『ホフマン物語』全曲 ペリー演出、ドゥネーヴ&リセウ大劇場、デセイ、スパイレス、ナウリ、他(2013 ステレオ)(2DVD)
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notabene | 東京都 | 不明 | 2016年11月06日
オランピアが当たり役だったナタリー・デセーがアントニア役というのが注目で、繊細な歌いぶりは悪くないが、全体に演奏も演出も重苦しい雰囲気に終始し、ドラマの推進力を感じられない中では、デセーの演技力も引き出されない。ホフマン役の歌いぶりも繊細で悪くないのだが、近年の演出のご多聞に漏れず、精神的危機から抜け出られないまま、ミューズに弱々しく抱擁されるまで、どうも生彩というものがない。ホフマン物語に関しては精神分析的な解釈が支配的になりやすいが、もうちょっとわかりやすい見せ場もつくってこその解釈だろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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