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田畠裕基

本 ブラッククローバー 2 ジャンプコミックス

ブラッククローバー 2 ジャンプコミックス

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    大湖  |  東京都  |  不明  |  2021年04月12日

    【連係プレイは少年漫画の華】  今回のバトルの魅力は、主人公・アスタと彼が所属する「黒の暴牛」メンバーとの  連係プレイだと思います。新しさはありませんが、手堅く熱いと言ったところでしょうか。  まず、前巻から引き続いていた、氷魔法のヒース戦では、  ヤンキーっぽい先輩・マグナとの連携。  少し前にやった「洗礼(後輩いじめ?)」を基に、土壇場で連携技を編み出します。  マグナも最後の力でしたが、協力することで無駄なく敵を倒す事が出来ました。  一方、ヒロイン・ノエルは、防御では一応魔力の制御に成功し、  マグナを助けました。  魔宮に入ってからの、煙のオッサン・ロータス戦では、  飄々とした性格の雷使い・ラックとの連携。  魔力を感知する敵に対し、魔力の無いアスタを軸に攻めるという、  オーソドックスながらバランスの取れた協力技で勝利を収めます。  1巻では顔見世だけだった先輩も、任務で共闘しながら掘り下げていく感じですかね。  そして、絆や信頼関係も、徐々に出来つつあります。 【アスタの身体能力】  魔法を使う相手に体力で挑む脳筋主人公・アスタですが、  今回は魔法を使って逃げる相手に、走って追いつくなど、  魔剣だけが能じゃないところも見せてくれます。  敵の魔法も、ライフで受けて立ち上がりますし、  鍛えている量で火ノ丸と張り合えそうです。(と言うか火ノ丸との腕相撲対決が見たい) 【ヒロイン達】  1巻でもツンデレキャラだったノエルですが、  今回もフラグが少しずつ立っている感じがします。  しかしまあ、鳥にまでツンデレかましているのには笑えましたw  更に、今回はライバル・ユノの同期「ミモザ・ヴァーミリオン」も参戦。  (絶対ブレイブルーネタですね、コレ。)  得意魔法も上手く描かれていましたし、服装も貴族っぽいです。  ただ、第二ヒロインとしての本格的な活動は、次巻持ち越しになりそうですね。 【敵の能力】  能力の設定は次巻で説明されますが、それぞれに得意属性があるのは、  2巻まででも解ると思います。  敵の能力は「氷」「煙」「鉱物」なので、特に新しくはないですが、  煙であれば小出しにして相手にばれないように撒く、  鉱物であれば石の分身を作る、石柱で不意打ち等、  特徴はきちんと描れています。 【オリジナリティとこの漫画の魅力】  アンチが1巻と同じか、読まなくても言えるレベルの事を今回も騒いでますが、  まあ確かに「ここが新しい」と言うのは無いと思います。  しかし、この漫画のストーリーの魅力は「主人公達の一生懸命さ」  バトルの魅力は「連係プレイの面白さ」(迫力も頑張ってると思いますが)、  田畠先生の作品作りとしては「基礎を疎かにしない姿勢」です。  漫画家志望者が見ても、打切漫画と比べれば基礎の大切さと、  「テンプレを自分だけのエピソードで語るとはどういうことか」が解るのではないかと。 【その他】  低評価を付けてるアンチがよく言うのが「主人公ばっかり活躍」ですが、  上記のように本作はあくまで仲間と協力して敵に立ち向かう漫画、つまり難癖どころか  「欠点の捏造」なので、読んだ事のない方は注意してください。  そういえば、「初めて漫画を読む人にはオススメ」とか、  「目の肥えた読者のアンケート」「オリコンでの売上冊数」と言う現実から目を背ける人もいましたね。  (過去のオリコンデータは、2ちゃんねるの「ジャンプ作品売上議論スレ」で確認できます。)  まあ、オリジナリティとか騒ぐ人は  「和牛と付いていれば1gでも満足」と言う人じゃないでしょうか??  『マギ』や『FAIRY TAIL』に似てると言うのについては、 「鉄拳はバーチャファイターのパクリ」とかそんなレベルです。  しかし、売上を左右するのは細かい共通点よりも、脚本力ですし、田畠先生はそれを持っている方です。  あと、「初めて漫画を読む人にはオススメ」の件。仮にブラッククローバーの購入者やアンケート出してる人が、  これまで一度も漫画を読んでいない無知な人だとするなら、そういう人達10万人くらい(オリコンの結果6万+重版)に、  「漫画の熱さ・面白さ」を伝えて、アンケートを出したり、コミックを買うように出来たと言うことになりますね。  それはそれで凄い話です。

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