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ショスタコーヴィチ(1906-1975)

CD 交響曲第8番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1982)

交響曲第8番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1982)

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  • ★☆☆☆☆ 

    cherubino  |  不明  |  不明  |  2023年12月09日

    この盤の解説を読むと、フィリップス盤のピッチの上ずりを修正し「オリジナル」に近づけたように書かれている。実際に本盤を聴いてみると、この盤のピッチは一般的にオーケストラの標準ピッチと言われる440より6−8Hzほど低い。同じメーカーがムラヴィンスキーの未亡人から手に入れたというテープを使った他の盤では、ここまでピッチが低い盤はないし、むしろムラヴィンスキーの音源では、カラヤンなどと同じ445-446Hzのものが多い。メーカーは、フィリップス盤が半音ほど高いという俗説を信じ、半音下げてしまったのだろうか? このメーカーは以前、交響曲第5番《革命》の1973年5月3日の音源をCD(ALT191) で出していたが、のちに同じ音源をSACD(ALTSA191)で出し直した際には、第4楽章の音源を9枚組セット(ALT127)の CD7 と同じ演奏に黙って差し替えている。ジャケット写真は同じなのに・・・。これらを見てもメーカーの音源に対する敬意のなさが伺える。

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  • ★★★☆☆ 

    kentaroh  |  新潟県  |  不明  |  2023年01月10日

    この特別な記録をこんなに良い状態で一般に提供してくださることには本当に感謝の一語。でも皆さんおっしゃるようにCDのすぐあとにSACDっていうのは、御商売のやり方としてどうでしょうか。かつてAltusと聞けばよい音で名演奏の復刻と信頼できるメーカーでしたが、ここしばらくはAltusから新譜と聞くとまず警戒、勘繰りの癖がつきました。私もCD、SACD両方持っている演奏が複数あります。買う方もバカかもしれないが、やる方もね。こういうのって音盤文化の持続とかSACDメディアの普及にプラスになるのでしょうか。みんなが使えるCDメディアで一部のマニアにしか手にできないアナログ名盤の復刻にトライし続けるGSとはだいぶ再発の趣旨が違う。かつてのM型ライカ、昨今ではSe-ko腕時計の手を変え品を変えのリバイバル、一部マニアは御熱心ですが、マーケットはいずれそっぽを向く。馬鹿々々しさに気づき熱が冷めたころには中古マーケットに値崩れした品物があふれる。市場の消費性向は変わりつつあります。良いもの一つをずっと大事に、買い手の願いを弁える企業でないと市場の信認を失いますよ。

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  • ★★★★☆ 

    gakusei  |  北海道  |  不明  |  2021年02月22日

    ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの良さが出た厳しい演奏であるが、個人的にはゲルギエフとマリインスキーの方が好きである。

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  • ★★★★★ 

    ロールパン  |  不明  |  不明  |  2016年10月15日

    ムラヴィンスキーとレニングラードフィルの演奏は、録音の良い演奏がとても少ないのと、その強烈すぎる演奏から、何度も聴くに耐える演奏が極めて少ないことが特徴です。そんな中では録音と演奏共に彼らの中では最高レベルの完成度をほこるCDでしょう。ライブなのに傷らしき箇所が全くないにもかかわらず、オーケストラが限界を超えているかのような熱演を繰り広げています。何より凄いのが、ここまで踏み込んだ演奏をしているのにあと一歩のところで曲のフォルムが崩れていないために、何度も聴くに耐える演奏になっていることで、この点がBBCの60年ライブなどとは異なります。こういったある程度状態の良い録音で聴くと、彼らの他の演奏に感じることが多い奇妙な音響のバランスは聴こえてこず、汚いと感じることの多い金管楽器、金切り声のようなオーボエなどは当時のソ連の独特の音ではないと表現出来ないのではないか?と思えるほどの凶暴な音として説得力を感じます。ただ、ムラヴィンスキーが映像でしょっちゅう金管楽器に音量を抑えるように指示を出しているのを見るので、ひょっとすると、彼らの演奏で疑問を感じるものがあるのは案外録音のせいではなく、出来不出来の差が激しかっただけなのかもしれませんが…いずれにせよ、この演奏は成功した演奏と言って間違いはないでしょう。

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  • ★★★★☆ 

    John Cleese  |  静岡県  |  不明  |  2015年07月20日

    あまりに有名な82年ショスタコーヴィチ8番ライブ。もう何回めか分からなくなったリマスターのさらなるリマスター、しかし今回はオリジナルが未亡人所有のオリジナルテープからの再生でしかもSACD化。というわけでファンとしては矢も盾もたまらず購入。まず冒頭の低弦からして、粒立ちの良さは従来のCDとは比較になりません。音が柔軟で聴きやすくなった反面、初めて本演奏に接したときのような戦慄は緩和されていますが、それは当方の問題。この演奏の絶対的な凄さは変わりません。ところで、メーカーさんもリリースの時期をCDとほんの少しだけズラすのは勘弁して頂きたいですね。コンドラシン先生の同曲ライブはシングルレイヤーSACDとCDは同時リリースでしたので選択の余地があり、迷わずSACDの方を購入です。しかしこちらの方は、最初にCDリリースされたときその際にはSACD発売に関しては未定、などと宣伝されてましたよ。まずファンとしてはCD購入せざるを得ない。半年とか1年後にSACDが出るのなら納得もできますが、わずか2ヶ月ほど後にSACDリリースってそれはないでしょう。私のように両方購入するはめになった方も少なからずいっらしゃるのではないでしょうか。ウィーンでのショスタコ5番と未完成交響曲ライブなどの前例もあり、早晩SACDは出るだろうと分かっていましたが、こんなにインターバルが短いなら、なぜコンドラシン盤のように同時リリースで選択の余地を与えるようにしていただけないのか。

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