20世紀音楽、サウンド・バイオグラフィ クレンペラー(4CD)
検索結果:4件中1件から4件まで表示
-
あまでうす | Kagawa | 不明 | 2017年05月22日
偉大なる指揮者がストラビンスキーやクルトワイルやヒンデミットを新旧2つのフィルハーモニア管弦楽団を振って今は亡きEMIに収録した4枚組のクラシックな現代音楽物CDである。 クレンペラーもフルトヴェングラーと同様彼と同時代の音楽を演奏したけれど、現代の若手指揮者は一部を除いて消極的。そういう意味では昔よりよほど保守的になっているようだ。 このセットでは、自作の交響曲や弦楽四重奏曲も聴くことができるが、フルヴェンと同様誰かの作品の剽窃のようで、意外にも強烈な個性が感じられず、やっぱり天性の指揮者だったんだなあと思わせられてしまう。 4枚目は、彼の生涯と作品を振りかえるインタビューを交えたドキュメンタリーで、クレンペラーファンなら泣いて喜ぶだろう。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
ルシータ | 東京都 | 不明 | 2016年12月08日
ストラヴィンスキーの3楽章の交響曲が面白かったです。ゴツゴツした感じがあり春の祭典を思い出します。またこのセットの聴きものはクレンペラー氏の肉声でしょうか。記録としての価値は十分あると思います。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
マッドハッター | 栃木県 | 不明 | 2014年06月25日
収録曲のうち、ヒンデミットのみが1954年録音のモノラルであとは60年代初めのステレオ録音です。期待していた以上にオーケストラの音が広がりのある豊かな音で録音されており、今聞いても満足のいく音質です。特にストラヴィンスキーの「交響曲」は迫力満点だし、ワイルの「三文オペラ」はサックスやトロンボーンが雰囲気たっぷりの魅力に溢れた音で聞こえてきます。自作曲の「メリーワルツ」も楽しい曲ですし、なかなか聞く機会のない「交響曲」や「弦楽四重奏曲」も収められています。3枚目後半と4枚目はサウンドバイオグラフィーになっていますが、英語に堪能でない私にとっては和訳が欲しいところです。でもこれがなくても十分楽しめる内容のCDだと思います。2人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
-
naoko | 鳥取県 | 不明 | 2013年05月16日
「メリー・ワルツ」、ストラヴィンスキー、ヴァイル、ヒンデミットはなかなか手に入らなかったので、早速、購入。まだ全部聞いていませんが、Disc3後半とDisc4の「サウンド・バイオグラフィー」は、英語のリスニング練習になるだけでなく(クレンペラーの英語は、不明瞭で聞き取りにくい!)、クレンペラーのカタログ・ダイジェストとしても役立つと思います。特に使用曲の多くがリマスター音源を使っているのか(おい、データを確認してから書けよ!)、重たくならず瑞々しい。特にベートヴェンやモーツァルトはイメージ変わります。新たに買い直そうかなぁと思ってしまいます(個人的には、マーラーに限っては低音が痩せて聞こえ残念!)。しかしクレンペラー作品なんかはリマスターしていないらしく、他の音源との音質のバラツキが気になるといえば気になります。ちなみに最後に収録されているのは、ベートーヴェンの第9の第4楽章です。1人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに 共感する
検索結果:4件中1件から4件まで表示