トップ > 音楽CD・DVD > ジャパニーズポップス > 三田格 / 野田努 > テクノ・ディフィニティヴ TECHNO definitive 1963-2013

三田格 / 野田努

本 テクノ・ディフィニティヴ TECHNO definitive 1963-2013

テクノ・ディフィニティヴ TECHNO definitive 1963-2013

商品ユーザレビュー

  • ★★★★★ 
    (0 件)
  • ★★★★☆ 
    (0 件)
  • ★★★☆☆ 
    (0 件)
  • ★★☆☆☆ 
    (1 件)
  • ★☆☆☆☆ 
    (0 件)

レビューを書いてみませんか?

レビューを書く

検索結果:1件中1件から1件まで表示

  • ★★☆☆☆ 

    登呂付居  |  神奈川県  |  不明  |  2016年02月09日

     この内容でdefinitive(決定的な、最終的な)とは・・・呆れました。単なる筆者達の趣味カタログになっています。  まず、多大なインパクトを与えたはずのGiorgio Moroderの項目が全くありませんし、加えてYMOの部分も申し訳程度にしかでていません。これだけでも筆者達の「嫌い」なものは後世に影響を与えたものでも無視する、という態度が見え見えです。なお、私が目に付いた部分のみ記していますが、テクノを愛する人からしたら「なんであれが入っていないんだ!」と噴飯ものもあるかもしれません。  もちろん筆者達の意見に賛成する方ならば上記の事も許せるでしょう。ですが、大まかな歴史、チャート見取り図すらないのはどういうことでしょう? 各アーティストが誰から影響を受け、誰に影響を与えたのか、くらいはきっちりと歴史概論を書き、図式化すべきでしょう。  さらに「テクノ」というジャンルでは絶対必要とも言える、各種機材等の歴史、使い方の変化も記載無しです。まあこれは筆者達が知らないだけかもしれませんが・・・。  唯一分析風になっているのは、各種コラムがはさまれているのと、年号別になっているところです。が、総論は無く、年号も良く見るとその年に発表されていないアルバムもあるし、加えて本来ならば「テクノ」に入らないアルバムが、大した説明も理由も無く入っているので、初めてテクノを聴く人にとっては混乱するばかりです。  これでは著者達はテクノの事については「身内」に語る事を中心にしていて、「部外者」の方に語る意思が無いと見られても仕方ありません。  せめてdefinitive(決定的な、最終的な)と付けるなら、過去にミュージックマガジン社が出していた「ミュージックガイドブック」位の内容で出すのが本当なのではないのでしょうか。これではタイトル詐欺です。私が自分で編集してタイトルを付けるなら、「極私的テクノ・カタログ」が正解でしょう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに 共感する

検索結果:1件中1件から1件まで表示