トップ > 音楽CD・DVD > クラシック > カラヤン、ヘルベルト・フォン(1908-1989) > ドキュメンタリー『蘇るカラヤン』 エリック・シュルツ監督(日本語字幕付)

カラヤン、ヘルベルト・フォン(1908-1989)

DVD ドキュメンタリー『蘇るカラヤン』 エリック・シュルツ監督(日本語字幕付)

ドキュメンタリー『蘇るカラヤン』 エリック・シュルツ監督(日本語字幕付)

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (2 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (0 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:2件中1件から2件まで表示

  • ★★★★★ 

    Semper  |  東京都  |  不明  |  2015年11月19日

    本DVDに収録されている字幕はNHK放映版の字幕とは全く異なります。NHK放映版を見て発言者のコメントに首を傾げるものが多く疑問に感じていたのですが、本DVDでの字幕を見てようやくこのドキュメンタリー作品の中身が理解できました。NHKの字幕は杜撰・稚拙極まりないもので登場者の発言内容を50%も伝えていません。特にカラヤンとギューリッヒの発言はNHK版字幕では明らかに誤訳というべきレベルであることがわかりました。バカタレントのバラエティー番組と同じノリで制作したんでしょう。字幕の量自体がNHK版は本DVDの半分程度しかありませんからね。とにかくNHK放映版を見て興味を惹かれた方・反発された方いずれの方もこちらのDVD版を鑑賞されることを強く勧めます。作品自体は「カラヤン+レコーディング」がテーマだけに、大戦後から20世紀末にかけて隆盛を極めた「レコード芸術」の貴重な記録というべきものとなっており、アンチカラヤンの方も含めて一見・一聴に値するドキュメンタリーです。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

  • ★★★★★ 

    JCS  |  神奈川県  |  不明  |  2013年04月07日

     目を開き、よくしやべるカラヤン!演奏会ライヴもあるが、インタヴューと録音やリハーサルのシーン、それからムターやBPO楽員、録音技師のコメントが殆どのドキュメンタリー。よくこなれた日本語の字幕。外盤の日本語字幕は、残念ながら妙な日本語に出会つておどろくことがあるが、このパンフレットには「翻訳:カズコ・オカザキ」と明記してある。かうあるべき、と思ひます。立派!  ムターによれば、限界まで追ひ詰める凄まじさを感じて十年間は避けてゐたのださう。集中の激しさ、転換の早さはすごい。バルツアだつたと思ふけれど、有名な(外国では?)「カラヤン・アーチ」開始からクライマックスまでゆるやかに雄大にかかるアーチを生み出すために、指示するカラヤンは鷲のやうな鋭い爪を研いで、オケやコーラスに当たるやう。スチュワート、BPOとジークフリートを練習するシーンでも、その他どのシーンでも、何十年か経つたいま、それを再び見る登場人物たちはみな感嘆しきり。天才といふか、本当のプロフェッショナルの厳しさ・・   音を磨き、音響を磨き、その果てに生まれてくる音楽は、こころを明かす、こころを開くといふやうなものではなく、自分は誰とでも親しくなる娘たちとちがつて、とカラヤン自身が言ひ、ひとは達成した仕事で評価されるべきだ、と言ふ。その果てに生まれてくるのは何なのか、もういちど聴き直さうか、と思ひました。磨かなければ生まれない音楽はある!?(こなひだ東京春祭・N響のマイスタージンガー全曲で、ドラマといふより、日本人のキレイな響きの演奏を聴いたあと、家でドイツ人のクナのCDを聴くと、オケや聴衆や町、国の人々と一緒に生活してゐた人の音楽だなあ、と息を吹き返すやうな気持ちを味はひました。)  スゴイヴィデオだと思ひます。まず主人公がスゴイからです。面白いのは、何故か映像に執心してゐたところは、全く出てゐません。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:2件中1件から2件まで表示