レオポルド・ストコフスキー/マジカル・コンダクター(10CD)
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mari夫 | 東京都 | 不明 | 2018年02月20日
ストコフスキーの戦後、60年までの録音集。ということは大部分がステレオ。RCA録音もあるが、殆どがキャピトル・レーベル。昔このレーベルは音が堅くてと思っていたが、これはそんなことはない。夫々結構いい音で聞ける。演奏も彼なりのスタイルだけれど、素晴らしい。編曲も多く入っているが、ただ表面だけの効果狙いではない。機械的なアンサンブルとかはあまり気にしていないみたいだが、表現能力の幅の広さは瞠目すべきだ。このボックスの多くは20世紀前半の曲で、十二音以降とかはないけれども、彼が当時の近現代音楽の旗手でもあったことを証している。これだけの幅広いレパートリーをどれも聞かせると言うのは凄いことだ。オペラものはどれも19世紀でスタジオ録音のハイライトだろうけど、面白いのはピアースとかアルバネーゼとか仲の悪かったトスカニーニの手勢が登場すること。一番面白いのはロッシ・レメーニをフィーチャーした「ボリス」。編曲もりもりだけど、凄い度迫力。ただしモノーラル。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
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