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CD 小澤征爾の芸術(16CD)

小澤征爾の芸術(16CD)

商品ユーザレビュー

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  • ★★★☆☆ 

    segovia  |  愛知県  |  不明  |  2015年10月11日

    間のない間隔で、何種類かのセット物が発売されてたが、ダブリが多すぎ。すっきりと全集の形で出しなおしてほしい。おそらくそうなるだろうが、商売気が過ぎる企画に思う。演奏には文句なし。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    エステ荘の噴水  |  岩手県  |  不明  |  2013年04月16日

    「小澤征爾の芸術」と銘打つのなら、武満や現代音楽をもっと含めてほしいところ。小澤の最大の特長は簡潔あるいは逆に複雑な管弦楽を、独特の感性により絶妙なバランスで響かせるところにあるのですから。しかし、このイタリア・ユニバーサルのシリーズではポピュラーな曲目ばかりが並び、録音の質もバラバラなのは仕方ないでしょうね。それにしても、長期に亘りこのような曲目の録音を、第一級のオケを振ってメジャー・レーベルからリリースし続けてきたということは大変な功績です。今日、日本人指揮者は随分と国際的な活躍をしていますが、誰が小澤に続いているでしょうか。個々の曲にはもっと個性の強い、面白い演奏は他にもありますが、このボックスには実に素晴らしい演奏が収められています。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    下手くそなcello弾き  |  石川県  |  不明  |  2013年03月05日

    解説に一つだけ間違いがあります。ラヴェルの管弦楽曲集の内容は、UCCG5037または Eloquence4696282と同等のものであり、解説に表示されている(今度発売される)UCCG4774と同一の内容ではありません。 すなわち、ボレロ、道化師の朝の歌、ラ・ヴァルス、スペイン狂詩曲(4曲)、亡き王女のためのパヴァーヌ、高雅にして感傷的なワルツ(8曲) その点はご注意を!いずれにしても素晴らしい演奏であることには違いありません!2-3枚以内のダブりなら、絶対買いです!

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • ★★★★★ 

    Kitaraマニア  |  北海道  |  不明  |  2013年02月26日

    マエストロ小澤の軌跡を知る上で、まとまったセットと思います。若い時のサンフランシスコ交響楽団との演奏はよくも悪くも「若い演奏」と思います。晩年のノイマンや最近のエリシュカの新世界とは比較するものではありません。ボストン交響楽団との演奏は指揮者とオケの蜜月時期の演奏で、どれもすばらしい演奏です。バルトークのオケコンですが、私が高校生の頃にFMでこのコンビの演奏を聴いたことを思い出します。ザルツブルク音楽祭の演奏だったと思いますが、同時期にショルティ、シカゴ響もオケコンを演奏していましたが、私自身、知人の感想も聴衆の反応も小澤、ボストン響に軍配が上がったことを覚えています。壮年期のマエストロは抜群のリズム感とバランスの良さで同年代の指揮者よりも群を抜いていました。私見ですが、これが日本的な演奏でしょうか?日本、ヨーロッパ、アメリカを飛び回る程、世界中からリクエストがあったのは日本的な演奏が求められていたとは思えませんが。客演としてBPO, VPOでも充実した演奏を繰り広げていたのは、本BOXに収録の演奏でも良く分かります。ただ、チャイコフスキーの5番などは、今はまた異なった演奏になるのであろうかと想像します。 ボストン時代の後期は年齢的にも過渡期にあり、当初の躍動的な音楽造りから、叙情的、静謐的な音楽志向になっていったと推論しています。ボストンでも、辛辣な批評が出たのはマエストロの変容の過程ではなかったでしょうか。 ウィーン国立歌劇場に軸足を移して、Wagnerのオランダ人やJ. Straussは酷評されたりしたようですが、私が聞くことのできたエネーギンは絶品でした。 もちろん、曲目によっては他の指揮者の方が好き、良いと考える方は多々いらっしゃるでしょう。日本人としてマエストロの成し遂げたことは、Worldwideなものとして誇りを持って良いと思いますし、このBOXはそれを感じる好企画と思います。

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  • ★★★★★ 

    Seago  |  東京都  |  不明  |  2013年02月24日

     発売日の予定がずれて遅れての入手となった。他のレビュワーの方と同様、これまで小澤さんのディスクはほとんど所有しておらず正直どうかなあと思っていたが、全体として中庸以上の印象で日本人指揮者としてやはり傑出した方であると確認した。私の好みとしては、若い時代のもの、独墺系以外の小品ものが特にいいと思われる。ベルリンフィルとのチャイコフスキーの交響曲4番と5番が収録されているが、HMVの解説にはホールトーンの関係から、イエス・キリスト協会の4番が良く、フィルハーモニー・ザールの5番が難があるかのような記述がある。しかし、演奏については、シューベルトのザ・グレートのように曲想、それもそれぞれ個性的な曲想が次々と出てくる4番は、置きにいっているという印象でどこか乗り切れていないぎこちなさを感じる。それに対して5番は曲自体が流れがあってそれに乗ってのびのびと指揮している様子が窺え、むしろこちらの方がいいように私には感じられる。なお、最近のボックスセットは個々のディスクを収める紙ジャケットが意匠をこらしていたり、オリジナルジャケットを使用したりと凝っているものが多い中、今回の小澤さんのはボックス表面の小澤さんのバックに写っている木だけのぼやけた写真で、何か投げやりな感じがして、同じ日本人としてもう少しなんとかならなかったのかと残念である。

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  • ★★★★★ 

    虎姫  |  富山県  |  不明  |  2013年02月08日

     「小澤征爾の芸術」を聞いていると、小澤征爾がサンフランシスコ交響楽団を皮切りに、その後29年間に亘ってボストン交響楽団を指揮し、タングルウッドで若手を育成し、サイトウ・キネン・オーケストラを創始するなど、世界の小澤として活躍し、ウィーンフィルやベルリンフィルでも高く評価されてきたことの意味が、深いところから全身を揺するように伝わってくる。私どもはややもすると日本人だからドイツ音楽を心底で理解していない、フランス音楽の指揮は下手だと評価しがちで、私自身もそのような偏見をいだいたことがあるが、このBoxは小沢征爾が突き抜けた世界のマエストロであることを雄弁に物語っている。すばらしいマエストロを持ったことを誇りに思う。

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  • ★★★★★ 

    喫茶坊  |  埼玉県  |  不明  |  2013年02月01日

    小澤さんのBOXが出るというので、皆わくわくして レヴューが多数寄せられていると思ったら、2件しかないとは、大指揮者と認められながら、是が非でも聴いてみたいと思う指揮者ではないことを物語っている。私も武満徹の演奏では過去に大変お世話になったけれど、ベートーベンやモーツァルトを小澤さんで聞きたいとは思わない。良くも悪くも、小澤さんはまさに私達日本的指揮者なのだ。音もフォルムも均整を重んじ、それが常にその場に美を留めんとする作法は、日本画の伝統もここに至れりと思うほどだ。しかし、これって、ちょっとクラシックというヨーロッパの伝統、それぞれの作曲家らしく、直截にわくわくさせる、時には怒涛の様に襲って来る緊張感とは違うようだ。小澤さんは、日本的なものと西洋的なものを融合しようとしている。これって日本の明治維新からの課題なんだよ。それだけに尊敬に価する人だ。だから近代のドビュッシー以降の音のパレットをその場に開陳する音楽は納得できても、ベートーベンなどはと思ってしまう。私も全くの素人なので印象を述べただけで、恥ずかしいのですけれど、間違っていたらすみません。でも、小澤さんの音楽は、こういう日本人的な観点から将来評価されて行くと思うし、この様な聴き方もしてください。

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  • ★★★★★ 

    TKOクラシック  |  神奈川県  |  不明  |  2012年12月01日

    実は小澤さんのCDは数枚しか所有していません。こうしてみると懐かしと思うと同時に、あらためて「世界の小澤」を感じますね、世界的なオケを操り、名録音の数々です。小澤さんの魅力は、情熱的でありながら、決してはみ出さないところでしょうか。とても美しいイメージがあります。とりわけボストン響のものは秀逸です。こんなるともう少し待ってコンプリートをとも考えてしまいます。とりあえず、購入しておこうかな。

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    蓮華人  |  千葉県  |  不明  |  2012年11月21日

    たとえばチャイコの4番。同様にBOXででている70年代のEMI録音と比べると素晴らしく均整のとれたプロポーションで、灼熱感のようなものは後退しているが、全体に張り詰めた緊迫感は尋常じゃない。それが演奏時間にも表れいて、1・3・4の急速楽章では、遅く感じるにもかかわらず、いずれも88年のグラモフォン盤の方が短い。逆に第2楽章は、たっぷり歌い込まれていて、作品の美感を余すところとなく伝えてくれる。巨匠と呼ばれる風格を感じさせる16枚は実にボリュームのある内容だ。相当数ダブルが、BOXのように、纏まった形で持つことの利点を最近、感ずることが多く、これも買い込むことになりそうだ。

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