As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls
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3rdwind | 東京都 | 不明 | 2021年07月25日
Pat Methenyと Lyle Maysのふくよかな音が重なり合う完成された世界。 ゲストアーティストとして参加したNana Vasconcelosの素晴らしいヴォイス。 「ウィチタ・フォールズ」で幕開け、A面をすべて使ったこの曲は寄せては引く波のように、音が心地よく迫ってきていつのまにか消えていく。その重なり合いが自然と曲をカタチ作っている。 「オザーク」は当時のパットメセニーらしいハツラツさ溢れる曲。ドラムやベース不在ながら十分な躍動感やウネリを生み出して、B面トップにふさわしい。 B面2曲目の「9月15日 (ビル・エヴァンスに捧ぐ)」。まさにこのレコーディング中にビル・エヴァンスの訃報を知り生まれた、全霊かけてライル・メイズの想いを伝える、感動的なのに静かな追悼歌。 「イッツ・フォー・ユー」は、急かすようにギターが奏でるテーマが聴く人の気持ちを高ぶらせ、キーボードの挿入を受けて高まりが穏やかに収まる、誰もが持つココロの変化を短い曲に込めたような、フォークテイストの曲。 「夢のかけら(Estupenda Graca)」では、Vasconcelosのブラジルの朝の森を思わせる神々しいヴォイスが心地よく残り、頭の中でいつまでもリフレインする、穏やかで豊かな心持ちで締めくくられる。 アメリカ郊外を思わせるアルバムジャケットのアートワーク含めて、すばらしいアルバム。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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k.k | 大阪府 | 不明 | 2018年11月26日
ECMの透明感あふれる音色、モノトーン調のジャケットが懐かしい。1曲目が20分を越える大作。思い出のサンロレンツォも10分を越える作品でした。さすがに、発売当時は大学生で、サンロレンツォの10分でも驚いたものだが、20分越えの作品にはびっくりした。忍耐を伴って聴いたものだが、今ではそれも懐かしい思い出です。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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井熊 | 静岡県 | 不明 | 2015年07月12日
メセニーとメイズのECMでの80年作品ですがもう既にこの頃からメセニーグループの壮大なサウンドは始まっています。名盤だと思います。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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TERRY | 広島県 | 不明 | 2009年11月18日
もう随分長い時間が過ぎていますが、誰かが見てくれたら嬉しいです。私は今48歳、そう26年前パットメセニーグループのカバーバンドを大学生の時やってました。当時このアルバムは『雲の上の存在』でしたが、ライブでIt’s for You とEstupenda Graca を演奏したことがあります(笑) 1曲目のAs Falls Wichita, So Falls Wichita Falls は本当に敷居が高かった。PMGはオーバーハイムというシンセサイザーを駆使してこの壮大なサウンドを作り上げていたのですが、私はこれをKORG POLY-6でかなり近いサウンドを完成させていましたが、人前でいまだに演奏する機会がありません。死ぬ前には一度やってみたいと、今でも思っています。 この曲は、実は戦争反対という大きなメッセージが流れているのを、皆さんはお気づきでしょうか?(勝手にそう思い込んでいます。間違っていたならお許し下さい)大きなスピーカーで聞くと分かるのですが、超低音波がバンバン出てきます。それからシンクラビアというシンセで作ったと思われる、ヒュ〜ンっていう音が出てきますが、これは爆弾投下の音でしょう。ヘリコプターらしき効果音もバンバン出てきます。パーカッションのナナがボイスを入れていますが、戦火の下、逃げ回る人間の叫びに聞こえます。最後には子供たちの声、パイプオルガンに包まれて、シーケンサーを使った『宇宙的』なサウンドで締めくくられています。アナログ版のA面がこの1曲でした。 音楽雑誌のインタビューで、パット自身が語っていた中に、曲の後半に数字を数える部分があるのですが、その数字はパット自身、何も考えず思いつきで出た数字だったそうです。最後の『3(スリー)』という言葉は、私には『FREE(フリー)』→WAR FREE(戦争の無い世界)に聞こえてしまいます。 きっと、人々が争いあう、犠牲になる人が沢山いる、時代は変わり次の世代を担う子供たち、明日が平和な世の中になりますように、というメッセージだと思っています。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ミーシャ・ライアン | 札幌市南区 | 不明 | 2006年03月14日
僕がパット・メセニーに出会った最初のアルバム(レコードLPで)。 聡明で奥深いメッセージが頭の中を静かに通り過ぎて行くような感じがする。 この音楽には、過去や現在・そして未来もここにはある!1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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ファルコン | 神奈川 | 不明 | 2004年02月07日
アルバムとしてはちょっと物足りないけど、そこがまた後引く良さを感じる。3と4曲目を聞くだけでも、このアルバム買う価値があるね。ケビンコスナーの初主演映画「ファンダンゴ」にもサントラとして確か入っていたと記憶してるけどイッツフォーユーが流れてきたときは本当に感動した。なぜかあの映画をお勧めしたくなるようなアルバムだな(笑)0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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京 | 不明 | 2003年03月14日
これは……もう感動して涙がでてしまいました。「スティル・ライフ」を彷彿させる幻想的なフュ‐ジョンワ‐ルドが体験できます。ぜひ夜部屋を暗くして目をつぶり、ゆったりとゆっくり聴いてもらいたいです。いままで体験したことのない美しい音世界に出会えるでしょう。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
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