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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第5番 バルビローリ&ニュー・フィルハーモニア管

交響曲第5番 バルビローリ&ニュー・フィルハーモニア管

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検索結果:17件中1件から15件まで表示

  • ★★★★☆ 

    レインボー  |  不明  |  不明  |  2023年07月26日

    ジョン・バルビローリ指揮、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を振った、マーラーの交響曲第5番です。 バルビローリのマーラーは全ての番号は振ってはないものの、残された音源は評判が高いのがほとんど。 この亡くなる一年前に録音されたマーラーは大胆で時に燃えるバルビローリ節、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団の卓越さした技術力も手伝い大変な名演となっています。 確かに誰でもおすすめと言うわけではないですが、マーラー・ファンは一度聴いておいて損はないでしょう。 録音は年代の割に聴きやすい。

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  • ★★★★☆ 

    ヒューブーン  |  静岡県  |  不明  |  2014年02月12日

    21世紀人の視点(聴点?)からこの演奏を鑑賞すると、どことなくピシッとしたところのない、間延びした、あるいはふやけたような印象を受けないではない。これは録音年代を考えると、おそらく当時のマーラー解釈は、例えばワルターのような情緒的な側面からマーラーの音楽を描いたものが今よりも、メジャーだったのだろう。ただ、それだからこそ?第4楽章などは 昨今の演奏には見られない(聴かれない?)ようなシットリ感があり、このディスクの価値を大いに牽引していると思う。

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  • ★★★★★ 

    sunny  |  兵庫県  |  不明  |  2014年02月11日

    かつて、こんなマーラーを、演奏出来る時代と、人がいました。このオケは、クレンペラ―、と言う変人がいた時代。ケンペ、ついでに、ビートルズと言うバンドも。バーンスタインは、まだ若く、テンシュテットも、シノ―ポリも、現れていなかった、ましてや、サロネンも。時代が、進む、変わる、と言う事を、考えさせてくれる1枚。楽譜、と言うやつは、変わっていない筈だけれど。演奏する側も、聴く、我々の環境、音楽に対する態度も大きく変わってしまった。充分、これ程のものがあるのに。更に、過剰に、違うと言われるもの、美しいと言われるもの、或いは、心ないものまで、求めてしまう。21世紀のマーラーは、やっぱり、必要なのだろうけれど。

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  • ★★★★★ 

    マコシュテット  |  神奈川県  |  不明  |  2011年12月17日

    マーラーってのは頽廃だろ、虚ろいだ感覚で、シュールな世界を漂い、なにげに 人生ってこんなだよな。乾杯。ま〜どっちでもいいや〜旨いね〜、傷をズルズルと引きずって、舐め合おうぜ、よ〜兄弟。世紀末なんだよ。それでY2Kなんていったい?今は笑い話なんだよな。みたいな事を思い起こさせる力を持っているんだよな。摩訶不思議な世界を出現させる棒振りなんだよな。アメリカ?船で行こうよ、 みたいな感じですかね。そうだな、ディズニーの世界観に似ているような気もするな。とにかく絵が見えてくるような演奏なんだよな。3回目終わり。もちろん満点。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2011年12月11日

    マーラーの交響曲第5番は、今やマーラーの交響曲の中でも最も人気が高く、なおかつ演奏機会の多い作品となっていると言えるのではないだろうか。それにはCD時代になって1枚に収録することが可能になったことが大きく作用していると考えられるが、それ以上に、オーケストレーションの巧みさや旋律の美しさ、感情の起伏の激しさなど、マーラーの交響曲の魅力のすべてが第5番に含まれていると言えるからに他ならない。したがって、第5番については、これまで数々の海千山千の大指揮者によって個性的な名演が成し遂げられてきたが、特に、圧倒的な名演として高く評価されているのは、ドラマティックで劇的なバーンスタイン&ウィーン・フィル(1987年)やテンシュテット&ロンドン・フィル(1988年)による名演であると言える。これに対して、本盤におさめられたバルビローリによる演奏は、それらの劇的な名演とは大きくその性格を異にしていると言える。もちろん、軟弱な演奏ではなく、ここぞという時の力強さに欠けているということはないが、演奏全体がヒューマニティ溢れる美しさ、あたたかさに満たされていると言えるだろう。また、バルビローリは、テンポの思い切った振幅を効果的に駆使して、同曲が含有する各旋律をこれ以上は求め得ないほど徹底して心を込めて歌い抜いているが、その美しさには抗し難い魅力が満ち溢れていると言える。第4楽章などは、意外にも早めのテンポで一聴するとあっさりとした表情づけとも言えなくもない。しかしながら、よく聴くと、そうした早めのテンポの中で各旋律を徹底して歌い抜くなど耽美的な絶対美の世界が構築されており、これはかのカラヤン&ベルリン・フィルの名演(1973年)にも比肩し得る美しさを誇っているとも言えるが、カラヤンの演奏が圧倒的な音のドラマであるのに対して、本演奏はヒューマニティ溢れる人間のドラマと言えるのではないだろうか。もっとも、バルビローリのヒューマニティ溢れる指揮に対して、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団は、熱演ではあるもののアンサンブルの乱れが見られるなど、必ずしも技術的には万全な演奏を展開しているとは言い難いと言えるが、技術的に優れていたとしてもスコアに記された音符の表層をなぞっただけの演奏よりは、本演奏の方がよほど好ましいと言えるところであり、聴き終えた後の感動もより深いと言えるところだ。いずれにしても、本演奏は、バルビローリが遺した数少ないスタジオ録音によるマーラーの交響曲の演奏の中でも、ベルリン・フィルとの第9番(1964年)と並ぶ至高の超名演と高く評価したい。音質は、従来CD盤が今一つの音質であったが、数年前にリマスタリングが施されたことによってかなりの改善がみられたところであり、私も当該リマスタリング盤を愛聴してきた。ところが、先般、ESOTERICが、ついに本演奏のSACD化を行ったところだ。音質の鮮明さ、音圧、音場の幅広さのどれをとっても、これまでの既発CDとは段違いの素晴らしさであり、あらためてSACDの潜在能力の高さを思い知った次第だ。いずれにしても、バルビローリによる至高の超名演をSACDによる極上の高音質で味わうことができるのを大いに歓迎したいと考える。

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  • ★★★★★ 

    エーテルの風  |  長野県  |  不明  |  2011年02月12日

    聴き覚えたのがこのLPだったせいか、私にとっては基本中の基本となる演奏である。CD化でやや音が貧弱になった気もして残念。マーラーの5番と言う曲は、ショルティーやシノーポリのような「非感情的」なアプローチの方がわかりやすいと思う。従ってこのディスクは(文句無く推薦ではあるが)数種類もの同曲の演奏を聴きこんだのちに耳にして、初めて真価が味わえる… そういった演奏な気がする。

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月14日

    これが音楽であり、人間の「愛」なのである。若い人はバルビローリを貶す。「縦の線があっていない」「ヨコの指揮」。悲しい時代になった。アダージェットの切なさはこれがベスト。「こんなに哀愁をたたえた演奏は他にはない」(吉田秀和)

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  • ★★★★★ 

    ushio  |  東京都  |  不明  |  2010年10月14日

    これが音楽であり、人間の「愛」なのである。若い人はバルビローリを貶す。「縦の線があっていない」「ヨコの指揮」。悲しい時代になった。アダージェットの切なさはこれがベスト。「こんなに哀愁をたたえた演奏は他にはない」(吉田秀和)

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  • ★★★★★ 

    音楽の僕  |  埼玉県  |  不明  |  2010年03月15日

    マーラーのピアノロールに、ぴったりフィットした演奏です ノーブルでいながらにしてドラマチックな演奏だと思います。 弦楽器の切迫感と音価の有る演奏が素晴らしいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    Nihei  |  東京都  |  不明  |  2009年09月03日

    まず、聴いているCDは国内盤TOCE-1511です。 作曲家とよく通じ合っているように感じる傾聴すべき演奏だとは思うが、色気のない埃っぽく感じる録音のせいか、何かオーケストラの意思統一が図りきれてないように感じます。指揮者の意思疎通がパートごとというより、オーケストラ・メンバー一人ひとりで落差が激しいまま録音に踏み切ってしまっていて、ホルンが全体的に“表現としては”健闘しているように感じるが、第3楽章では同じモティーフがパートごとに不揃いに奏されていて何かギクシャクしたものを感じます。そうこうしているうちに第3楽章練習番号26直前でフルートが先に飛び降りてしまう。指摘されているのを見たことがないので、このプレスだけ編集ミス?

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  • ★★★★★ 

    マコシュテット  |  鶴見 横浜  |  不明  |  2008年03月02日

    葬送の儀は冒頭のペットにより「粛々」と行進をはじめます。 ここでの表現はこれでいいんだと改めて感じました。

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  • ★★★★☆ 

    makoshuted  |  鶴見 駒岡  |  不明  |  2006年10月01日

    冒頭のペットが祖父臭い意外はgoodfeelin’です。バルビローリの肩にもたれ掛かって時代の音を聞くという感じですね。そうとうデフォルメされた演奏ですが、非常に真摯な心を聞かされているような印象をうけます。 録音部隊もここを聞いてくれ!(特に弦)というような気持ちが伝わってきます。

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  • ★★★★★ 

    ギネス  |  横浜  |  不明  |  2005年09月20日

    以前も投稿した?様な記憶があるが、、、、、 これは実にキワモノの演奏である。カラヤン等の対極にある演奏ではないか?特にフィナーレなどだらける寸前まで遅い演奏だが、これはこれで味がある。蛇足だが、ビスコンティー監督の「ベニスに死す」ではこのアダージェットが使われたと聞く。

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  • ★★★☆☆ 

    モンスター  |  東京都  |  不明  |  2005年01月29日

    いかにもニュー・フィルハーモニア時代のEMIの独特の音作り。作り物っぽい音は何なのでしょう? 演奏にはメリハリ感を求めたくなりますが、独特の歌の世界は出色で癖になりそう。 でも、少々違いますが、シャイイ/コンセルトへボウに、もっともっと進化した形で受け継がれているような気がします。この、バルビローリ・NPOに古臭い印象を受けるのは何故でしょう。

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  • ★★★★★ 

    フランツ  |  宮崎県  |  不明  |  2004年06月01日

    なんでスタジオ録音でこんなにヒューマンで熱い演奏が具現するんだろう。テンシュテットもクーベリックもレニーもいいけどやっぱりこの演奏がベストです。BPOとのライブ録音はないのかしら?

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