交響曲第2・4・5・6・7・8・9番 コンヴィチュニー(6CD)
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kokodesu | 東京都 | 不明 | 2015年02月03日
この時代に、これほど正統的なブルックナー解釈を確立していたとは驚異的だ。しかも最近ありがちな、オケの圧倒的技術をバックに予定調和的にしあがった退屈な演奏とは一線を画するものだ。録音もおおむね良好で、ことにステレオの4番、5番は新しい録音と比べても十分満足できる。8人の方が、このレビューに「共感」しています。
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mid-massa | 三重県 | 不明 | 2014年05月14日
バラでいくつか持っていたが、今回MEMORIESから2番・6番も入ったものが出ると聞き、早速購入。5番は以前は2枚組、8番もWEITBRICKから出た時は2枚組だった。この中ではやはり5番・8番が双璧の出来と思う。8番はこの曲のベスト5に入る名演と思う。ハース版でもあり、この時代の録音としては満足できる。5番もこの指揮者に適した曲と思う。コンヴィチュニー自身が「うけ」を狙った指揮者ではないだけにこの5番のような曲が良く似合う。これに次いでは7番が素晴らしい。これもハース版であのうるさいシンバル等が入らず、嬉しい限りだ。ヴァント・朝比奈等の7番が大量に出回る以前はこのコンヴィチュニーのが最高と評価していたほどだった。9番もそれらに次いで良い。この指揮者のくどくない点が十分に生かされていると思う。4番はこれらの中では一番出来が悪いように思う。やはり客演のVSOだからだろうか?2番はあまり真剣に聴いたことがないのでようコメントしません。悪しからず。そして3番がないのだけが残念だが、こうして聴いてみると昨今のうるさすぎるブルックナーに比べるといかにも古き良き時代のヨーロッパという感じがしてきて嬉しい。内容は文句なく、音もまずまずで、現代でも十分に聴くに堪えうる曲集である。7人の方が、このレビューに「共感」しています。
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