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モーツァルト(1756-1791)

Blu-spec CD 2 『フィガロの結婚』全曲 クルレンツィス&ムジカエテルナ、ケルメス、ヴァン・ホルン、他(2012 ステレオ)(3CD)

『フィガロの結婚』全曲 クルレンツィス&ムジカエテルナ、ケルメス、ヴァン・ホルン、他(2012 ステレオ)(3CD)

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    村井 翔  |  愛知県  |  不明  |  2014年03月11日

    既に飛ぶ鳥を落とす勢いのクルレンツィス、この画期的な録音でさらにそのカリスマぶりを高めることだろう。基本的な様式の枠組みは、1)古楽器オケ(概して速いテンポ)、2)レチタティーヴォ担当のフォルテピアノがきわめて奔放、3)歌手たちは18世紀の流儀で旋律に装飾を加えて歌う。つまり、ヤーコプスの録音とさして違わないのだが、演奏の様相はさらに闊達で、活気と生命力にあふれている。題材が危険であるのみならず、『フィガロ』は音楽の作り自体も革命的な作品であったことを改めて思い知らされる録音。たとえば、早くも序曲から手に汗握る快速テンポで、常にスタッカートな弦の刻みに乗って、例の下降音型がなだれ落ちる花火のように華々しく奏される。第2幕でケルビーノを着替えさせるスザンナのアリアなどは、リズミックな弾みのために曲の性格が一変してしまっているほどだ。女声陣はヴィブラートのない美声の持ち主ばかりだが、伯爵夫人は私の好みから言えば、やや淡彩に過ぎる。ケルビーノももっと性格的、男っぽくても良かった。アントネルーのスザンナは大変魅力的だ。一方、男声陣はかなりアクの強い人が多く、女声陣とは対照的だが、セッション録音にもかかわらず指揮者が演劇的なリアリティを求めているせいだろう。フィガロは素直な美声の持ち主だが、伯爵はコワモテの役作りで、かなりヌケたところのある愛すべきオジサマぶりは、あまりうかがえない。でも、Contessa, perdono!(妻よ、許してくれ)は大変遅いテンポで感動的だ。

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    まさおさん  |  東京都  |  不明  |  2014年03月02日

    クルレンツィス&ムジカ・エテルナによる『フィガロの結婚』は、爽やかでどこまでも透明感にあふれた自由な気持ちよさを感じる素敵な演奏です。オリジナル楽器のオケとを完全に使いこなしたこの録音はこの曲の新たなスタンダードになると思います。伯爵夫人のSimone Kermes、ケルビーノのMary-Ellen Nesi始め歌手陣も素晴らしい。 録音もとても良いのでBlu-rey Discで聴かれることをおすすめします。 このオペラを1枚のディスクで聴けるという技術の進歩にも感激しました。

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    カバポチ  |  神奈川県  |  不明  |  2014年02月26日

    度肝を抜かれるほど圧倒的に素晴らしいフィガロ!モーツァルトの書いた音符ひとつひとつが飛び跳ねている!何という生き生きとした音楽!これは今までに体験した事のない無上の喜びを与えてくれる。これを聴かないのは一生の損!是非、ご試聴あれ!クルレンツィス、恐るべし!

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    リマスタリング大嫌い  |  愛知県  |  不明  |  2014年02月26日

    こんなにすごいフィガロは聴いたことがない! 舞台演出抜きでこんなにスリリングな印象をもったことはかつてない!

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