は正味12分40秒あって、 特に堪能出来るようになっている、 というのは、この作品の優れた部分かな、と思う… あと、 「Little Train」って曲は、出だしから前半はスローな曲調で、 後半から速いテンポに切り替わり激しく盛上がっていき… クライマックスを迎える、 っていう感じで、そういうのも楽しいな、と印象に残ったり…。 …余談的に、自分は、 アフロキューバンなビートやサウンドのモノを聴くことも多いので、 今回の一連のバディ・リッチのCDを聴いていて、 このバディ・リッチが、この高速で精密に叩くドラム技術で、 アフリカ系やアフロキューバンなリズムを叩いたら、どんな感じに、 なったんだろうな…みたいな部分にも、 ちょっと思いを馳せてしまったり…今回聴いたCD群の中にはなかったけど、 そういうアフロキューバンジャズ系の曲とかも、 実際には、やってたりしたのかな… ともかく、今回このCD …9トラック計55分のライブアルバム… を聴けて、色々興味深かったし純粋に音楽を楽しめたし、 最後のトーク部分の雰囲気も味わえたし、 ってことで、悪くはなかったけど、若干収録時間が短めかな、と… 因みに、少し確認してみると、コレは元々 米国では「Rich in London」ってタイトルのアルバムとして 発売されて、英国では「Very Alive at Ronnie Scotts」というタイトル で発売されてて、そっちには追加の曲目も5曲分収録されてた、 らしいんだけど… 今回のこのCDは55分で…まだ15〜20分程度容量に余裕あるんだから、 ケチらずに、もう2〜3曲、たとえば、 「Very Alive at Ronnie Scotts」に追加で収録されてた5曲 の中から選んで、ボーナストラック的に、 入れてくれてれば、より満足出来たんじゃないかな、 と思ったり… まぁでも、コレはコレで、 それなりに、買った甲斐はあった、んじゃないかな… そんな感じ。

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