Violin Concertos: Milstein
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eroicka | 不明 | 不明 | 2012年05月03日
チャイコフスキーは名匠スタインバーグ(SP時代の往年の名盤フーベルマンとの共演が有名)との息が合い、覇気のある精力的な演奏となっている。ブラームスは一見淡白な感じもするが、内に秘めた情念がにじみ出る演奏だ。ステレオ初期のEMIに多くの名盤をのこしたフィストラーリが手堅くバックを務める。テンポは概して速めだが、無論ハイフェッツほどの快速ではない。この演奏はLP末期に「セラフイム1300」シリーズという廉価盤で売り出されていたので、40代以上のファンは、ファーストチョイスとして購入して耳にした人も多いはず。数々あるライヴ盤のようなスリルや高揚感は薄く、後年のアバド指揮ウィーンフィルとの共演のような風格や完成度の高さはまだないが、これだけでも十分ミルシテインの至芸を後世に伝えうるものに値するとは思う。ミルシテインのキャピタル録音を中心に集めたBOXものには収録されている音源だが、何しろワンコインで買える安さ(送料は別として)が魅力だ。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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バンクーバーより | バンクーバー | 不明 | 2008年01月14日
ポポロンさんの「いまいち」の評価へ。実は私はこのCDは聴いていませんが、ミルシュタインのブラームスは6種類持っています。断然お奨めは、ピエール・モントウー指揮、ニューヨク・フイル。ADDというレーベルから出ていましたが、今は廃盤?録音年月日不明。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ポポロン | 新潟市 | 不明 | 2006年05月20日
人に勧められて購入しましたが、チャイコはあっさりしすぎていて、個人的にはあまりお勧めできません。ブラームスはまあ良かったですが、ヌブーと比べるとちょっと…(比べる方が悪い、という声も聞こえそうですが)。最近のものなら、ムターやキョンファ等がお勧めです。(何故か女性ヴァイオリニストばかりになってしまいました)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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