ブーレーズ:プリ・スロン・プリ クリスティーネ・シェーファー(S)
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un portrait de PB | 東京都 | 不明 | 2007年04月18日
タイトルは「一襞一襞とヴェールを取るようにマラルメの肖像が現れる」という意味だが、この新しい録音ではむしろ、若きセリエリスト・ブーレーズの肖像が一襞一襞とレース編みの向こうに消え去るかのようだ。《賚》後半部分など改訂により晦渋となったが、作品が永遠の謎となって作者に奪還される瞬間に、読み解かれるものとしての第二の生が開始されるのだろう。演奏自体はブーレーズとEICだけに、細かい音形に払う神経と精度は他と比較にならず、シェーファーの青白い焔が燃え上がるような歌唱もテクスト発音を細部まで忠実に実行している。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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un portrait de PB | 東京都 | 不明 | 2007年04月17日
チェックポイント追記。同曲には他に二つの全曲録音があり(’69CBS/SONY、’81ERATO、いずれもBBC交響楽団との優れた自作自演)、両者とも実質的には同じ楽譜の版に基づいている。今回の録音における楽譜の変更点は以下のとおり:第1曲《賚(たまもの)》を主に後半部分に書き足す形で(筆者推測)改訂した版(’89);第4曲《マラルメによる即興III》冒頭部分を無伴奏ヴォカリーズからソプラノのフルート、チェロを伴う歌詞つき歌唱に改訂した版(’84、無伴奏では音程が取りにくいことが改訂の一因)をそれぞれ使用。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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おかぽん | 島根 | 不明 | 2005年01月30日
なるほど、これが決定版。 「私が作ったのは怖い音楽ではない。私の美学の音楽だ」とでも言いたそうな気がします。鋭い音楽に、鋭い演奏「uptail」さんの表現は、単文ながらよくわかります。 こうなると他の作品、(ノタシオン・管弦楽版、弦楽のための本など)の完成が待たれる。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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uptail | 上尾 | 不明 | 2002年04月21日
イントロ重し。 打楽器いとおかし。0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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