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マーラー(1860-1911)

CD 交響曲第5番 ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団(1990)

交響曲第5番 ゲオルグ・ショルティ&シカゴ交響楽団(1990)

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    古き良き時代  |  大阪府  |  不明  |  2020年02月22日

    録音状態はライブながら優秀です。しかし、従来のDECCAスタジオ録音にあった楽器の分離の良さを強調したものとは少し異なり、DG風のマストーンを重視したものです。 演奏は文句ありません。ショルティも70年代と比べ少し丸くなっています。 なお、彼のマーラー全集5番には、スタジオ録音が採用されていますが、私はこのデジタルライブ盤を採用したほうが良いと思います。

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  • ★★★★★ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2012年10月28日

    ショルティはマーラーの交響曲を得意としていたが、意外にもシカゴ交響楽団との全集を完成させた1983年以降は、殆どマーラーの交響曲を録音していない。その後、10年以上にもわたって、様々な楽曲のレコーディングを行ったショルティにしては、実に意外なことと言わざるを得ない。しかしながら、そのようなショルティにも例外があり、交響曲第5番だけは、全集の一環としてスタジオ録音(1970年)を行った後、シカゴ交響楽団とのライヴ録音(1990年(本盤))、そしてショルティのラスト・レコーディングとなったチューリヒ・トーンハレ管弦楽団とのライヴ録音(1997年)の2度にわたって録音を行っている。ショルティが同一の楽曲を3度に渡って録音するというのは、ベートーヴェンの一部の交響曲、そして、マーラーの交響曲で言えば第1番のみであることから、今後、新たなライヴ録音が発掘されることが想定されるものの、ショルティがいかに同曲を深く愛していたのかを窺い知ることができるところだ。ショルティの遺したマーラーの交響曲第5番の3つの演奏のうち、最もショルティの個性が発揮された名演は、何と言っても1970年の演奏である。シカゴ交響楽団の音楽監督に就任したばかりであるにもかかわらず、シカゴ交響楽団を見事に統率し、耳を劈くような強烈な音響が終始炸裂するなど、強烈無比とも言うべき圧倒的な音のドラマの構築に成功していた。血も涙もない音楽が連続するなど、正に、音の暴力と言ってもいい無慈悲な演奏であるが、聴き終えた後の不思議な充足感は、かのバーンスタインや&ウィーン・フィル盤(1988年)やテンシュテット&ロンドン・フィル盤(1991年ライヴ盤)の名演にいささかも引けを取っていないと言えるものであった。これに対して、本盤の演奏は、1970年の演奏ほどの強烈さは存在しない。切れ味鋭いリズム感とメリハリのある明瞭さはショルティの指揮芸術の特徴であり、そうした特徴は本演奏の随所に感じられるのであるが、演奏全体としては角が取れたある種の懐の深さが支配していると言えるところであり、1970年の演奏を聴いた者からすると、やや物足りない気がしないわけでもない。もっとも、本演奏の有する前述のような懐の深さ、そして安定感は、ショルティの円熟の成せる業とも言えるところであり、1970年の演奏さえ度外視すれば、十分に素晴らしい名演と評価してもいいのではないかと考えられるところだ。シカゴ交響楽団は、相変わらずスーパー軍団の名に相応しい圧倒的な名演奏を展開しており、当時もいまだ健在であったトランペットのハーセスやホルンのクレヴェンジャーなどのスターたちが、最高のパフォーマンスを発揮しているのも、本演奏を聴く醍醐味と言えるだろう。ショルティは、前述のように、1997年にも同曲を録音しているが、ラスト・レコーディングということに食指は動くが、オーケストラの統率力に陰りがみられること、トーンハレ管弦楽団にもある種の戸惑いが感じられることなどもあって、私としては、1970年の演奏を除けば、本盤の1990年の演奏の方を名演として高く評価したいと考える。音質は英デッカによる1990年の録音でもあり極めて優秀なものであるが、1970年の演奏が先般シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化がなされたにもかかわらず、本演奏が、今般、ルビジウム・クロック・カッティング盤として発売されたものの、現在でもなおSHM−CD化すらされていないのはいささか残念な気がする。いずれにしても、今後は、本演奏についても、シングルレイヤーによるSACD&SHM−CD化をこの場を借りて望んでおきたい。

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  • ★★★★★ 

    ぶひ  |  東京都  |  不明  |  2007年12月24日

    良い意味での貴族的な上品さで叙情的、激情的な部分も冷静かつ葛藤も見事に表すこの演奏。私は特に熱狂的マーラーファンでもないのと、お薦めとされる枚数は10枚以下しか聴いてなので何ともいえませんが少なくとも私はこの盤をイチオシしますね。今も聴いてますがやはりコレが一番

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  • ★★★★★ 

    ボルチモア響  |  埼玉  |  不明  |  2006年11月08日

    この録音、米国amazonの評価は100点ですが何故ここの評価では56点なのでしょう?ショルティCSOは2回この曲を録音していますが、70年のものはHMVの評価は100点、米国amazonでは80点弱です。一般的に日本の評価は昔の批評家の意見そのままの情緒的印象的なものが多いですが、米国の評価では例えば70年の録音の極端なマルチマイクによる演奏ミスの目立つ点が客観的に指摘されています。聴き比べると確かにこの90年ライブ録音の方が自然です。この録音に悪い点数をつけた人はどこが悪いのか正確に記述して下さい。

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  • ★★★★☆ 

    symphony No.5  |  三重県  |  不明  |  2006年10月21日

    マーラー5番の29枚目のCD 思えばショルティ(70年)とマゼールのCDでこの曲を聴き始めたのが20年以上前、懐かしさと共に購入したCDです。 70年の演奏が張りつめたような緊張感で統一された演奏。 鷹のような眼光鋭いショルティがそこにあるが、この演奏は会場がウィーンということもあり、暖かみのあるマイルドな演奏。 シカゴ響の響きも艶があり、すばらしい。 願わくば、最終楽章のコーダは一気に突っ走ってほしかったが、ショルティが「そんなに急いでどうする・・・」笑っているような気がする。実演を聴きたかった。  

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