みうる  |  新潟県  |  不明  |  2012年11月19日

解散が決まっている彼らの最後のアルバム。 聴いたら落ち込みそうな気がして、発売されてからしばらくは購入できずにいました。 やっと心の準備ができて、聴いたら良かった。良いアルバムだと思った。 作品全体にそこはかとなくさびしさは感じるものの、最後と決めて作られたにも関わらず、変な湿っぽさはなく、 かといって空元気みたいな感じでもなく、 ラストアルバムとして聴き心地いい。素晴らしいと思う。 女性ボーカルが苦手な私がフーバーオーバーを好んで聴けたのは、同性だからか感じとってしまう「こう見せたい」「こう見られたい」っていう、ある種の下心のようなものが岩沢正美さんの歌声には全く感じられなかったからで、 それはきっと、いつでも真実と向き合う、岩沢さんの真っ直ぐな人間性があるからではないかと思います。 私にとっては貴重な存在であり、 楽曲の秀逸さも変わりはないのに、 これが最後というのは、本当に残念でなりません。 夕やみの中で静かに輝く宝石のようなアルバムです。

 

太陽の塔  |  大阪府  |  不明  |  2012年10月19日

これがラストのアルバムなのかなぁ？めちゃくちゃいいバンドだけに解散はショック。言葉遊び的歌詞に、ひねくれポップで、でもしっかりロック。音楽ファンにもライトユーザーにも受けるポップセンスなのに伸びなかったなぁ。こうやって音楽センスがあるバンドが姿を消していくのは残念